非純正の互換バッテリー問題~セル電圧を個別監視していないので爆発発火してすべてを焼き尽くす可能性あり~

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Youtubeのリコメンド(おすすめ)に上がってきた互換バッテリー火災動画をみてかなり驚いてしまった。内容はYoutuberが互換バッテリーの爆発火災ですべてを失ったというもの。調べてみると互換バッテリーには構造的な問題があり火災の可能性がありそうだ。分解して解説している動画では「セル電圧を個別監視をしていないので過充電→発火する可能性がある。」としている。火災に関しては容量の多い工具用のバッテリーが多いように思う。しかし、調べてみるとモバイルバッテリーやパソコンでの発火報告も見つかった。互換バッテリーにかかわらずバッテリーの取り扱いは注意した方がよさそうだ。

注意事項

互換バッテリーは重大なリスクがある可能性た高く使用する場合は十分な注意が必要です。

互換バッテリー体験

あたりはずれはあると思うが一眼レフなど高価な製品につかうバッテリーは純正を選んだ方がいいだろう。

コンデジの互換バッテリー

初めに使用した互換バッテリーはオリンパスの防水カメラ。価格はたしか純正の4分の1以下だったと思う。純正にくらべ容量は少ないようだったが問題なく使えていた。数年後に純正の方が膨張してきた。あたりを引けば大丈夫なのだろうか。

一眼レフの互換バッテリー

NikonD600の予備用の互換バッテリーを購入。2回目の使用で充電できなくなりアウト。高価な一眼レフに互換バッテリーを使おうとした卑しい行いの結果大失敗。気付いたら返品の期限も過ぎてたので泣き寝入り。価格が高いものほど安いバッテリーは注意した方がよさそう。

ダイソンのバッテリー

5年くらい使っているダイソンを互換バッテリーに交換。純正にくらべ容量も多くいまのところ問題なく使えている。

ダイソンV7青点滅で動かない~大容量コスパバッテリーへの交換で何とかする~

マキタ互換バッテリー解説動画など

よく動画で目にする問題が多いマキタの互換バッテリー。もともとマキタのバッテリーが高すぎるので互換バッテリーの需要はありそう。

【マキタ】互換バッテリーの闇を暴く。セル電圧を個別監視をしていないので過充電→発火する可能性がある。

互換バッテリーを分解して中身を検証するガチ動画。これもが答えと思ってもいいだろう。

マキタ互換バッテリーについての正しい知識!良質なバッテリーの見分け方をリビルドストアから勉強しよう [Rebuild Store]

比較的高品質な互換バッテリーを紹介している。しかし、イチケンチャンネルでリビルドストア製の互換バッテリーを分解しているのでちょっと心配。

純正品に近いと話題のヤツを買ってみた

リビルドストア互換バッテリーのレビュー動画。充電器での認識タイミングが純正と異なっている。

互換バッテリー分解解説

こちはらYoutubeではないが互換バッテリーを分解して解説している動画。

総評としては、純正品同等のセルの採用など従来の互換バッテリーと比較すれば確かに優れていてPSEが定める運用も守られている互換バッテリーではあるものの、電動工具用のバッテリーとして必要最低限求められる安全性にあと一歩達していません。当サイトの評価としては、このバッテリは非推奨と評価します。

引用:Rebuild Storeブランドのマキタ互換バッテリーを分解・検証 | VOLTECHNO

こちらもイチケンチャンネル同様にセル監視の配線を問題視している。

使用時に突然止まる

こちらは充電スピーカーで正しく動作しないといったレポート。

結論、まとめをしますと、リビルドストア社製のマキタ互換バッテリーは、セルの品質は良いので純正品と遜色ない容量です。しかし、マキタ製本体との基盤の相性?が関係するような Bluetooth 製品、インパクトやドリルのような一時的な回転製品にはクセが出やすい模様。

引用:リビルドストア社製マキタ互換バッテリーのレビュー – TEKI雑記

マキタ互換バッテリー火災事故関連

互換バッテリーを使う場合は十分に注意した方がよさそう。

【閲覧注意】爆発したバッテリーが原因で火災が起こり僕の趣味を全部失いました

工具用バッテリーが爆発し全焼という衝撃的な内容。原因は互換バッテリーの可能性が高いとか。これ見たら怖くて互換バッテリを使えなくなる。

互換バッテリー注意!!作業しながら充電してたんですが、いきなりボン!全焼させる所でした

リアルに燃えてる動画。一歩間違ったら大惨事である。

マキタ非純正互換バッテリー発火・炎上事故報告№1

互換バッテリーが危険なのはわかったが事故の可能性がどの程度なのか知りたい。

まとめ

発火の可能性が純正バッテリーのどれくらい高いのか正確にわかるなら互換バッテリーを使ってもいいかなと思う。例えば互換性バッテリーの発火する可能性が0.1%と低かったとしてもアタリを引いて全焼とか割に合わない。全焼のリスクを考えると互換バッテリーの選択は慎重にならざるを得ない。コスパ製品と称し本サイトでも怪しい商品を紹介してきたが火災などにつながるリスクのある製品は慎重に選んだ方がよさそうだ。ただ、安いというだけで選ぶと取り返しのつかないことになる可能性がある。

ポイント
  • 互換バッテリーによる火災等の事故が報告されている
  • セル電圧を個別監視しておらず過充電し発火する可能性あり
  • 互換バッテリーには重大なリスクがありそう

気安く互換バッテリーをおすすめしていた自分が恥ずかし・・・。

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