【エフィカシー体験談】経験ゼロから大企業への転職~今考えてもあり得ないと思えるが当時は根拠のない強い自信があった~

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コーチングやエフィカシーが続いたので自身のエフィカシーについての体験談を紹介したいと思う。筆者はほぼありえない状態から大企業へ転職できたのだが、今考えるとエフィカシーのおかげだと思う。学歴も実績もゼロの状態で当時は本当に達成できると心から思っていた。いやぁ無知ってある意味すごい。

注意事項

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ゼロの現状

IT業界に就職する前はすべてがゼロの状態であった。

学歴ゼロ

筆者は恥ずかしながらまったくと言っていいほど勉強をしたことがない。受験勉強どころか学校の宿題さえもまともにやった記憶がない。学習塾に通うなど異世界の出来事である。その状態でよく今まで生きてこれたと自分でも関心するくらいである。人は学校の授業を何となくボーっと聞いているだけで何とかなるのだ(おいおい)。

職歴ゼロ

就職活動に失敗した筆者は半年ほど「クソニート」であった。素行も悪くやる気もないので当然雇ってくれる会社などない。そんな人間を雇うのはブラック起業くらい。

経験ゼロ

はじめて就職したブラック起業ではつぶしの効くスキルを身に着けることができなかった。しかし今思えば現状に違和感を感じる良いきっかけになったと思う。

エフィカシーは不可能を可能にする

リアルに将来を想像すると現実がそれについてくる。

怪しい自己啓発本

はじめて働いたブラック起業で先輩から自己啓発本をもらった。それには夢をかなえる方法が書いてあり内容はこんな感じだったと思う。

「自分が達成したい目標を10回心の中で唱えなさい。その時目標が達成できると信じること。少しでも目標達成を疑う心があればやり直し。」

もう25年くらい前の話だがハッキリと思い出した。目標達成を疑わずに10回唱えることができたら夢がかなうって話だったと思う。今考えたらアファメーションそのもの。当時アホだった筆者はそれを真に受けてしまい本当に夢がかなうと思い込んでしまった。たしかその時は「俺は社長になるぜっ!!」とか言ってた気がする。しかし、そのブラック企業の従業員たちは筆者をバカにするどころか応援してくれた。今考えると工場のパートのおばちゃん達はドリームサポーターだった。おばちゃん達の「きっと出来るよ」が臨場感を上げたんだと思う。

テレビで見たサラリーマンにあこがれる

テレビで見たんだと思うがスーツを着て大都会で働くサラリーマンがすごくカッコよく見えた時期がある。今思えばスーツなど社畜ゾンビの象徴でもう着たくないんだけど、当時は違った。アホみたいなおっきなビルでIDカードぶら下げて美人OLと打ち合わせとか。田舎でくすぶってた筆者にとって大都会のサラリーマンへのあこがれは非常に強かった。最終的には社長になるのがゴールであるがいつしか大都会のサラリーマンが途中経過に設定されていた。

無茶苦茶なロードマップ

当時20歳の筆者のロードマップはこんな感じ。

ゴールへのロードマップ
  1. ブラック企業でもいいのでITエンジニアとして実績を積む
  2. 中堅企業にキャリア採用される
  3. 大企業にキャリア採用される
  4. 大企業で学んだことを生かし起業する

実績ゼロから中堅企業にいくことすら普通に考えたら難しいのだが運よく大企業で働くことができた。実績や学歴ゼロの筆者が大企業で働くとか普通ならありえない話であるが実際に実現している。コーチングで臨場感とあったが、この時たしかに筆者は「大都会でサラリーマンとして働く」という臨場感が高かった。テレビでみたような大都会のサラリーマンとして働く自分の姿がハッキリとイメージできていて、その数年後気づいたら丸の内で買ったオーダーメードスーツを着て東京の大企業で働いていた。超大企業の打ち合わせなんかにも運よく参加させてもらったりしたので良い思いでになった。

ただ、落ちとして会社員としての経験は起業の役にほとんどならない。今になってわかったのだが会社員と起業家のマインドがあまりにも違い過ぎる。会社の役員や経営にかかわるレベルまで行けばいいのだが中間管理職あたりだと起業家のマインドとの乖離がすごい。起業を目的とするならサラリーマンを長くやらない方がいい。会社員のマインドが染みついてもとに戻れなくなってしまう。

まとめ

エフィカシーを高めてサラリーマンとして頑張ったもののゴールからかなり離れてしまった。ただし、漠然とした「大都会でスーツを着て働く」という臨場感のあるイメージは高いエフィカシーによって達成できた。結果としてあまり役にたたない里程ではあったがエフィカシーのすごさを思いっ知ったのである。

今考えるとかなり無茶なロードマップである。実績も能力もないのに本気で達成できるとかよく思い込んだなと。普通に考えたら頭がおかしい人。ただ、プログラミングが無茶苦茶好きだったのが幸いしたかも。システム開発がゲームで遊んでるのとかわらない感覚だったので毎日16時間働いても一切苦に感じることはなかった。コーチングのゴール定義が「何としても自分がやりたい事」というのは重要なポイントなのかもしれない。

ポイント
  • 経験の浅いアホほどエフィカシーを上げやすい
  • エフィカシーが高いと本当時現実になる
  • 会社員と起業家のマインドは大きく異なる

行動に迷いがでないのもエフィカシーが高い時の特徴だと思います。

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