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純正のストロボが高くて買えないのでコスパ製品を購入。定番のGODOXにしようかと思ったのだがさらにお得なNEEWERを選択。レビュー評価も高いので問題ないかと思ったが色々と・・・。そもそもストロボを普段使っていないので良し悪しはわからないが、撮影品質については問題なさそう。
良さそうな製品ではあるのだが、ひとつ、大問題がある。それは「製品からのグリス漏れがひどく使い物にならない」ことである。これにより、50万円以上するカメラボディがグリスでベトベトになるとか狂気である。あまりにもひどいので捨てようかと思ったのだが諦め半分で分解したら何とかなった。
価格や仕様などは2024年1月に確認したもので最新の情報と異なる可能性があります。ご了承ください。
ストロボの分解は感電や火災の可能性があり危険を伴う可能性があるため、自己責任でお願いします。
目次
ストロボ選び
筆者はNEEWERを選んだがGODOXの方が無難な気がする。多灯するならGODOXでそろえた方が安心できそう。
純正ストロボ
ニコンの純正品となると「スピードライトSB-5000」か「スピードライトSB-700」の二択となる。発売日とコスパを考えるとちょっと購入できない。光の質もあると思うが選びづらい。
GODOX
もはやド定番のストロボ。1万円以下で買えるモデルもあるので入門するなら純正以外が無難である。
NEEWER
GODOXと比べると若干不安。ただ、2~3割安いのでそれで納得できるならいいだろう。筆者はこのモデルを購入。グリス漏れを除けばかなり満足している。
NEEWER Z1-Nのグリス漏れ
分解してひどいグリス漏れを何とかする。
グリス漏れ
ストロボの可動部分からグリスがどろどろとにじみ出てくる。分解せずにグリスを拭き取ったのだが全く歯が立たなかった。このグリスが粘性が高くベトベト感が半端ない。手に着いたグリスがカメラやレンズに付着するともう地獄である。
このにじみ出てくるグリスは分解しないと無理。
ストロボの分解
このグリス問題を解決するには分解する意外に方法はない。しかし、感電の恐れもあるストロボを分解するのはハードルがかなり高い。
しかぁーし、感電しながらも分解している動画が非常に参考になった。たぶん、この動画が無かったらストロボの分解はしていなかったと思う。動画の主様ありがとうございます。
ストロボの分解清掃
ものによって分解手順が異なるのでここではザックリと紹介する。
ストロボの放電
分解前にバッテリーを抜いて2日間くらい放置。感電のリスクがあるので注意したいところ。2日で本当に放電できるかは不明なのでご注意あれ。
ネジ箱の準備
ストロボのネジが場所ごとに長さ、サイズ、形状がことなる。どこのネジが本当にわからなくなってしまう。100円ショップなどで買える小分けボックスを準備して分解した順番にネジを補完する。
分解する時はネジの取り付け場所を忘れないようにご注意ください。
可能ならスマホなどで分解工程を撮影しておくとよい。静止画でも動画でもいいので撮影しておくといざと言うときに役にたつ。
わかりやすい部分の分解
ネジが見える部分は手当たり次第に分解してイケば問題ない。ただし、裏表のあるパーツはどちらかわからなくなる可能性があるのでマスキングテープで印をつけておくとよい。
サイドパネルはがし
接着剤でとめてある円形状のゴム板を外すとネジ部分にアクセスできる。中々剥がれないが力を入れればなんとかなる。あとは思い切りが必要である。
ツメはずし
実はネジを外しただけではパネルを外すことはできない。内部にツメがあり多少強引にやらないと分解できない。破損する可能性もあるので注意しながら分解しよう。
グリスの清掃
今回はこのためだけにパーツクリーナーを準備した。手間と出費を考えるとGODOX買っておけばよかった気がするわ。
まとめ
本当に捨てようと思っていたストロボが復活してよかった。分解せずにグリスを拭き取ろうと何度もチャレンジしたがそのたびグリスまみれの地獄を味わうことに。こんな簡単に分解できるならもっと早く分解してグリスを拭き取って置けばよかった。正直この手間を考えるとGODOXにした方が無難な気がしてならない。
- ストロボのグリス漏れは分解しないと直らない
- ストロボの分解は感電する可能性があり危険である
- 自己責任ではあるがストロボを分解することは可能である
あの動画が無かったら分解をあきらめていたと思います。