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ブロガーとしては当たり前に行う記事を手直しするリライトと呼ばれる作業。ベテランブロガーのほとんどがこのリライトを重要視している。リライトは記事を単純に読みやすくするのが目的と思っていたが調べてみると記事の掲載順位を改善するための施策だった。リライトすることで掲載順位を大きく上げることができるようで新しい記事を書くよりリライトした方が効率が良いとの見解もある。やみくもにリライトしてもキリがないのでベテランブロガー達のリライトに関する見解をまとめてみた。
目次
何のためにリライトするか
ベテランブロガーの記事をみるとどれも言っていることは一緒。検索順位をあげるための記事の見直しである。検索順位が落ち込んだ時にテコ入れでリライトする場合もあるようだが、基本は上位に上がらない記事のメンテナンス作業。つまるところちゃんとSEOしなさいということ。
ベテランブロガーのリライト
大手ベテランブロガーのリライトについての記事を一通り確認した。結果から言うとどのブロガーも言っていることは一緒。狙ったキーワードで検索順位を上げるためにリライトする。上位に表示されている記事から必要なネタを探して追記する。記事の品質も重要だと思うが足りないネタを補完することが重要のようだ。
ヒトデブログ
ざっくり確認したが導入部分がとても読みやすかった。特に目的に関しては読みやすく自分の悩みだったリライトの目的について理解できた。筆者の場合は自己満足で記事を読みやすくすることしか考えていなかった。まぁ結果的に読みやすさが検索順位にもつながるが目的を検索順位とはっきり決めないことを大きなデメリットだと思う。
ざっくりまとめると目的をはっきりさせて伸びそうな記事をさらに伸ばす。基本的にリライトの目的は検索順位を上げることである。この点に関してはどのブロガーも同じ。記事の検索順位を上げてなんぼといったところだろうか。検索順位の上昇についても3ヵ月くらいが一般的なようだ。リライトの上位記事の内容を参考にするも他のブロガーと同じ意見。
・SEO(検索順位)を上げるためのリライトなのか
・記事内でのクリック率だったり、成約率をあげるためのリライトなのか
・そもそももっと読みやすくするためのリライトなのか
~中略~
何故なら、検索順位は3ヵ月や半年みたいなスパンでじわじわ上がっていくことが多いです
~中略~
・全くクセスや成果の無い記事をリライトして「0⇒1」を目指すよりも
・既にアクセスが集まってきていたり、成果が発生してきた記事をリライトして「1⇒2」を目指す
~中略~
「グーグルが評価してるコンテンツに入ってる内容が、自分のブログに入って無いのはヤバくね!?」
引用:【初心者向け】ブログのリライトって何? 具体的な方法とコツを紹介 | 完全初心者のためのブログの始め方
SEOラボ
かなり検索順位を上げることに特化した内容になっていた。内容が具体的だったので方向性を決める上ではあまり参考にならなかった。ポイントは上位に上がらない記事をリライトするということ。ヒトデさんとことなり順位が上がらない記事のメンテを優先している。
このように、上位化してない記事をリライトすることが基本路線ですが、中には、とくに知識を要するなどの手直しの難しいリライトしづらい記事もあると思います。
引用:ブログのリライトとは?ブログをリライトする方法について | SEOラボ
manablog
超大手サイトのマナブさん。検索キーワードを決めることと競合記事のチェックを重要視している。そもそも検索キーワードを意識して設定していなかったらリライトする意味がないと。狙うキーワードを決めてからでないとリライトの意味はない。
Twitterをみていると、「ブログリライトした」みたいなTweetがありますが、ぼくが思うに、正しくリライトできている人は限りなく少ない。
闇雲にリライトする = ゴールのないマラソンです。
いつまでマラソンを続けますか?
早くリライトをマスターして、辛いだけのマラソンから抜け出しましょう。
~中略~
目標設計ができた記事を公開したら、最低でも2ヶ月は放置しましょう。
するとキーワード順位が上がってきたり、上がってこなかったりします。
~中略~
このあたりは慣れが必要でもありますが、競合の記事をみつつ自分の記事に足りない情報を追加しましょう。
引用:【悲報】ブログのリライトができない人は『永遠に稼げない』理由
ジュンイチのブログ
こちらの方もブログ関連ではよく目にする。かなり具体的なリライト方法が書かれている。記事ボリュームは断トツだったが上位には届いていなかった。悪くないと思うのだがなんでだろう?
ここでも順位が上がるのは3ヵ月という話。掲載順位を目的としてリライトの場合には作成してから3ヵ月未満の記事は対象にしない方がよさそうだ。3ヵ月後にリライトしてGoogleから記事更新の評価を受けた方がお得ではないか。
とりあえず公開したらまずは最低でも3か月間~半年くらいは何もせずに温かく記事を見守りましょう。
~中略~
そもそもキーワードをしっかりと狙って書いた記事ですか?
キーワードを狙わずに書いた記事は、検索にかかりにくいです。再度、リライトする記事がどんなキーワードを狙ったのかハッキリさせておきましょう。
引用:【保存版】ブログ記事のリライト(修正)をして検索順位を上げるための16のコツ | ジュンイチのブログ
トレンドマニア
リライトというよりパクりについての記事。いかに上位記事の情報をもとに補完するかが重要かわかる。悪いい方をすれば検索上位を狙うためにブロガー達は上位記事のネタをパクることが当たり前のようだ。先行優位性もあるようだが最終的に品質が高くGoogleから評価されやすい記事が上位に落ち着く。
では、どんなのがパクリ記事に相当するのかと言えば、こんな感じ。
引用文が記事の5割以上を占める記事(何割までかって言えませんが)
複数サイトから文章をコピーしてきて組み合わせた記事
語尾などを変えるだけで、見出しや構成などが丸っ切り同じな記事
こんな具合ですね。
引用:ブログ記事をリライトで書く方法【参考とパクリの違い】とは – トレンドマニア
ブログ部
こちらも大手のブログ。リライト対象を具体的に上げてくれているのがGood。すべての記事の見直しは難しいので2~3ページ目に表示されている記事を対象にするとよさそうだ。
リライトによる改善効果が発揮されやすいのは、サイトとしてある程度の記事本数があり、
さらにその中で検索結果の2~3ページ目にくすぶっている記事です。
いま2~3ページ目にあるということは、Googleからある程度の良い評価を受けてはいるものの、
1ページ目に上げるほどではない…と評価されているページだということです。
~中略~
つまりライバルサイトの記事には、あなたの記事に不足しているものが存在するということですね。
引用:【劇的リライト術】過去記事のリライトでPV&収益が激増する5つのステップ | 文章・記事 | ブログ部
リライト記事の共通点
どのブロガーも言っていることは基本一緒である。根底にあるので狙ったキーワードで検索上位を狙うことである。SEOの基本中の基本かもしれないが何となくキーワードを選定しないでつくった記事もいくつかある。PV獲得を目的にしている場合は何となくのリライトだと時間の無駄になる可能性が高くなる。PVだけが目的ではないと思うがリライトするなら検索順位意識して作業したい。
- 狙ったキーワードを入れないとリライトの意味がない
- 検索順位は3ヵ月くらいから上がり始める
- 上位記事はかならず参考にする
- リライトした記事は日付や順位などを追跡調査する
まとめ
何となくリライトしようと思っていたがベテランブロガーの意見を聞いて少し考えがかわった。PVだけがすべてではないがリライトするなら検索順位を上げるようなリライトをした方がよい。記事の品質も大切であるが足りない部分の補完が重要である。
リライトは多大なコストを必要とするためどの記事をリライトするか戦略的に決めたい。またリライトの方法も完璧を目指すのではなく補完など重要な部分から着手すると無駄がない。
- 設定したキーワードに検索ボリュームが無ければ再考する
- 3ヵ月以上経過した検索順位が20~40位の記事をリライトの対象とする
- 狙ったキーワードの上位記事の内容を補完する
筆者は記事の品質向上については以下のブログを参考にしている。基本はGoogleの品質ガイドラインと同じであるが上手くまとまっていてためになった。
参考
社内ライターさん向けライティングマニュアルを公開します。アフィリエイト戦記
検索順位が落ち着くまで3ヵ月もかかるとは知らなかった。ブログの指南書などをかなり読んだがこんなこと書いてなかった。これからはじっくりと検索順位を見守りたい。
キーワードをちゃんと選定していない記事が多いので一度テコ入れしたい。ただしタイトル変更するとGoogleから再評価されるため検索順位が一時的に下がるようだ。ちょっと上位記事は怖くて触れないが、圏外の記事ばバンバン変更しよう。タイトルを月に5回とか頻繁に変更するとGoogleからペナルティーをうけるようだ。
やみくもにリライトを開始しなくてよかった。リライトにはかなり時間がかかるのでできるだけ戦略的にすすめたい。ベテランブロガーのほとんどがリライトを重要視しているのでこれからは新記事作成と並行して優先順位をつけてリライトするようにしたい。