吊るし(既成品)のウェットスーツで大丈夫!?~フルスーツは要注意だがスプリングやショートジョンなら問題ない~

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昔に比べ今はウェットスーツが安く手に入るようになった。既製品であればさらに安い。サイズに融通の利くスプリングであれば吊るしで十分である。フルスーツであっても多少水は入るが既製でも十分に行けることがある。価格がネックでウェットスーツ購入に足踏みをしている方は既製サイズを試してみてはいかがだろうか。

注意事項

ウェットスーツや販売店についての意見は筆者の個人的な見解ですのでご了承ください。販売店によっては本記事の説明と異なる場合があります。

コスパで考えるウェットスース

サーフィンなどで使うウェットスーツについて。

種類 価格 フィット感
フルオーダー ★☆☆☆☆ ★★★★★
セミオーダー ★★★☆☆ ★★★☆☆
吊るし(既製品) ★★★★★ ★★☆☆☆

フルオーダー

体のサイズを細かく計測し本人にぴったりとあったサイズでオーダーメイド。価格が一番高いが使用頻度が多ければ基本はこれ。まれにセールなどがあり格安でオーターできることがある。繁忙期を避けるのがポイント。

セミオーダー

首や手首サイズなど一部を調整できる吊るし製品。首回りや手首、足首に隙間があると水が入り温度を維持できなくなる。微調整だけなのでフルオーダーに比べ安い。

吊るし(既製品)

こちらはTシャツなどと同じで決まったサイズ。価格が一番安くサイズがあればこれが一番コスパがよい。

既製品でも大丈夫か?

スプリングは吊るしがおすすめ。利用頻度が少なければフルスーツの吊るしもあり。セールで掘り出し物があれば狙ってもいい。

フルスーツ

フリーダイビングの講習でフルスーツをレンタルしたのだが意外に問題は無かった。基本サーフィン用のウェットスーツはすべてフルオーダーしているが意外にフルスーツも行けるかも。利用頻度が少なくレンタルは嫌と言う人は既製品のフルスーツでもイケる可能性がある。伸縮性があるので意外に何とかなりそう。以前先輩がはじめてサーフィンするのにネットで既製のフルスーツを購入したが問題なかったようだ。お試しで買うならフルスーツの吊るしもアリかもしれない。

ロンスプ、シーガル、ロングジョン

シーズン的に水が多少中に入る前提なのでフルスーツに比べれば余裕だろう。ただし体系的に筋肉があり過ぎたりやせすぎていると合うサイズがない可能性もある。

スプリング

スプリングに関してはオーダーする意味がないと思う。水が入るの前提だし首回りのサイズだけ気を付ければなんとかなる。やるとしてもセミオーダーで首回りの調整するぐらいだろう。

首回り調整

吊るしならジップアップがおすすめ。

ジップアップ

背中にジップがありマジックテープで首輪まりをぴったりと固定する。ベルクロで調整できるので既製品でも問題なく使える。

ネックエントリー

背中にジップがなく首回りの生地がやわらかくなっておりそこから着る。首回りの調整ができないので緩いと水がガバガバ入ってくる。

ショップで調整

工場の直売であればサイズ調整が可能。送料はかかるかもしれないが工場で調整することが可能。買い直すより安い。

どこで買うか

ざっくりと購入店ごとの特徴をまとめた。ただし個人的な見解なので細かい部分での違いはあるかもしれない。

お店 価格 コメント
サーフショップ ★★★☆☆ オーダー吊るし両方可能。試着可能。最新モデルを選べる。お店のサポートがある。
量販店 ★★★★☆ オーダー吊るし両方可能。試着可能。最新モデルを選べる。サーフショップに比べ安いことが多い。
工場直販 ★★★★☆ 格安でフルオーダー可能。修理調整等のサポートが受けられる。
ネット ★★★★★ 基本吊るしのみ。格安で購入できる。

本気でサーフィンやるならサーフショップでコスパ重視ならネットの吊るし。

サーフショップ

コスパで考えるとちょっと厳しいがメリットが多い。本気でサーフィンするのであればサーフショップ一択だと思っていいだろう。ライトユーザーにはおすすめできない。毎週サーフィンに行く人もサーフショップで購入するメリットがある。

量販店

サーフショップとネットとの中間にあるお店。サーフショップと違い手厚いサポートはない。ものによってはネット並みに安いことがある。安く購入できて試着できるメリットは大きい。

ネット

基本は吊るしだがオーダーもあり。とにかく安いのが魅力。送料別で試着後の交換も可能。

工場直販

ウェットスーツ工場で直販をやっているところがある。もちろん工場なので修理や調整が可能。

ネットで購入

ネットでコスパのよさそうなスプリングをチェック。

ジップアップタイプ1万円以下とコスパよし。

価格は多少上がるがジップレスでもこの価格。

サイズ確認

以下製品スプリングのサイズと自分のサイズを比較してみた。

場所 自分のサイズ M ML MLW
身長 163 165 170 170
体重 58 56 63 66
背丈 64 66 70 70
股下
胸囲 90 86 89 93
腹囲 79 69 72 78
尻囲 90 85 88 92
首囲 36 35 36 37
肩幅 37 42 43 44
太もも囲 37 50 52 54
足首囲

股下と足首囲はスプリングなので関係なし。ぽっちゃり系のMLWはなさそう。もう少し痩せていればMサイズがベスト。今の緩んだ体系だとMLが無難かも。太ももは実寸サイズを問い合わせたところたたんだ状態で18cmとのこと。サイズ表の50cmは間違いのようだ。

MかMLか

ハッキリいってスペックだけでは判断できない。レビューを見てもどちらともいえない感じ。ぴっちりMサイズか?ゆったりMLか?腹囲を考えるとMLが無難だろうか・・・。

ふない「(MLサイズ)ぽちっ!!」

コメントを見る限りMLが最適と判断しぽちってしまった。ダメなら交換する。

まとめ

昔はプロショップで購入していたがサーフィンの回数が激減したので最近ではネットで購入することが多い。ホームポイントもなく年に2、3回しか海にいっていない。毎年パドリングがつらくなりいつまで続けられるか不安。今年の夏は少し回数を増やしたいのでスプリングを新調しようと思う。まだ届いていないがこれを機に海に行けたらいいな。

ポイント
  • ウェットスーツの利用頻度が少ないならコスパ製品がおすすめ
  • 本気でサーフィンするならプロショップ
  • スプリングは吊るしで問題ない

ちゃんとしたプロショップだと上級者やエキスパートと交流できるのでメリットが大きいです。

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