この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
GA4からサーチコンソールのクエリーを確認する。本記事はGA4とSearch Consoleとの連携が前提となっている。
Google アナリティクス 4 は、ユニバーサル アナリティクスに代わる次世代の測定ソリューションです。2023 年 7 月 1 日をもって、標準のユニバーサル アナリティクス プロパティにおける新しいヒットの処理は停止されます。現在ユニバーサル アナリティクスをご利用のお客様には、Google アナリティクス 4 を使用するための準備をしていただくことをおすすめします。
画面や仕様などは2022年9月に確認したもので最新の情報と異なる可能性があります。ご了承ください。
目次
検索クエリーを確認
UA同様にGA4もSearch Consoleのデータが確認できる。
本記事はGA4とSearch Consoleが連携済を前提としている。
GA4にログインしレポートメニューの「集客」>「集客サマリー」をクリック。
レポート画面を下にスクロールすると検索クエリーのレポートがデフォルト(サチコ連携済が前提)で表示されている。青文字の「Google オーガニック検索クエリ…」をクリックすると詳細レポートに遷移する。
検索クエリーの詳細が確認できる。
下のリストで検索クエリーごとのクリック数などを確認できる。クリック率などの指標はキーワードやスニペットの相性確認などに使える。
検索クエリーをメニューに追加
先ほどは集客サマリーのレポートからたどったが設定によってメニューに検索クエリーを追加できる。
「レポート」をクリックしメニュー下の「ライブラリ」をクリック。コレクションの一覧が出てくるのでSearch Consoleのハンバーガーメニューから「公開」をクリック。
コレクションのSearch Consoleが公開状態になる。
※2022年9月現在バグなのか一回の設定で2つ設定されてしまうバグがある。
レポートを見るとメニューに「Search Console」が追加される。
メニューの「クエリー」をクリックすると検索クエリーの詳細レポートが確認できる。
今回バグなのかわからないがSearch Consoleのコレクションが2つ生成されてしまう。気になる方はライブリから不要なコレクションを削除しよう。
検索クエリーの活用
そもそも検索クエリー指標はどう使えばいいのだろうか。
基本は検索順位
サイト運営で重要なのはキーワードの選定と検索順位である。基本的に検索順位の上位であればアクセスが増える。スモールキーワード(いくつかのキーワードを組み合わせたもの)でも検索順位が1位になるとそこそこのPVが発生する。今回検索クエリーでクリック数などが確認できたがそれだけでは役にたたない。検索クエリーは検索順位チェックツールと平行運用してはじめて価値が出てくる。検索順位などSEO関連の話は長くなるのでここまでにしておく。
クリック率
今回確認した指標の中で一番使えそうなのがクリック率。ユーザー行動のおおよその流れとしては「検索」→「表示」→「確認」→「クリック」→「閲覧」→「回遊」となる。検索結果上位を獲得できたとしてもクリックされないとアルゴリズム的にはミスマッチとして検索順位が下がっていくだろう。クリックされない原因は色々あると思うがクリック率が低すぎる場合は何かしらの施策が必要である。
まとめ
なんかはじめはGA4とSearch Console連携できなかったようだ。現在(2022年9月)GA4は過渡期でしばらくUIの変更がつづんじゃないだろうか。そうなるとGA4の本格導入はUAが終了する三カ月前の2023年4月くらいでいいのではないだろうか。これから色々アップデートもありそうなので来年4月まではGA4の本格導入というよりも事前調査くらいがよさそう。
- 連携するとGA4からSearch Consoleの検索クエリーが確認できる
- GA4のデフォルトレポートで検索クエリーをチェック可能
- クリック率などの指標は活用しやすい
検索クエリーはどちらかというと補助的な指標なので検索順位や記事PVの傾向を中心に分析した方がよさそうですね。