LINEアプリの設定を徹底見直し【アカウント編】～メール・パスワードでログインとログイン許可の設定には注意～

LINEアプリのアカウント設定でセキュリティ的に問題がないか確認した。結論を言うと「メールアドレス」、「ログイン許可」、「メール・パスワードでログイン」の三つには注意が必要。初心者向けの推奨設定は本記事末尾のまとめに記載してので参考にしていただきたい。

アカウント設定の見直し

LINEアプリのアカウント設定メニューの内容をセキュリティ的に問題がないか見直す。

まずはLINEアプリにログイン。右上にある歯車のアイコンをタップ。

メインメニューが表示されるので「アカウント」をタップ。

アカウントの設定メニューが表示される。以降設定項目それぞれについて確認する。

電話番号

基本的に電話番号は設定されたままで問題ない。

メールアドレス

メールアドレスはパスワード再設定時に使用するので必ず設定しておく。

メールアドレスを登録しておくと、LINEアカウント引き継ぎの際にパスワードを忘れていても再設定ができます。メールアドレスを登録するには以下をご確認ください。

引用：メールアドレスの登録・変更方法｜LINEみんなの使い方ガイド

パスワード

パスワードは引継ぎやPCでのログインなどで必要になる。このパスワードは思ったより出番が少ない。機種変更する場合は忘れずに設定しておくこと。

生体情報

生体情報を登録しておくとパスワードなどの設定時に生体認証が必要になる。どこまで有効かわからないが設定しておいた方がいいだろう。

Facebook

SNSのFacebookと連携し情報を引き継いだりすることができる。どのデータがどのように連携されるのか詳細がわからない。連携する場合はリスクを理解したうえで行うこと。基本的に上級者以外は連携しない方がいい。

Apple

筆者はAndroidユーザーなのでこの設定は見送る。どのような情報が連携されるか理解した上級者ユーザーは連携してもよい。

連動アプリ

LINEの友達リストに企業の公式アカウントなどを追加する機能。筆者の端末では某PCメーカーと連動していたが広告がうっとおしいので即解除した。仕組みやリスクを理解した上級者だけ使えばいい。

トークリスト表示コンテンツ

トークリストにニュースやお天気などと表示させる設定。基本うっとおしいので解除していいだろう。電車の運行状況などは別アプリのリマインダーを使えばよい。

ログイン許可

これはPC版のLINEを使う人だけチェックを入れる。逆にPCでLINEを使わない人は必ずチェックを外しておく。

メール・パスワードでログイン

ONにするとアカウント乗っ取りの危険性が高まる。基本はOFFに設定。

アカウントを削除

筆者は誤って「友達自動追加」を設定してしまい知られたくない人が友達に登録されてしまったことがある。その時断捨離も含めこの機能でLINEアカウントを削除した。またLINE IDを変更する場合もここで一度アカウントを削除する必要がある。

まとめ

アカウント編で確認したのは全部で11項目。

*1:SNS初心者向けのおすすめ設定。

セキュリティ的に気になったのがこの3つ。特に「メール・パスワードでログイン」は必ずOFFにしておきたい。リスクを下げるためPC版を利用しない場合は「ログイン許可」もOFFにしておく。メールアドレスはパスワード紛失時に必要なので忘れずに設定。生体情報もセキュリティ的に有効なので可能なら登録しておこう。

どんな情報が流れるかわからないので上級者以外は無駄に連携しない方がいいです。