棚の高さをDIYで変更~固定されたカラーボックスの棚をドリルで何とかする~

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

本を収納するためにカラーボックスやラックを探したが丁度良いサイズが見つからない。固定式のコミックラックであれば奥行がちょうどいいが棚の高さが足りない。結論を言うと固定式の棚をDIYで位置変更し必要な本を収納することができた。ドリルで穴を開けて棚の位置を変えただけであるが効果は絶大。多少手間はかかるがやるだけの価値はある。本の収納に困ったら参考にしていただきたい。

注意事項

固定された棚を無理矢理変更することで破損する可能性がありますのでご注意ください。

カラーボックスに本を収納

カラーボックスなどを使ってコスパ重視で書籍を収納する。

本のサンプル

ほとんどの本を捨てたが残っている本は、文庫本、四六判、 A5版がサイズが多い。

本のサイズ 高さ(ミリ) 幅(ミリ) サンプル 本の数
1 文庫本 148 105 火の鳥
2 四六判 188 128 嫌われる勇気
3 A5版 210 148 ミライの授業、ワンダー
4 不明 235 185 イタリアン
5 B5判 257 182 ナウシカ
6 AB版 257 210 グリーンガーデン
7 不明 287 210 寅さん

カラーボックス

書籍収納に使用するカラーボックス。

コミックラック

不二貿易のコミック収納ラック。ネットで変えてコスパが良いので個人的におすすめ。この価格で本棚は普通買えない。

created by Rinker
不二貿易(Fujiboeki)
¥2,454
(2024/04/19 15:01:07時点 Amazon調べ-詳細)

カラーボックス 高さ 奥行
不二貿易 本棚 205ミリ 165ミリ

高さ的に収納可能な書籍は、「文庫本」、「四六判」のふたつ。奥行は「A5版」まで可能。

ニトリカラボ

こちらもコスパ最強のカラーボックス。重い書籍を収納すると耐久性がないため破損する可能性がある。

カラーボックス 高さ 奥行
ニトリ カラボ 可変 280ミリ

棚の高さを変えられるので高さは自由。奥行も280ミリあるので大き目の書籍はほとんど収納できる。

A5版問題

奥行が浅く本棚として使いやすいコミックラックであるがひとつ問題がある。多くあるA5版の書籍が高さギリギリで入らない。A5版の幅が148ミリなので、奥行165ミリのコックラックにスッキリ収まる。コミックラックにA5版を収納できればスッキリ収納できるのであるが棚の高さが固定でなのでどうにもならない。

高さを変更する

A5版を収めるためにコミックラックの棚の高さを何とかしたい。

1. 設計

無駄なくスペースが使えるように設計。

材質

コミックラックの材質はパーティクルボードと呼ばれるもの。木のクズをボンドで固めて板状に成型。確認したところ中空になってはいないので別のところに穴を開けることは可能。

家具の素材についてはこちら。

家具の材質を自宅にあるもので紹介~長く使える無垢材や質感の良いオイル仕上げ~

棚固定方法

コミックラックの棚はすべて横からネジで固定。中間の棚もネジ固定なので基本的に棚の高さ変更はできない。

棚の位置変更

A5版がゆとりをもって入る高さに変更したい。

棚の位置を2か所ずらしてA5版が2段入るようにする。

2. 墨付け

A5版が2段入る位置に棚を移動し横穴を新設。パーツの位置がわからなくなりそうなので印を付ける。

棚を固定するネジ穴に垂直線を引く。

水平に新しい穴の位置に墨付け。

実際にA5版の本を置いて位置を確認。

3. 穴あけ

5ミリのドリルでA5版が入る位置に穴を開ける。

錐で下穴を開ける。

木材を下に敷いて穴あけ。

パーティクルボードなのでキレイに穴が開かない。穴の周辺はあとで処理するのでこの程度でよし。

4. 棚取り付け

新しく開けた穴に棚を取り付ける。棚の位置をずらしたので背面パネルの隙間ができてしまった。

新しく開けた穴に問題なく固定できた。

5. 背面パネル

A5版を入れるために広げた棚には背面パネルの隙間ができてしまった。しかし、本を詰め込めば背面パネルがほとんど見えないのでこの隙間は無視していい。

棚の幅が狭まった部分はどうしても背面パネルがはまらない。取り付けておかないと本が後ろに落ちてしまう。カッターナイフでカットできそうな気もするが失敗するリスクが高い。

スリットに背面パネルが入らないので貼り付けることにした。まず固定部分に下穴を開ける。

木ネジを使って無理矢理固定。ねじ頭をひっかけて背面パネルを固定している。

棚に重なった部分は後ろからネジで固定。

ネジ頭だけで固定したが意外にしっかり取り付けられた。

6. 仕上がり確認

棚板をずらしたことで背面パネルが収まらなかったが何とかなった。

A5版の背面

10ミリほどの隙間ができたがほとんど気にならない。

引きで見てもこんな感じ。

文庫本の背面パネル

スリットの外側に背面パネルを取り付けたのでスリットが丸見え。ちょっと気になるが本を入れてしまえば気にならない。

全体

A5版が入ったことですっきりと収納できた。

まとめ

色々と本棚を探したがどうしてもちょうどいいサイズのものが見つからなかった。しかし固定式の棚を無理矢理変更することですべて解決。棚はネジ固定なのでドリルで穴を開ければ何とかなる。ちょっとした手間で門がスッキリ収納できるので気になる方は試していただきたい。

ポイント
  • カラーボックスの棚の位置は無理やり変更できる
  • 背面パネルは適当に固定してもあまり気にならない仕上がり
  • 棚固定でもドリルさえあれば何とかなる

A5版が収納できて非常にスッキリしました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です。入力した「コメント」、「名前」、「サイト」は一般公開されます。匿名の場合は「名前」にニックネームを使用してください。