【波乗り初心者講座】(16)波待ち~慣れてきたら板の中心に座って目線を高くし遠くの波を見つけよう~

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初心者にとっては意外に難しい波待ちであるがサーフィン中波待ちしてる時間が長いのですぐに慣れてしまう。なので特に気にする必要はないが簡単に解説する。

注意事項

本稿は週末サーファーとして10年ほど活動した筆者の経験に基づいたものです。初心者から中級者に向けた講座でありエキスパートやプロフェッショナルとしての見解ではありませんのでご了承ください。

留意事項

本稿は基本的にショートボードを想定している。

板の上に座り波待ち

ライディングコースで波待ちしていると怒られるので注意しよう。

波待ちする場所

基本的にはブレイクポイントのできるだけ奥に陣取る。疲れて休憩したい場合は連続して乗る気がない場合はブレイクポイントより少し沖にでる。割れない位置にいればボーっとしていても誰の邪魔にもならない。沖にいて巨大セットが入ったらチャンスなので迷わずゲットだ。

基本波がブレイクしない場所ならどこでもOKだが良い波を乗るなら割れるギリギリの部分でできるだけピークの奥側。ピークが混雑している場合は少し手前でこぼれ波を狙うこともある。ワイドピークが入ってきた時にインサイド側にチャンスがまわってくることも。

板の上に座る

板の上にまたがりバランスをとる。はじめのうちはノーズを海面から少し出して板をつかむと多少バランスがとりやすい。

だいたいこんな感じ。慣れるまでバランスを取るのが難しいが一日練習してたら出来るようになる。

足を回転させてバランスをとる

実は波待ち中は両足でバランスをとっている。うねりなどで海面がゆれるためただ座っているだけでは安定しないのだ。足をくるくる回すと方向転換したりうねりに対してバランスをとることができる。

実は波待ち中両足でバランスをとっている。海上からは見えないが海中ではみんな足をくねくねとまわしているのだ。慣れてくると無意識でやってしまうので波待ちしている本人は足でバランスをとっているという感覚はない。初心者は意識的にやるとバランスがとりやすいと思う。

足を使って座った状態で方向転換することもできる。

慣れたら板を水平に

上級者になると板の浮力が少なくなるので板が沈んで見える。ノーズが海面からでないように水平にした方が意外に楽なので慣れてきたらチャレンジしてみよう。

エキスパートの板は浮力が無いので波待ちの時に沈んでいることが多い。あと板の中心に乗ることで目線を高く出来遠くの波にいち早く気付くことができる。慣れてくると板をつかまずに波待ちできるようになる。

まとめ

サーフィンの9割以上がパドリングと波待ちなのでこの波待ちは嫌でもすぐに慣れると思う。正直あまり深く考えずに浮いていればいいのだ。

ポイント
  • 波待ちのポジションは波が割れないギリギリのところ
  • 初心者は両足をくるくる回すとバランスがとりやすい
  • 慣れてきたら板の中心に座り目線を高くする

たまにボーっとしていて転覆することがあります。

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