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サーフィンをやっていると必ず出会うのが「クラゲ」である。毒の無いクラゲもいるが基本は「激痛」の毒タイプに遭遇することが多い。刺されるとビックリするくらい痛くそのあと猛烈にかゆくなったりと至れり尽くせり。
本稿は週末サーファーとして10年ほど活動した筆者の経験に基づいたものです。初心者から中級者に向けた講座でありエキスパートやプロフェッショナルとしての見解ではありませんのでご了承ください。
危険生物については筆者の体験などを参考に執筆しています。安全を保証するものではありませんでのご注意ください。クラゲ毒に関してはアナフィラキシー反応などのリスクもありますので細心の注意を心がけてください。
目次
クラゲ類
筆者が遭遇したクラゲは主に静岡県の海岸に生息している者である。地域によって違いもあると思う。
ミズクラゲ(ヨツメクラゲ)
これは水族館などでもよく見かけるクラゲ。
毒のない(あまりない)クラゲなので見つかたら持ち上げたりしてたな。意外にコシがあって硬い感じがする。
刺胞を持つが、刺されてもほとんど痛みを感じることはない。ただし、遊泳中に皮膚の角質の薄い顔面にふれたときに、人によっては多少の痛みを感じる。
カツオノエボシ(電気クラゲ)
海に浮いていることもあるが海岸に打ち上げられていることも多い。乾燥して粉になった毒素が目に入ってかゆくなるなんてことも効いたことがある。打ち上げれた青いクラゲを見たら近づかないようにしょう。
触手に強力な毒を持っているため、非常に危険な生物である。刺されると「電気クラゲ」の俗称の由来である、痺れるような激痛が走り、くしゃみや咳のほか、心拍数の上昇、時に呼吸困難などを引き起こし、痛みが数日間続く。2度目に刺された場合、アナフィラキシーで死亡に至ることがある。
知り合いのサーファーはカツオノエボシにやられて救急車で運ばれたらしい。友人が看護師なので危険を察知して対応してくれたとか。アナフィラキシーショックなど危険があるので十分に注意したいところ。
アンドンクラゲ
海でクラゲに刺された時何クラゲにさされたか正直わからないことが多い。が、このアンドンクラゲは激痛でさされたあとにミミズ腫れのようになる。サーフショップのオーナーが言うには「このクラゲが一番ヤバイ」とのこと。クラゲに刺され割増で痛いことはあるがそれはアンドンだったのかも。
本種はカツオノエボシと共に電気クラゲと呼ばれて嫌われている種である。人が刺されると激痛を感じ、患部はミミズ腫れのようになる。殆どの場合において大事には至らないが、その痛みの強さから、一度でも刺されると印象に残りやすい。
甲殻類
チンクイがウェットスーツに入ると全身ヤラれる。
チンクイ
筆者はこれに全身さされ丸二日間寝れなかったことがある。こいつは本当にヤヴァい。海の中ではあまり確認できないが正体はエビやカニの幼生。筆者がさされた時は小さな川の河口だったがゴミや海藻が漂っているような場所はちょっと怪しいかも。
魚類
日本でのサメの被害は少ないがサメを見かけたらすぐに逃げよう。
シュモクザメ
これは聞いた話であるがサメがよく目撃されるポイントなどで強ち嘘ではないのかも。そのサーファーはブレイクする前の波の中でそのサメを目撃。焦って直ぐに海から上がったらしい。確実にひとより大きく2メートルを超えていたそうだ。
大型のサメ
これは筆者の体験。概要のポイントでサーフィンしていたら岸から釣り人がこっちを見て笑っている。気付くと隣にいたサーファー集団も岸へ。近くでなぶらが発生していると思ったその時。目の前にサメの背びれが海面から現れた。目の前に現れたサメの背びれはプラスチックが金属のようで生き物のような感じではなかった。5メートルくらい前に浮き出たヒレは50cm以上はあったと思う。その時魚に詳しい方(水産関係の仕事で魚類の知識が豊富)がいたので聞いたら「サメの可能性が高く5m近いサイズ」とのことだった。その時筆者は必至でパドルして岸まで戻った。あの背びれは今でもハッキリと覚えている。
まとめ
クラゲもサメも命にかかわることなので十分に注意したい。現実的にはサメよりもクラゲの方が怖い。特に2回目に刺された場合はアナフィラキシーショックのリスクがあり命にかかわる。もしクラゲに刺されて気分が悪くなったら岸に戻ってすぐに救助を求めよう。
- 海には危険生物がいて注意が必要
- 日本の海にも大型のサメがいる
- クラゲに刺され気分が悪くなったら要注意
海で捕食中の大型のサメに遭遇とかいい思い出です。