【完全版】ダイソンV7V8のクリアビンの取り外し~クリアビンが開かない閉じない場合は取り付け直すと改善する~

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ダイソン掃除機のV8でクリアビン(ゴミが溜まる場所)のフタが開かなくなったり閉じなくなったりすることがある。これは故障ではなくクリアビンを開くツメの状態がおかしくなってしまった時に発生。破損したりしたわけではなくゴミ捨て時にクリアビンのフタ開放が解除が正しく動作していないだけなので正しく設定し直せば問題ない。ここではサイクロン部とクリアビンの取り外し取り付け方法について解説する。もしクリアビンのフタが開かなったり閉じなくなってしまったらクリアビンを取り外しもう一度取り付け直してみよう。クリアビンのフタロックトラブルはだいたいこれで解消すると思う。

注意事項

本稿はクリアビンのトラブル改善を保証するものではありません。故障の状況によっては改善しない場合もあります。

本稿ではダイソンV8を例に説明しているがV7もほぼ同じ作りなので同様の方法でクリアビンの取り外しができる。

ゴミ捨てが開かない閉じない

クリアビンの底フタはサイクロン部を上に引き上げたタイミングで「クリアビンのフタを開くツメ」でフタがこじ開けられる。ツメが上手く連動しないと開かなくなったり閉じなくなったりしてしまう。パーツの破損が無ければクリアビンを取り付け直すことで状態が改善することが多い。

閉じない

クリアビンの下部にはふたつの赤いツメがついている。ひとつは「クリアビンを固定するツメ」でクリアビンを取り外す時に使用する。もうひとつは「クリアビンのフタを開くツメ」でこのツメが下に押し出されクリアビンの底フタがこじ開けられる仕組みになっている。なのでクリアビンのフタが閉じなくなってしまうケースは「クリアビンのフタを開くツメ」が出っぱなし(開く状態)になってしまい閉じなくなる。サイクロン部を取り付けることでこのツメのロックが外れるのだが何かしらの問題でロックが戻らなくなってしまう。これを戻すにはクリアビンを取り付け直すことで解決する。

開かない

サイクロン部のレバーを上に引き上げることで先ほどの「クリアビンのフタを開くツメ」が下に押し出されクリアビンのフタが開く。こちらも何かしらの問題でストッパーが押し出されなくなるとフタが開かなくなる。場合によっては引き出す時にかなり力がいる場合もある。しっかり上まで引き抜いた状態でフタが開かなければ前述の閉じないケース同様にクリアビンを一度取り外した方がいい。

クリアビンの取り外し

クリアビンの開閉に問題がある場合はクリアビン取り付け直すと改善する場合がある。ここではクリアビンの取り外し方法につてい説明する。

1. レバーを引き上げる

本体上部にある赤いレバーを上に引き上げる。

正常な状態であれば上に引き上げたタイミングで「クリアビンのフタを開くツメ」で底フタが開く。

2. ロックの解除

モーター部に「サイクロン部取り外しツメ」がある。

ツメを押したままサイクロン部を上に引き抜く。

3. サイクロン部の取り外し

サイクロン部がスライドして上方向に外れる。

サイクロン部には粉塵が溜まっているのでマスク(可能なら防塵マスク)を着用すること。

これでサイクロン分の取り外しは完了。この状態ではクリアビンの底フタが開いた状態になっている。この時点でクリアビンの底フタが開いていないようであれば内部のロック機構が正しく動作していない可能性がある。

4. クリアビンのロック解除

クリアビンの底面を確認。

クリアビンを固定するツメをを押してロックを解除する。

ツメを指で押したままにしてクリアビンを下にスライドさせる。

5. クリアビン取り外し

モーター部からクリアビンが取り外される。

これで本体からサイクロン部とクリアビンが分離できた。

クリアビンのロック機構について

クリアビンの底フタはサイクロン部と連動して動作するのようになっている。このロック機構の仕組みについて説明する。この仕組みを知っておくとトラブったときに参考になると思う。

クリアビンを固定するツメ

本体のモーター部についている赤いツメでここでクリアビンをロックしている。底フタとの連動については関係ない。

サイクロン部取り出しツメ

サイクロン部を上にスライドさせたあとこのツメを押すことで取り外すことができる。これも連動機能には関係ない。

サイクロン固定用スライドレール

サイクロンの側面についたスライドレール。このレールが「クリアビンのフタを開くツメ」と連動する。

クリアビンのフタを開くツメ

先ほどの「サイクロン固定用スライドレール」と「クリアビンのフタを開くツメ」が連動してクリアビンの底フタが開く。

オープン機構スイッチ

「サイクロン固定用スライドレール」と「クリアビンのフタを開くツメ」を連動させるスイッチ。モーター部に取り付けられている。底フタが開いた状態を「クリアビン底フタオープン状態」と呼称する。オープン状態の時にクリアビンの取り付けができる。

こちらは「クリアビン底フタクローズ状態」でクリアビンの底フタが閉まる状態。このクローズ状態だとクリアビンの取り付けができない。

クリアビンの取り付け

ここではクリアビンの取り付け方法について説明する。ロック機構に問題があると取り付けできない場合があるので仕組みを理解しておこう。

1. クリアビンの接続

モーター部にクリアビンを取り付ける。クリアビンにふたつの穴がありこの部分をモーター部本体に接続する。穴の位置を合わせて上にスライド。

クリアビンを上にスライドさせるとクリアビンがモーター部に刺さる。この時オープン機構スイッチがオープン状態になっていないとクリアビンの取り付けができない。

Point

オープン機構スイッチがオープン状態でないとクリアビンの取り付けができない。

オープン状態なので「クリアビンのフタを開くツメ」が押し出たままの状態になっている。

クリアビンを取り付けた直後の状態は底フタが開いたままの状態になっている。

2. サイクロン部の取り付け

次にサイクロン分を取り付ける。サイクロン固定用スライドレールをモーター部に差し込む。

サイクロン部を下にスライドさせる。このときサイクロン部固定用の赤いツメは押す必要はない。

そのままライドさせるとカチッといってはまる。

最後ロック機構が動作する直前にかなり固くなり中々サイクロン部がはまらない。

最後ここから硬いのでグイっと押し込む。

カチッと音がして奥までサイクロン部がはまる。

サイクロン部が完全に取り付けられるとロック機構が動作して「クリアビンのフタを開くツメ」がフリーになる。

ツメが引っ込むのでクリアビンの底フタを閉めることができる。

パチッとフタを押し込む。

クリアビンの底フタをぴったり閉まるのでちゃんと閉まらない場合はロック機構が正しく動作せずツメが邪魔している可能性がある。そのような場合は再度クリアビンを取り付けなおそう。

これでクリアビンの取り付けは完了。

まとめ

クリアビンの底フタの開閉の仕組みを知っておくとトラブった時に対処しやすい。クリアビンやサイクロン部を掃除する時も取り外すと楽なので取り外し方法は知って置いて損はないだろう。フタの開閉に問題がでたらクリアビンの取り外しで何とかなるハズである。

もしクリアビンが破損したらダイソン公式オンラインストアでパーツ購入できるので部品交換で対応可能である。

ポイント
  • クリアビンにはロック機構がありサイクロン部と連動している
  • ロック機構の不具合でクリアビンの底フタが開かなくなったりと閉じなくなる場合がある
  • ロック機構お不具合はクリアビンの取り外しと取り付けで概ね改善する

クリアビンのフタが閉まらなくなった時はかなり焦りました。

 

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