【波乗り初心者講座】(17)ドルフィンスルー~波が通過するまで海中で板を水平に保つのがポイント~

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

ドルフィンスルーはかなりテクニカルな部分が多く習得が難しいテクニックのひとつである。ただ小さな波であればそこまで難しくないので初心者はなんどもチャレンジして練習してほしい。大きい波やパワーのある波でのドルフィンは難易度が高めなので徐々に練習していけばいいだろう。

注意事項

本稿は週末サーファーとして10年ほど活動した筆者の経験に基づいたものです。初心者から中級者に向けた講座でありエキスパートやプロフェッショナルとしての見解ではありませんのでご了承ください。

留意事項

本稿は基本的にショートボードを想定している。

ドルフィンスルーの誤解

浮上するシーンを見るとすごく深く潜っているように見えるが実際はそうではない。

思ったより潜ってない

波の下をくぐるというとかなり潜っているように思うが実際はそうではない。潜るというよりも海面の下に行くといった感じ。

ドルフィンを見ているとすごい潜っているように見えるが実際はそれほど潜ってはいない。波の裏側に高さがあるため深く潜ったような感じになっている。なので潜るというよりも海面の下に入り波をやり過ごすといった感じ。ただ大波の巨大スープなどを超える場合はできるだけ深く潜った方が戻されにくい。

浮上のタイミングが思ったより遅い

ドルフィンスルーは波を超えるというよりも波の通過を海面の下で待つ感じ。弧を描いて波を潜り抜けるというよりも潜って波の通過をまって浮上といった感じ。

弧を描いで波の下を潜るというよりも海面に入って波の通過を待ち浮上。ノーズを少し上に傾けるだけで一気に海面まで浮上する。早く浮上してしまうと波に巻かれてしまうので波が自身の上を通過してから浮き上がる。

勢いが必要

潜って波の通過を待つだけなら停止した状態でもよさそうだが現実は違う。波が岸へ押し寄せる力に負けないよう沖へ向かう力が必要。よく連続でドルフィンスルーをする動画をみていると浮上してきた直後に必死でパドリングしているのがわかる。これは波の勢いに対してパドルによる推進力で力を相殺しているからである。

沖に向かう勢いなしでドルフィンをすると安定せずに失敗し波に押し戻されてしまう。ドルフィンを開始する前にできるだけパドルして沖方向への推進力を付ける。推進力があることでドルフィンの体勢も安定するし波の力に押し負けることもない。ドルフィンの直前は波に向かって勢いよくパドルする。

ドルフィンスルーの手順

感覚的なものが多いので文字で伝えきるのは難しいと思う。海でエキスパートのドルフィンを間近で観察したり、自身で色々試し研究してみるのがおすすめ。

1. 勢いを付ける

前述の説明でもあったがドルフィンの姿勢に入る直前まで沖に向かってパドリングする。沖に向かう推進力がないと波に押し戻されてしまう。推進力があることでドルフィンの姿勢も安定する。

しっかり勢いをつけないと押し戻されるので気合でパドルだっ!!

2. ノーズを沈める

テイクオフより少し前の位置で板を握ってノーズを沈める。板によってつかむ位置が異なるので良い位置を探す。なので板を買い替えた時にドルフィンが上手く出来ないなんてことも。初心者用の板は浮力が高いため若干沈ませづらい。

程よく斜めに沈み込む位置を探して握るのがポイント。初心者用の浮力のある板はちょっと前目をつかんだ方がいいかも。慣れなので自身で良い感じのポイントを研究しよう。

板を沈めるときは脇をぎゅっとしめる。この方が力が入りやすい。

ドルフィンの姿勢に入るタイミングは波のボトム部分が来る前に沈んでいられるくらいのタイミング。波の大きさや割れ方でもタイミングがかわってくるので自身で何度もためし研究するしかない。何度かやっていると効率よく波を通過できるタイミングがわかってくると思う。

3. テールを沈める

テールを足の先端で押して海中に沈める。デッキパッドおキック部分に足をかけると沈ませやすい。

デッキパッドのキック部分を利用して板を海中に沈める。けり過ぎるとノーズが上を向いてしまうのでほどほどに。しばらく海中に留まるのですぐには浮上しない。板を平行にしてその状態をキープする。

4. 波の通過を待つ

板を平行にして波が背中側を通過するのを待つ。

小さい波(胸以下)であればほんの一瞬であるが波が大きくなったら波の通過をちゃんとまってから浮上する。サーフボードが海中で水平になっていると簡単には浮上しないのでその場に踏みとどまることができる。一瞬ではあるがドルフィンは「潜る」→「待つ」→「浮上」といった工程となる。

この時上に上げた脚でバランスを取るのがポイント。不安定な状態をキープするのでバランスを崩すことが多い。後ろ足で海水をとらえ波待ちのときと同じ要領で体勢をコントロール。

5. 浮上する

波が通過したのを確認したら板を胸の方に引き寄せ浮上する。板は水平になっていると中々浮き上がってこないが垂直になると一気に海面へ浮上する性質がある。

波が通過したのを確認したら板を胸の方へ引き寄せる。すると板が一気に海面にむけて浮上する。この時推進力が生まれるのでその勢いをつかって一気にパドル。

まとめ

基本慣れなので何度も繰り返すしかない。小さな波の時は適当なドルフィンでも問題ないが。オーバーヘッド以上の波やハードコンディションになると本気ドルフィンが必要になってくる。波が大きい時は前の人や自信が失敗する可能性があるので少し離れた方がいい。10メートル以上先にいたサーファーがドルフィン失敗して気づいたら真横にいるなんてことも。波が大きい時は焦らずしっかりと勢いを付けて板を水平に沈めればそこまで戻されることはないと思う。

ポイント
  • ドルフィン直前までパドルして推進力をつける
  • 海中で板を平行にして波の通過を待つ
  • タイミングは何度も繰り返し研究する

大きく掘れた波でタイミング悪くインパクトを食らう時は板を捨てて潜った方がいいかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です。入力した「コメント」、「名前」、「サイト」は一般公開されます。匿名の場合は「名前」にニックネームを使用してください。