この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
お正月に台座付きの破魔矢を買ったのだが二本とも当日壊れてしまった。台座と破魔矢の接着面が狭すぎて無理があったようだ。ネジを使って修理したら強度アップして直すことができた。
目次
修理箇所の確認
台座から破魔矢が取れたのだが強度的に色々と問題がありそう。
秒で台座から外れる破魔矢
子供たちが買った台座付きの破魔矢が瞬殺で壊れた。子供たちの扱いが乱暴だったのもあるがいくら何でも強度が低すぎる。
ボンド固定
台座と破魔矢の固定はボンド。速乾性の木工用ボンドではないかと思う。
接着面の狭さと負荷
木工用ボンドはかなり強力だが接着面が狭いと強度がでない。しかも棒状のものを固定するので負荷がかかりやすい。
修理方法検討
初めは釘での修理を検討したがネジの方がよさそうだ。
ボンドで失敗
実は壊れた直後にボンドで修理したのだがまたすぐに壊れてしまった。まぁどう考えてもボンドでは無理そうだ。
ネジか釘か
強度を上げるためにはネジか釘の金属で固定するしかない。上は2.5ミリのサラネジで根元にネジ山がなく締め上げることができる。はじめは釘での修理を考えていたがネジの方が強度がありそう。
破魔矢の修理
ボンドでの取り付けが無視そうなのでネジを使う。
1. 台座のスミ付け
対角線を引いてザックリ中央を出す。今回はそこまで精度はこだわらない。
2. 台座の下穴
台座が薄く下穴を開けないと確実に割れそう。柔らかい木なので板チョコのように割れるだろう。ネジの太さが2.5ミリなので1.8ミリくらいの穴を開けたいがそんな細いドリルはない。とりあえず錐を使って何とかする。
以下参考商品。
あまり太く穴を開けると固定出来ないので完全に貫通はさせない。
少しでも貫通したらOK。
ネジ頭が出ないように座繰りをアートナイフで作る。裏側なのでざっくりで構わない。
3. 破魔矢の下穴
破魔矢側にも固定用の下穴を開ける。可能な限り垂直に穴を開ける。こちら側は割れることはないと思うのできっかけになるくらいの穴でいい。
4. ネジによる固定
台座側はネジ山の無い部分になるので先に貫通させてもよい。破魔矢が垂直に結合しているのを確認しながら少しづつネジを回す。
台座との垂直を確認しながら慎重に・・・。
座繰り部分にネジ頭が収まるまでネジを占め混む。
5. 完成
ボンドに比べ10倍くらい強度がありそう。台座と破魔矢をグリグリ動かしてみたがピクリともしなかった。ネジで締め上げることで強度が高まったようだ。
まとめ
この狭い接着面でボンド固定ははじめっから無理。やるなら丸い穴を開けて破魔矢を差し込むような木組みにしないとダメだろう。金属を使わないで作りたいのはわかるが強度設計がひどすぎる。強度的にはネジ固定が最適解であった。
- ボンドの接着面が狭いと強度がでない
- 狭い面積の場合はネジ固定が有効
- 破魔矢をボンドで固定するのは設計ミスに近い
ネジなしで強度を出すなら木組みにしないとダメだと思います。