【製品レビュー】UTEBIT クランプ 雲台~クランプで1/4ネジのカメラ、ライト、レフ板を固定する~

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

物撮り用のLEDライトを固定するためにクランプ雲台を購入した。価格*1の割にしっかりとした作りで期待以上。取り付け位置も四ヶ所あり色々な使い方ができる。三脚やスタンドに比べコンパクトで場所を取らないのが魅力。デスクでカメラを固定して使いたい場合におすすめ。

*1:2019/10/17に1,598円で購入した。

注意

仕様などは2019年10月のもので最新の情報と異なる可能性があります。ご了承ください。

購入したのはクランプと雲台のセット。

クランプと雲台別売りもあるがセットで買った方がお得だった。

クランプ雲台の外観

見た感じ質感が良く強度もありそうでコスパ製品にしては良い作りをしている。強いて不安点を挙げるなら樹脂製クランプハンドルの強度。樹脂と金属の組み合わせなので力を入れすぎると破損する可能性がある。ここを金属で作ってくれていれば満点だった。

雲台は小型ながら思ったよりも固定力がある。ただしクイックシューではないため取り外しに手間がかかる。頻繁に雲台から付け替えるような場合はクイックシューを使いたい。

本体

重いが丈夫そうで質感がよい。金属、樹脂、ゴム部分ともに安っぽさは感じない。

この円盤部分を回しクランプを固定する。樹脂と金属の組み合わせなのであまり力をいれて締めすぎない方がいいだろう。先端は1/4ネジで土台はゴム製。メインで使うのはこの位置だろうか。

クランプの上側はやや堅い樹脂で出来ている。柔らかい机でクランプを締め付けすぎると凹むので注意。接地面積が小さいのが強度的に気になる。切れ込みがあるので頑張ればポールなどにも取り付けられそう。

クランプの下側はやや堅めのゴム製。こちらにも切れ込みあり。

横に1/4ネジがふたつ。上についた斜めのネジにはゴムが付いていないので使いづらい。下のネジは裏から回せるので取り付けやすい。

底面はゴム付き。高さを出したくない場合にはこちらを使う。

雲台

全体的に品質は良いが一眼レフには小さすぎる。あとクイックシューがないので取り付けがすこし面倒。

小型だが思ったよりもしっかり固定できる。

切れ込みが一か所あり90°傾けられる。

底面に1/4ネジ穴。

雲台の取り付け

クランプのハンドル部分に取り付け。高さが欲しい場合はここに取り付ける。

サイドの上側に取り付け。この部分だけゴムパーツが付いていないので傷がつく恐れがある。このネジをメインで使う場合は傷防止用のシールなどを貼っておきたい。

サイド下に取り付け。この部分は裏にハンドルが付いていて固定しやすい。

底面に取り付け。高さを出したくない場合はここだろうか。ここはゴムが付いているので傷の心配はない。

使い道はわからないがクランプの下部に1/4のネジ穴が開いている。

クランプの取り付け

クランプの設置面積が小さいが十分な強度がある。ハンドルの強度が気になるので締め付けすぎには注意した方がいい。

横にはさむ

デスクに取り付けるとこんな感じ。固定部分の接地面がやや少ないがしっかりと固定できた。

逆に取り付けると低い位置で使える。取り付け位置が複数あるので好きなポジションで対象を設定でき便利。

机の厚みは45mm。カタログだと60mmまで取り付け可能となっていたが、実際に計ると58mmくらいが限界だった。個体差があるかもしれないが気を付けた方がいい。55mm以下であれば問題ないだろう。

ちょっと気になったのがこのハンドル。クランプを固定する時に使うのだがちょっと不安。樹脂と金属の組み合わせなので強く回すと破損する可能性がある。場所によっては落下の可能性もあるがあまりきつく締めすぎない方がよさそうだ。

縦にはさむ

場所によってはこのような使い方もできる。突起物などがある場所であれば色々使えそう。でも、デスクメインだとこの使い方はないかな。

使用例

一眼レフ、LED照明、レフ板のみっつを固定してみた。

一眼レフカメラ

約1キロ(本体760g + レンズ425g = 1,185g)の一眼レフを取り付け。クランプ部分は問題ないが雲台が少し不安。あとクイックシューがないので取り付けが大変だった。一眼レフの固定で使う場合はもう少し大きい雲台を使った方が良いだろう。

試しにFotopro C4iの雲台を付けてみた。大きさがあるのでかなり安定する。一眼レフをメインで使う場合は大きめの雲台を別途用意することをおすすめする。落下リスクを考えると小型の雲台で一眼レフの固定は心配。

Fotopro C4iの後継機。

小型LED照明

もともと物撮り照明用にこのクランプ雲台を購入した。LEDリングライトは193gと軽いため問題なく固定できる。ただしLEDライトに配線があるため雲台の取り付けが少し面倒。クイックシューを間にはさむともう少し使いやすくなるかも。ただ、照明専用のクランプ雲台として常設するなら問題ない。

物撮り用に購入したLEDリングライトについてはこちら。コンパクトでコスパがいいためおすすめ。

【製品レビュー】UTEBIT LEDリングライト~超コスパの物撮り用LED照明~

スタンド無しのLEDリングライト。

【取り扱い無し】UTEBIT 5W LED リングライト
2020年12月19日時点この商品の取り扱いなし。

レフ板

物撮り用に購入した1/4ネジ固定できる折りたたみレフ版。重量は238gと軽量で大きさはあるが問題なく固定できる。雲台ひとつだと位置調整が難しいのでフレキシブルアームなどと併用した方が使いやすいと思う。

少し変則的に取り付け。クランプを逆向きに付いてFotopro C4iの雲台を間に入れてみた。うーん、レフ板はフレキシブルアームがないとちょっと難しいかな。しばらくは手持ちで撮影しよう。

この三角レフ板は小物の物撮りに便利。コンパクトで片手で持てるので気に入っている。日中の撮影でも活躍中。

created by Rinker
UNPLUGGED STUDIO
¥2,363
(2024/11/21 04:18:18時点 Amazon調べ-詳細)

まとめ

まずはクランプから。価格の割にしっかり作られており取り付け強度も十分にある。気になるのはクランプを回すハンドル部分だけ。樹脂製なのでフルパワーで回したら一発で壊れる。そのためクランプの締め付けにはかなり気を付けている。1/4ネジが4ヶ所あり色々な角度で取り付け可能。価格を考えると非常に満足できる製品である。

クランプのポイント
  • 価格の割に品質がよく剛性がある
  • 1/4ネジが4ヶ所についており色々なパターンで使える
  • クランプを固定するハンドルが樹脂なので耐久性が心配

付属の雲台も価格の割にしっかりしている。小型だが思ったより固定する力が強い。1キロ以上ある一眼レフにも使えるが強度にやや不安が残る。一眼レフなどでも問題なく使えるが適正はコンデジ。コスパがよく用途によってはおすすめできる。

雲台のポイント
  • 価格の割に品質がよくしっかり固定できる
  • 一眼レフなどの1キロ以上あるカメラにはあまり向かない
  • クイックシューが無いので頻繁に取り外すケースには向かない

撮影用照明の固定で使っているが便利。三脚やスタンドと違いコンパクトなので場所を取らないのがいい。かなり気に入っているためレフ板用にもうひとつ購入しようか検討しているところ。デスクに1/4ネジで固定したいものがある場合におすすめ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です。入力した「コメント」、「名前」、「サイト」は一般公開されます。匿名の場合は「名前」にニックネームを使用してください。