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スープライディングが十分に出来るようになった次はいよいよ板の上で立ち上がるスタンディング。スピードが出ていると板が安定するので簡単に立てるようになるだろう。陸上でのトレーニングも効果的なので合わせて練習すると良い。
本稿は週末サーファーとして10年ほど活動した筆者の経験に基づいたものです。初心者から中級者に向けた講座でありエキスパートやプロフェッショナルとしての見解ではありませんのでご了承ください。
本稿は基本的にショートボードを想定している。
目次
板の上に立つ
スープライディングで波に押され十分なスピードがでるようになったらスタンディングの練習へ。
スープライディングからの延長
スープライディングでスピードが出るようになったら板が安定してくるので板の上に立ち上がることができる。スピードが出ていない状態で立ち上がるとバランスが取れないのでスープライディングでグイっと十分なスピードが出せるようになってからスタンディングにチャレンジ。
【波乗り初心者講座】(14)スープライディング~スープライディングで波をつかむ感覚を覚えるのが上達の近道~
スタンスの違い
右足前がグーフィースタンスで左足前がレギュラースタンスとなる。スタンスの割合はほぼ半々で自分が乗りやすい方でいい。筆者の場合は無意識に右足が前にいってしまったのでグーフィーになった。嫌でも利き足になってくるのであまり考えずやってもいいだろう。
立ち上がり方
腹ばいの状態から忍者みたいにサッと中腰になって立ち上がる。両足をスッとお腹の下に引き込むような感じで一瞬で姿勢を変える。慣れてくると1~4までの動作が1秒以内になるハズ。
(1) 腕を伸ばして体を反る
板が走りだしたら両手を伸ばしてテイクオフのタイミングを計る。
(2) 前足を胴体の下へ
前足を胸の下へ引き込む。(2)から(4)は一瞬の動作となる。目線は常に進行方向へ。
(3) 両足を胴体の下へ
腕を支えに両足を胸のしたへ引き込む。
(4) 中腰で立ち上がる
立ち上がり中腰になってバランスをとる。
スタンスとボードに乗る位置
スタンスは肩幅程度に広げ棒立ちにならないよう膝を曲げてバランスを取るのがポイント。スープライディングの場合は板の中心に乗ってバランスがとれればOK。上級者がオフザリップなどの技を入れる場合は後ろ足をデッキパットにステップバックすることがある。立ち上がる練習の時はバランスのとりやすい中央で問題ないと思う。荷重が後ろ過ぎると失速してしまう。
ちょっと極端ではあるが板の中央でバランスをとる。前過ぎるとパーリングしてしまい後ろ過ぎると失速してしまう。前後左右のバランス感覚を身に着けよう。
陸上練習はアリ
腹ばいから立ち上がる動作は普段したりしないので自宅で練習しておくといいだろう。ちょっとした筋トレにもなるので時間がある時にやってみよう。
まとめ
スピードが出ていれば板が安定しているのでしばらく立ち上がっていられるようになるハズ。中腰でバランスを取りながら進行方向へ目線を向けるのがポイント。スープライディグからのテイクオフ練習であれば数こなせるので繰り返し練習しよう。
- テイクオフの動作はサッと1秒以内で
- 立ち上がったら中腰でバランスをとる
- 陸上練習は効果あり
忍者みたいに音を立てずサッと立ち上がるのがポイントです。