ブログとは何か?~個人でもWeb集客ができるメディア~

ブログなんてただの日記だと思っていたがブログを始めてからそうではないことに気づいた。何気なく使っていたインターネットだがよく見ると検索結果にブログが溢れかえっていた。しかも企業のメディアではなく個人で運営してるブログがまぁ多いこと。ブログと呼ばれる個人メディアがここまで成長しているとは驚きだ。成長著しいインターネットで発展し続けるブログとは何なのか?

ブログとは

ざっくり言えば時系列で記録されるウエブサイトである。筆者は2000年くらいにホームページを作って遊んでいたがその時はブログなんて知らなかった。2010年くらいになると無料ブログなんてのが出始めて少しだけブログを書いたことがあったが3記事書いてそれ以降更新することはなかった。

ブログ (blog) は、World Wide Web上のウェブページに、覚え書きや論評などを記すウェブサイトである。

引用:ブログ – Wikipedia

このブログを始めてから何を検索しても検索結果にブログがでてくることに気づいた。企業名や商品名ピンポイントで入力しない限り検索結果にはブログがでてくる。何やら世界的に見ると日本はブログ投稿数トップだとか。検索結果にブログが多いのも納得できる。とにかくインターネット上でブログの占める割合が多いのだ。

実に世界のブログ投稿数の37%が日本語によるもので,事実上の世界標準語である英語や,母語人口で世界最多の中国語を抑えての1位である。

引用:英語を超えた日本語ブログの投稿数,その理由は? | 日経 xTECH(クロステック)

ブログの閲覧についてみると、エデルマン・ジャパンの調査(2007 年 3 月公表)によれば、日本では、インターネット利用者の 74%が、ブログを閲覧しているのに対して、韓国では 43%、米国では 27%、イギリスでは 23%、フランスでは 22%となっており、ブログの閲覧頻度は日本が突出して高くなっている(図表 1-3-6)。

引用:ブログの実態に関する調査研究 – 総務省

ブログはWordPressと呼ばれるシステム(ブログを書くシステムでCMSと呼ばれる)で作られることが多い。しかもWordPressはウエブサイトの全体シェアでも33%と大きな割合を占めている。ブログはネット上でかなり大きな存在のようだ。

WordPress is used by 33.3% of all the websites, that is a content management system market share of 60.2%.

引用:Usage Statistics and Market Share of Content Management Systems for Websites, March 2019

ただの日記かと思っていたブログはウェブサイトで結構な割合を占めていた。なんとアクティブなブログは300万件。

箇月に 1 回以上記事が更新されているアクティブなブログは約 300 万件と推計され、インターネット上で公開されている国内ブログ全体数の2割弱(18%)が、継続的に更新されているブログであるとみることができる。

引用:ブログの実態に関する調査研究 – 総務省

ブログとは
  • ブログとは時系列で記録されるウェブサイトである
  • 世界的にみて日本はブログ投稿数がトップである
  • ウェブサイト全体の33%でWordPressが使われている

上記の参考サイトを見るとインターネット上でブログが大きな存在であるということがわかる。

ブログの目的

ブロガー(ブログを書く人)は何を目的に書いているのだろうか?

ブログの目的
  • 広告でお金を稼ぐため
  • 集客して商品を売るため
  • 情報発信するため

広告でお金を稼ぐため

なんでこんなにブログを書く人が多いのかはじめわからなかった。自身がはじめてようやくわかったのだがブログは「そこそこ儲けることができる」のである。ほぼすべてのブログが収益が目的なのでユーザーのために面倒でもわかりやすく記事を書く。

ブログで稼ぐ定番の方法はふたつある。

ブログの収益化方法
  • クリック型報酬
  • アフィリエイト

クリック型報酬

一般的によく知られているのがGoogleアドセンス。ブログに貼り付けて広告がクリックされると報酬が発生する仕組み。基本的にはブログのPV(ブログを見た回数)に比例して収入が上がる。単純にPVが上がれば収入も上がる広告。ただし収入を増やすためにはかなりのPVを稼がないといけない。

ウェブサイトに設置された広告をウェブサイトの閲覧者がクリックすることによって広告主が報酬を与えたり、広告掲載側が報酬を得たりする一連の形態をさす用語。

引用:クリック報酬型広告 – Wikipedia

筆者もGoogleアドセンスを使っているが収益化は簡単であった(微益ではあるが・・・)。特に何も考えずブログに貼るだけで収益化できる。ブログのジャンルも気にしなくていいのでPVのあるブログならすぐにでも収益化ができる。

アフィリエイト

ブログに貼り付けたリンクから商品が買われるとブログに報酬が支払われる仕組み。筆者は利益率は低いが扱いやすいショッピングモールのAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングを使っている。ASPと呼ばれるアフィリエイトを提供するサービスではこれらのショッピングモールと違い利益率が高い商品を取り扱っている。高収入を得ている人のほとんどがこのASPを使ったアフィリエイトを利用している。

特にインターネットのWWW上における広告形態をさし、ある広告媒体のウェブサイトに設置された広告によってウェブサイトの閲覧者が広告主の商品あるいはサービス等を購入し、生じた利益に応じて広告媒体に客引きの成功報酬を与える一連の形態をさす用語。単にアフィリエイト (affiliate)、縮めた形でアフィリ、アフィと呼ばれることが多い。

引用:成功報酬型広告 – Wikipedia

アフィリエイトはクリック型報酬と比べるとPVに対する利益が大きいので少ないPVでも大きな収益を得ることができる。ただし、目的の商品を買ってくれる人を集客する必要があるため、記事の内容は紹介したい商品に紐づくものになる。

アフィリエイト市場は年々上昇傾向にあるが、上位5%でも3万円しか稼げない。簡単でないのがよくわかる。

アフィリエイト市場調査2017では、月3万円以上のアフィリエイト収入があるアフィリエイターやブロガーは全体の5.7%という結果となりました。2013年に当調査を開始して以降、最も高い数値です。

引用:アフィリエイト市場調査2017を発表 ~月3万円以上の収入があるのは全体の5.7%~ | 日本アフィリエイト協議会(JAO)

以下のレポートを見ると3万円以下の95%はそれほどアフィリエイトに時間を使っていないことがわかる。逆に言えば時間をかければ3万円以上稼げるということ。専業のアフィリエイターが多いのもうなずける結果だ。

アフィリエイトは誰でも簡単に稼げるわけでは無く、「時間と労力をかけ、しっかりとサイトを運営・管理しているアフィリエイトサイト運営者ほど、アフィリエイトで高い収入を得られる傾向にある」という点が2017年度のアフィリエイト市場調査によって示されております。

引用:アフィリエイト市場調査2017を発表 ~月3万円以上の収入があるのは全体の5.7%~ | 日本アフィリエイト協議会(JAO)

集客して商品を売るため

自身のサービスや商品を売るためにブログを利用する。ブログについてしらべていて「インバウンドマーケティング」というキーワードにたどり着いた。ざっくり言うと昔からある見てもらう広告ではなく見つけてもらう広告だとか。ブログが検索上位を埋め尽くしているのでこれを集客に利用すると。どんなに良いサービスや商品であってもお客様に見つけてもらわなければ売れることがないので効果的な手法である。

インバウンドマーケティング(Inbound Marketing)とは、ブログやeBook、ホワイトペーパー、ニュースリリース、動画などのコンテンツをWebで公開し、検索エンジンの結果ページに上位表示されたりソーシャルメディア(SNS)で共有・拡散されるような取り組みをすることで、見込み顧客に見つけてもらい、自社やその商品・サービスに興味を持ってもらえるように仕掛けるマーケティング手法です。現代の消費者・購買者の行動様式に合わせて提唱されている、新しい概念です。

引用:インバウンドマーケティングとは? 5分でわかる総論と実践のポイント :: 株式会社イノーバ

インバウンドマーケティングの記事をいくつかみてみると共通点があった。アウトバウンドマーケティング(お金を払って広告をだす)にくらべインバウンドマーケティング(ブログなどでの宣伝)の方が少ないコストでより大きな成果を上げられるようだ。ただし、通常の広告とくらべ即効性はない。ブログなので検索上位に記事をあげるのに最低でも3カ月以上かかる。ただし、一度検索上位を獲得できれば通常の広告よりはるかに安い金額で集客が可能となる。

筆者もリスティング広告を実験的に使ったことがあるがブログを使ったインバウンドマーケティングの方が効率的かつコストパフォーマンスが良いことを実感した。個人ブログだけでなく法人がブログをマーケティングに活用するのもかなり有効に思える。

情報発信するため

たまに見かけるのが広告を貼っていないブログ。しかもどえらいPVを稼いでいるサイトもある。広告を貼ればかなりの収入が得られるのだろうが貼っていない。出版社からのオファーなどがあって書籍を出版したりとか別のマネタイズも考えられるが、お金をまったく目的としない人も世の中にはいるようだ。

筆者もそこまでお金にこだわっていないがサイトにGoogleアドセンスなどのクリック型報酬の広告を貼っている。貼っていないと広告が停止してしまうのもあるが多少でも収入がるのがうれしいので貼っている。今は収入よりPVが上がるのが単純にうれしい。

個人メディア

ブログをはじめてわかったのだが個人ブログ(メディア)が思ったよりも多い。企業がキュレーションサイトなどで参入してきいるが検索結果を見るとまだまだ個人サイトが多い。

Consumer Generated Media(コンシューマー・ジェネレイティッド・メディア、略称: CGM)は、消費者が生産者となる生産消費者により制作・提供される作品(メディア・コンテンツ)の総称である[1]。

引用:Consumer Generated Media – Wikipedia

筆者もそうであるが商品レビューは購入者のブログでの紹介をよく参考にする。企業のレビューは執筆者の本音で書かれていない気がする。スポンサーがあるので仕方ないと思うが・・・。

一般的な消費者は企業評価より個人評価を好む傾向があり、個人が評価したコンテンツは受け入れられやすく[58]、ソーシャル・メディア・マーケティング(英語版)はソーシャル・ネットワーク・サービスによって展開・拡散されやすい[59]。

引用:Consumer Generated Media – Wikipedia

インフラ(サーバー、CMS、収益モデル)が整備されてきたので個人での情報発信が手軽なものとなってきている。個人レビューの方が受け入れられやすいということもあり個人のブログがここまで発展してきたと思われる。

SEOによる集客

個人であってもSEOをすることで検索上位表示が可能となり大きなPVを得ることができる。ざっくり言うと検索上位に出てくるサイトよりも良いものを作成し順位を奪うこと。通常は複数の記事で関連したキーワードから囲い込んで検索上位を狙うことになる。

検索エンジン最適化(けんさくエンジンさいてきか、英: Search Engine Optimization, SEO、サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)とは、検索エンジンのオーガニックな検索結果において特定のウェブサイトが上位に表示されるようウェブサイトの構成などを調整すること[1]。

引用:検索エンジン最適化 – Wikipedia

効率的にSEOすることで少ない記事数でも検索上位を狙うことができる。そのため個人メディアであっても十分なPVを獲得することが可能となる。

まとめ

ブログを始めるまでこんなにブログが多いとは思わなかった。今思えば何気なくネットで見ていたサイトはブログだった気がする。意識的に検索結果をみると検索上位のほとんどがブログなのがわかる。しかも個人ブログの割合が多い。企業ブログにはない個人ブログのメリットを生かしたインターネット集客が可能であることが分かった。

ポイント
  • 日本ではインターネット上のブログの割合が高い
  • 従来の広告に比べブログ少ないコストで効果が上がる
  • インフラが整い個人メディアが発展している

Googleのリスティング広告と比べると検索上位を狙った記事を書いた方が時間はかかるがかなり低コストで運用できる。個人メディアでも検索上位が狙えるためブログで収益を上げることも可能なのだ。

テレビの視聴時間は横ばいだがネット利用時間は増加傾向にある。ブログ市場もインターネット利用の増加に伴い今後も大きくなる可能性が高くビジネスチャンスはまだまだありそうだ。

テレビの視聴時間は全体で前年並み。インターネット利用時間は増加傾向。

引用:総務省|平成29年版 情報通信白書|主なメディアの利用時間と行為者率

ブログを使ったビジネスチャンスは個人にも企業にもある。個人ではアフィリエイトで副収入を企業ではWeb集客による顧客獲得が可能となるだろう。

ブログで稼ぐなどネットに怪しい宣伝文句が多いが嘘ではないようだ。ただし楽して稼げたり集客できるわけではない。ある程度のコストをかけた戦略的な運営が必要となる。正しく運営することでブログで成果をあげることができる。

「ブログとは何か?」などと偉そうなことを言ったがブログ歴1年かつ大したPVや収入もないためまったく説得力が無い。こんなオチかいとお怒りを受けそうなので1年ブログをやった感想を最後に・・・。

筆者が思うブログとは
  • 手軽に作れる個人メディアでまだ成長のチャンスがある
  • SEO対策をちゃんとやるとPVが伸びる
  • やってみると以外に面白い

特にコアな趣味を持っている人はブログをアウトプットに使うと面白いと思う。自分の趣味やノウハウを形するといろんな気づきもあって非常に楽しい。20年SE・プログラマーをしてきたがそのノウハウをブログなどで形にしておいたらよかったと後悔している。個人が手軽に情報発信できる環境が整っているので興味のある方はブログを始めることをおすすめする。ブログは趣味として収入を考えなければかなり楽しめる。やって損はないと思うのでサラリーマンの方もチャレンジしていただきたい!!

ただし、会社員の情報発信は情報漏洩につながることもあるので常識の範囲でね。

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