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カエレバでAmazonのリンクが突然作れなくなってしまった。原因はAmazonのPA-APIなる商品リンクを作成する機能に制限がかかったためである。Amazonアソシエイトユーザーになにか影響があるかと思ったらPA-APIを使ってない人にはほぼ無関係。しばらく手動でAmazonの商品リンクを付けていたが面倒でそろそろ限界。カエレバのように商品紹介のできるRinkerと呼ばれる商品リンクプラグインをみつけカエレバから乗り換えることにした。
目次
カエレバでAmazonのリンクが作れない
ある日カエレバのブックマークレットでリンクを作ろうとしたら上手く動作しない。かれこれ試行錯誤しているとふと気づいた。
カエレバは国内ショッピングモールを応援するサービスへ生まれ変わりました(2019/1/10)。Amazon検索とAmazonサイトからブックマークレットによるリンク生成はできません。詳しくはカエレバ・ヨメレバ切り替え完了のご報告と確認事項を御覧ください。
「楽天はリンク切れが多いのでできるだけAmazonを使いましょう」って言っていたと思うのだが。一体何が起きたのだろうか?
Product Advertising API
色々調べてみると原因はAmazonのPA-APIの仕様変更であった。
参考
[重要] Product Advertising API 利用ポリシーの変更についてアソシエイト・セントラル – ヘルプ
Product Advertising API通称PA-API。何度見てもPPAPにしか見えない。20年SEやっていたので何となく察しはついた。でもこのPAIが何で何に影響しているのかさっぱりわからない。しかも売り上げが発生しないと停止するとか怖いこと言っている。
Amazonの商品リンクを作成するのに、商品リンク作成ツールの『カエレバ』や『Rinker』、『WPアソシエイトポストR2』などのプラグインやを使用している人も多いと思いますが、Amazonから発表されたPA-APIの利用ポリシーの変更により、一定の条件を満たしていない場合Amazon-PA-API(以降はPA-APIとする)を利用した商品リンクの作成機能が使用できなくなる可能性がでてきました。
この方の説明で何となく理解。Amazonの商品DBから情報を引っ張ってくるAPIのようだ。今回仕様変更でこのAPIに制限がかかると。
PA-APIの制限内容
新たに加わったルールが「PA-APIを使っていて売り上げが発生しない場合利用できなくなる」である。
2019年01月23日以降、過去30日以内のPA-API経由の売上実績(発送済み商品売上)がない場合、PA-APIへのアクセスができなくなる可能性がございます。
ご自身のアカウントの直近のPA-API経由での実績を確認してください。
ただし、使用できなくなったあとに売り上げが上がればすぐに復活する。
過去30日内に売上実績がなかったためにPA-APIへのアクセス権を失った場合でも、Amazonアソシエイト・プログラムの他のサービス(アソシエイト・ツールバーなど)は引き続きご利用いただけます。PA-APIへのアクセスは売上実績が発生することで再びご利用いただけるようになります。
カエレバとPA-API
カエレバではサイトでPA-APIを使って商品画像などの情報を取得していた。しかし、PA-APIの仕様変更で回数の制限がかかり多くのユーザーを抱えるカエレバでは制限にかかりAmazonから情報を取得できなくなってしまった。過去にカエレバで作ったリンクは内部でPA-API使用していないため今まで通り使える。新規でAmazonの画像を使った商品リンクが作れなくなっただけ。
- カエレバで新たにAmazonの画像を使ったリンクを作成できない
- 過去にカエレバで作った商品リンクはそのまま使える
- カエレバのAmazon検索ボタンはPA-APIを使っていないので今まで通り使える
Amazonのリンクどうすりゃいい?
カエレバでは楽天を使いましょうと言っているが今まで「楽天はリンク切れが多いのでできるだけAmazonを使いましょう」と言っていたのが非常に気になる。Amazonでしか取り扱いがない商品の場合にちょっと困ってしまう。あと楽天よりAmazonの方が安い商品はどうしてもAmazonで紹介したい。
手動で入れ込む
非常に手間はかかるがカエレバと楽天でリンクを作って画像と商品名リンクをAmazonに差し替える。ボタンの順番も入れ替えると。これで以前のカエレバと同じリンクが作成できる・・・。しかしかなりめんどくさい。相当生産性が落ちてしまう。今はとりあえずこの方法で対処しているがこの方法で長くやってくのは無理。
Rinkerに乗り換える
カエレバ問題で右往左往しているなか「Rinker」なるプラグインを発見。PA-APIを使っているのでAPIの制限があるがかなり便利そう。いやWordPress使ってるならRinkerがおすすめである。
しばらくRinkerとカエレバを平行して使っていたが問題がなさそうなのでRinkerに全面的に乗り換えた。記事中で何の商品かわからなくなることはあるがプレビューすれば何とかなる。総合的に判断して乗り換えることにした。
- イベントトラッカーがあるのでアナリティクスで解析できる
- 商品情報がDBに保存されているため商品リンクが再利用しやすい
- 記述がショートコードなので記事が見やすい
アナリティクスでクリックされた記事を確認できるのはかなり便利だった。
まとめ
実は今回の件でちょっと焦りました。原因は以下の記事。
例えば、有名なツールに「カエレバ」や「ヨメレバ」、「トメレバ」などがありますが、PA-APIの情報をそれらに含めていないユーザーは、Amazonが言う「正規の出入り口」を利用していない事と判断されます。
~中略~
2019年1月16日からはPA-API経由での売り上げしか収入にカウントされなくなります。
~中略~
そのツールがPA-APIキーの情報を含めたリンクを作成してくれればいいのですが、そうでない場合は2019年以降、売上に反映されなくなるかもしれません。引用:2019年からAmazonアソシエイトはPA-APIが必須?カエレバを使っている人は要注意 | うぇーーーいwww
この方はちょっと勘違いしているようです。PA-APIは商品リンクを作る機能なのでPA-APIを使っていない商品リンクは問題なく収入が発生します。今回のAmazon PA-APIの仕様変更でアフィリエイト報酬がなくなることは無いので心配しないでください。
まぁこんな話があったので焦って調べたんだけどRinkerに移行するいい機会になりました。移行しましたがカエレバにはお世話になりました。今までありがとうございました。