この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
HDDレコーダーをコスパ重視で購入。チューナ数やHDDの容量など低予算で購入する場合のポイントなどをまとめた。最適な購入モデルやメーカーは時期によって異なるが、「型落ちモデルの本体HDD低容量狙い」は普遍的に使えると思う。色々な再生機器で使えるSeeQVaultと呼ばれる外付けHDDについて検討したが個人的には時期尚早と判断。あまり深堀出来た話ではないがHDDレコーダー選びの参考になれば幸いである。
価格や仕様などは2020年2月に確認したもので最新の情報と異なる可能性があります。ご了承ください。
筆者はDIGA以外のHDDレコーダーを使用したことがありません。他のメーカーのHDDレコーダーについては知識がありませんでのでご了承ください。
目次
HDDレコーダー買い替え
妻のお母さんにHDDレコーダーを譲ることになったので3年ぶりと、今回は早めのサイクルで買い替えとなった。
購入要件
残しておきたい子供向け番組が多く大容量モデルを検討したがかなり割高。外付けHDDを使えば容量問題はクリアできそうなので割安な低容量モデルを狙いたい。
- 予算を押さえたい
- 残しておきたい番組が多い
- 録画番組を引越ししたい
予算を押さえたい
調べてみると型落ちモデルが割安であることが分かった。更に低容量モデルはかなり割安。筆者の購入タイミングだと型落ちモデルが2~3割ほど安くなっていた。最新モデルにこだわらないならこちらの方がよさそう。
残しておきたい番組が多い
これは外付けHDD(USB-HDD)を使えば解決。推奨モデル以外でも動作するようなのでコスパを重視したい。
録画番組を引越ししたい
こどもが何度も見る番組があるので買い替え時に録画番組を移行したい。買い替え前のモデルは「Panasonic DIGA DMR-BRG2030(2017年 5月19日 発売)」である。他社製品のレコーダーでも番組の引っ越しが可能なようだが同じメーカーの方が安心かな。
買い替えのポイント
筆者はDIGA以外のHDDレコーダーを使ったことが無いため以降は話半分で見ていただきたい。
DIGAでいいのか
HDDレコーダーはDIGAしか使ったことがないので他社製品がどうなのかわからない。価格.comなどを見るとソニー、東芝、シャープなども人気があり評判も良い。長年パナさんを使っているのでここは深く考えずDIGAを選択した。特にDIGAを強くおすすめしているわけではない。
ただし、DIGA同士の場合はかんたんダビングがあり引越しが楽そう。
ディーガからディーガへ買い替える場合、お手持ちのレコーダーで録画した番組や写真を、LAN経由で新しいディーガへ、かんたんにダビングできます。
引用:買い替えはカンタン? | ブルーレイ/DVDレコーダーの選び方 | ブルーレイ/DVDレコーダー DIGA (ディーガ) | Panasonic
DIGA以外でも引越しは出来そうなのでDIGAに固執しなくでもいいだろうか。
●他社製レコーダーはLANケーブル直結はできません。ルーター経由の接続が必要です。
引用:買い替えはカンタン? | ブルーレイ/DVDレコーダーの選び方 | ブルーレイ/DVDレコーダー DIGA (ディーガ) | Panasonic
お引越しダビングは他社製だとシャープしか記載がなかった。DIGAと他社製レコーダーの引っ越しについては情報が少なかったので割愛させていただく。
参考
お引越しダビング動作確認情報 | 動作確認情報一覧 | ブルーレイディスクレコーダー/プレーヤー | お客様サポートPanasonic
操作性など多少の不満はあるが問題なく使えているのでDIGAでいいだろう。
番組の引っ越しをスムーズにしたいので特にこだわりはないがDIGAを選んだ。
型落ちモデルが狙い目
DIGAの3チューナー低容量モデルを比較してみる。
価格の比較
以下のふたつは同等機能の発売時期が異なるモデルである。型落ちモデルが2割以上安いので新モデルにそれだけの価値があるかがポイントとなりそうだ。
製品名 | 発売日 | 価格*1 |
---|---|---|
おうちクラウドディーガ DMR-BRT1060 | 2018年10月19日 発売 | ¥38,999 |
おうちクラウドディーガ DMR-2T100 | 2019年 8月23日 発売 | ¥49,700 |
*1:2020年1月19日時点の価格.comでの最安値価格。
1Gモデルが送料込みで49,700円。
引用:価格.com – パナソニック おうちクラウドディーガ DMR-2T100 価格比較(お届け先地域:東京)
同系統の型落ちモデルが送料込みで約39,000円。新モデルよりも2割以上安い。
引用:価格.com – パナソニック おうちクラウドディーガ DMR-BRT1060 価格比較(お届け先地域:東京)
新機能の確認
新モデルに追加された機能を確認し比較。メーカー公式サイトでDMR-2T100の新機能を確認できる。
引用:DMR-2T100・DMR-2CT100 | 商品一覧 | ブルーレイ/DVDレコーダー DIGA (ディーガ) | Panasonic
製品紹介ページで新機能の説明がある。
引用:DMR-2T100・DMR-2CT100 | 商品一覧 | ブルーレイ/DVDレコーダー DIGA (ディーガ) | Panasonic
新機能について一通り解説してある。
引用:2019年夏 レギュラーモデル[新機能] | 商品一覧 | ブルーレイ/DVDレコーダー DIGA (ディーガ) | Panasonic
紹介されている新機能は全部で五つ。
- かんたんディスク保存
- メッセージ付き写真/動画
- スマホでアルバムを作成・編集・消去
- 写真/動画をSNSでシェア
- 録画番組の録画モード変換/一括削除(有料)
HDDレコーダーで写真や動画を管理していないので筆者には新機能は不要であった。
新機能 | コメント |
---|---|
かんたんディスク保存 |
写真や動画などはPCで管理しているので必要なし。HDDレコーダーで共有できるのは便利そうだが今は使い慣れたPCの方がよさそう。 |
メッセージ付き写真/動画 |
写真の共有などはLINEグループなどでできるから無理してHDDレコーダーを使う必要はないかな。 |
スマホでアルバムを作成・編集・消去 |
この機能も使う予定なし。 |
写真/動画をSNSでシェア |
SNSの投稿でDIGAを使う必要があるのだろうか? |
録画番組の録画モード変換/一括削除(有料) |
録画モードの変更をHDDレコーダーを使ってから一度も使ったことがない。無くても問題なさそうだ。 |
新機能が必須でなければ型落ちモデルで問題なし。
普段使いならチューナーは3つ
今まで3チューナーで特に問題なかったのでこのままでよさそう。家族が多い場合は6チューナーを検討した方がいいかな。子供が大きくなったら6チューナーではなく3チューナー2台にしたい。
利用者が少なければ3チューナーでよし。
割安なHDDの低容量モデル
1TBから2TBにアップすると二万円以上価格が上がる。外付けHDDに比べかなり割高。2TBを買うなら差額で外付けHDDを買った方が容量も多く安く上がる。2TBを選ぶ理由が見つからない。
型番 | 要領 | 価格*1 |
---|---|---|
DMR-BRT1060 | 1TB | ¥39,400 |
DMR-BRT2060 | 2TB | ¥61,509 |
DMR-BRG3060 | 3TB | ¥84,466 |
*1:2020年1月20日時点の価格.comでの最安値。
残したい番組は外付けHDDへ
以前外付けHDDのレビューで録画に失敗するといったコメントがあった。1話だけ見逃すとか辛いので番組の録画は本体HDDを使った方がよさそうだ。残しておきたい番組は外付けHDDに移動して容量問題を解決。
外付けHDDがあるので本体は低容量でOK!!
推奨HDD以外でも使える?
外付けHDDのレビューを見ていると推奨HDDでも問題なく使えている人が多いようだった。中には正しく録画ができないなどの問題もあるようだが録画は本体HDDに任せれば問題ないだろう。
自己責任だが推奨HDD以外も問題なく使える。
SeeQVaultは割高で使い勝手が悪い?
現状DIGAの機能制限と価格を考えるとSeeQVaultはまだ早いかなと思う。
SeeQVault(シーキューボルト)とは
ざっくり言うとSeeQVaultとは、著作権保護されたテレビ番組などをPCやHDDレコーダーなど色々な機器で再生できる仕組みである。HDDレコーダーの外付けHDDに保存したテレビ番組は通常他の機器で再生することができない。SeeQVaultに対応したHDDを使うことで保存したテレビ番組を他の機器で再生できる。
公式サイトはこちら。
参考
いつでも、どこでも、いつまでも。たいせつな映像作品をSeeQVault(シーキューボルト)公式サイト
説明はこちらの方が簡潔でわかりやすいかな。
参考
SeeQVault(シーキューボルト) とは?バッファロー
SeeQVaultの価格
筆者が確認したタイミングでは同じ要領で価格が倍であった。SQVの機能にこの価格差分の価値があるかがポイント。
型番 | 価格*1 |
---|---|
HDV-SQ4.0U3/VC | ¥21,181 |
HD-NRLD4.0U3-BA [ブラック] | ¥9,375 |
*1:2020年1月22日時点の価格.comの最安値。
DIGAでSeeQVaultを使う
DIGAでのSeeQVault仕様がこちらにまとめられている。
参考
ディーガで使うUSBハードディスクで、SeeQVault対応と通常録画用とは何が違う? – ブルーレイレコーダーPanasonic
気なる部分をいくつか確認。
直接番組録画できないのは問題ないかな。手間だけど残しておきたい番組だけムーブすればいい。
放送番組をUSBハードディスクに直接録画できません。
内蔵HDDからのダビングはできます。(新4K衛星放送番組を除く)
引用:ディーガで使うUSBハードディスクで、SeeQVault対応と通常録画用とは何が違う? – ブルーレイレコーダー – Panasonic
今回SeeQVaultを見送る最大の原因がこれ。DIGAでSeeQVault対応HDDを使った場合番組編集ができなくなる。タイトル編集やまとめ番組ができないと残しておきたい番組を管理できなくなる。ただし、アプリやPCなどの編集などの回避策はあるかもしれない。
USBハードディスクの「部分消去」「番組分割」「まとめ」などの番組編集ができません。
引用:ディーガで使うUSBハードディスクで、SeeQVault対応と通常録画用とは何が違う? – ブルーレイレコーダー – Panasonic
SeeQVaultに直接番組録画ができず移動するとコピーワンスになってしまう。BDやDVDへの複製が出来なくなるのは痛い。いつかこの仕様が改善されてくれればいいのだが。
USBハードディスクから内蔵HDDにダビングできますが、ダビング10番組は「1回だけ録画可能」な番組として記録されているためダビング後USBハードディスクには残りません。(ムーブとなります。)
引用:ディーガで使うUSBハードディスクで、SeeQVault対応と通常録画用とは何が違う? – ブルーレイレコーダー – Panasonic
価格と機能制限を考えるとSeeQVaultはまだ早い。
筆者の購入モデル
2019年12月にHDDレコーダーと外付けHDDを購入した。時期によって最安値や型落ちモデルが変わるので参考程度に見ていただきたい。
HDDレコーダー
筆者が購入したレコーダーがこれ、「DIGA DMR-BRT1060」。2018年10月19日発売なので約1年前のモデル。新機能を一通り確認したが必要なものはまったくなかったので躊躇なく型落ちモデルを選択。4万円以下で購入できたのでコスパ的には満足している。
型番 | DMR-BRT1060 |
発売日 | 2018年10月19日 |
容量 | 1TB |
チューナー数 | 3 |
HDDレコーダーも10年前に比べると安くなったな・・・。
外付けHDD
バッファローやアイ・オー・データ機器のHDDを選んだ場合中身が何になるかわからない。筆者は長年Western Digitalを愛用しているのためできればWestern Digitalを使いたい。筆者が選んだのはWestern Digitalの4TBモデル。推奨モデルではないがレビューを見る限りHDDとしては問題なさそう。
まとめ
10年前に比べるとHDDレコーダーも安くなったなぁと思う。この手の家電は性能が上がって価格が下がる傾向にあるのでハイスペックや高額モデルは割に合わない。お得な価格帯のモデルを選んで買い替えるのが吉。
- HDDレコーダーは割安な型落ちモデルがおすすめ
- 外付けHDDがあるので低容量モデルで十分
- SeeQVaultはもう少し様子を見たい
HDDレコーダーは大幅なリニューアルなどが無い限り型落ちモデルをおすすめしたい。容量についても外付けHDDを使った方がコスパが良いのでHDDレコーダー本体は低容量モデルがお得。SeeQVaultの機能は魅力的だがもう少し普及してDIGAの編集機能が改善されてから検討したい。新しい技術は普及してからの方が安全。
購入後に旧レコーダーから新レコーダへ録画番組を移動した。多少手間がかかるのでHDDレコーダーの引っ越しを検討している方は参考にしていただきたい。DIGAのお引越しダビングについてはこちら。