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書籍「テレビは見てはいけない」を見てから苫米地氏に興味がでてYoutube動画を何本か見てみた。正直テレビが洗脳メディアと気づいている人にとってはピンとくる内容が多いのではと思う。経歴はすごいが風貌ややっていることがやや怪しくとっつきにくいが書籍や動画は面白い。書籍の中にも出てくる「コンフォートゾーン」の動画をざっくり見ていきたい。
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本稿は筆者の個人的な感想なので参考程度に見ていただけると助かります。
目次
コンフォートゾーンって何
コンフォート(快適)なゾーン(空間)である。コンフォートゾーンにいるとIQが上がるらしい。
参考動画
サラリーマン時代にコーチングの本を何冊か余談だがその時はあまり活用できなかった。今になって苫米地氏の動画をみて何かしっくりくるものがありコーチングが何か非常に興味がでてきた。
ホメオスタシス(生体恒常性)
まず、すべての生命がこのオメオスタシスを持っているらしい。エアコンの温度設定のようなもので生物は一定の状態を保ち続けようとする傾向がある。なのでコンフォートゾーンからはずれるとホメオスタシスが働いて無意識にコンフォートゾーンに戻そうとする力が働く。これは生命を維持するための無意識防御反応でもある。
コンフォートゾーン
生命はホメオスタシスで無意識にコンフォートゾーンを維持しようとするわけであるが、「コンフォートゾーンから外れるとIQが下がる」らしい。スポーツの試合でアウェーの勝率がわるくなるのもコンフォートゾーン(いつものホーム)から外れるからである。慣れてくるとコンフォートゾーン内に入りIQも下がらなくなる。例えば同じようなプレゼンを何回かやっていたら慣れて緊張しなくなってくるのもコンフォートゾーン内に入ったから。
ゴール
筆者もサラリーマン時代にビジネス書を読んでゴールの重要性はわかったつもりでいたがちょっと違った。苫米地氏のいうコーチングでのゴールとはコンフォートゾーンの外にあるものらしい。ちょっと自分のイメージと違った。よくビジネス書で「達成するのが難しいものをゴールに設定した方がいい」なんて書いてあるがこちらの方が明確でわかりやすいかも。たとえて言うと「今務めている会社の社長になる」はコンフォートゾーンの内側にありゴールにはならない。達成する方法も思いつかないようなものがゴールと定義している。
クリエイティブアボイダンス(創造的回避)
人はコンフォートゾーンに戻ろうとする時にクリエイティブになるらしいのだ。例えば、会社で新しいプロジェクトを任されそうになった時にコンフォートゾーンを維持するためクリエイティブにプロジェクトをやらない理由を探すんだとか。やりたくない事から逃げるときに必死になるやつだろうか。何となく日常でこんなことがあるような気がする。人の脳はコンフォートゾーンに戻るために非常にクリエイティブになる。そうなると前述のゴールにたどり着けないじゃんっ!!
ゴールの条件
コンフォートゾーンから外れたゴールを達成するのは難しい。ホメオスタシスがあるので無意識にゴールから遠ざかろうとする。それをゴールに向かわせるのがどうやら苫米地氏の言うコーチングらしい。ゴールは本当に欲しいゴールであることが大前提で現状がゴール達成のために向かっている必要がある。達成が非常に困難なゴールであってもそれに向けて環境などを積極的に変えていくことで将来への臨場感を上げていくのがポイント。
まとめ
無意識が自分をゴールから遠ざけることがわかった。そもそもゴールを設定できてないしゴールが何かをわかっていなかったので無意識も何もないか。やっぱ人は現状維持が楽なのでそこに落ち着くんだろうか。現状に不満を抱いているにもかかわらず何も行動しないのも無意識でホメオスタシスが働いているからなんだろう。現状を愚痴りながらも無意識に現状に満足していると。このコンフォートゾーンとホメオスタシスの呪縛(洗脳)から逃れるのがコーチングなのかもしれない。
- コンフォートゾーンから外れるとIQが下がる
- ゴールとはコンフォートゾーンの外にある
- 人の脳はコンフォートゾーンに戻るために非常にクリエイティブになる
- ゴールは本当に欲しいゴールであることが大前提
普通に生活してたらゴールなど設定できない気がします。