Batch Cat~WordPressの標準機能で実装されていないカテゴリー削除が一括で出来るプラグイン~

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WordPressでカテゴリーを一括削除しようと思ったが中々できない。しばらくして標準機能で出来ない事に気付きプラグインを使うことで解決。大量カテゴリーを単体で編集するのはかなり不毛なので素直にプラグイン等を使った方がよさそうだ。

注意

操作画面やプラグインの仕様などは2021年9月のもので最新情報と異なる可能性があります。ご了承ください。

対象バージョン

WordPress バージョン: 5.8
Batch Cat バージョン 0.3

Batch Catでカテゴリーを一括削除

WordPressの標準機能にないカテゴリーの一括削除の手順。実際に筆者が使用した手順を紹介する。

1. インストール

「プラグイン>新規追加」をクリック。キーワードに「Batch Cat」を入力。対象プラグインの「今すぐインストール」ボタンをクリック。

「有効化」ボタンをクリック。

2. 対象記事の抽出

「ツール>Batch Cat」をクリック。このプラグインは「ツール」の分類のようだ。

対象記事のカテゴリーを選択し「Search…」ボタンをクリック。対象のカテゴリーを含む記事が抽出され下のリストに表示される。

3. カテゴリーの削除

削除したい記事にチェックを入れる。次に削除したいカテゴリーにチェック。「Drop categories from posts」ボタンをクリック。

ボタン名 WordPress標準機能 コメント
Set categories to posts なし 設定してあったカテゴライズが無効になりプラグインで指定したカテゴライズに置き換える。
Add categories to posts あり プラグインで指定したカテゴリーを追加する。
Drop categories from posts なし 指定したカテゴリだけを記事から削除する。WordPress標準の機能ではない。

失敗した場合に備えカテゴリー変更前にサイトのバックアップをした方がいい。大量に変更する場合は少ない数で実験してからにする。全部置き換えたあとでトラブルに気付いても遅い。

Point

大量記事のカテゴリーを更新する前に少数記事で動作確認しておくことをおすすめする。

確認画面がでるので「ok」ボタンをクリック。

ちょっとここで問題発生。カテゴリー設定ツールで表示される記事数に制限があり大量に処理する場合同じ処理を何度かする必要がある。15記事づつの処理になるので100記事あったら7回のオペレーションが必要になる。回避方法がないか簡単に調べたが見つからなかった。

Point

1回で15記事しか処理できないので大量記事を処理する場合は繰り返しの作業が必要となる。

削除したいカテゴリーが無くなったら完了。

4. カテゴリーの削除確認

正しくカテゴリーが削除できたか確認する。

「投稿>カテゴリー」をクリック。削除したいカテゴリーの記事数が0になっている。

カテゴリーの編集は普段ありま使わないので使用後はセキュリティを考えプラグインを無効にしておく。

まとめ

はじめは手動でカテゴリーを付け替えようとしたがやらなくてよかった。多少手間だがプラグインを使った方はやい。単体で大量のカテゴリー付け替えは不毛なのでおすすめできない。

ポイント
  • WordPress標準機能はカテゴリーの一括追加ができる
  • WordPress標準機能ではカテゴリーを一括削除できない
  • プラグインを使えばカテゴリーの付け替えを一括してできる

移行時はカテゴリーの一括削除は必須です。

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