アルファードと立体駐車場～輪留めの位置が悪いと駐車できない、オプション追加で重量オーバーも！？～

数年前に立体駐車場にアルファードを駐車していたのだがサイズ的に超絶ギリギリだった。いや、ギリギリというかギリギリアウトだったわけだが無理矢理何とかした。アルファードクラスのサイズになると立体駐車場への駐車は厳しいことが多い。車を購入する場合は駐車可能か実物で確認した方がいいだろう。

アルファードと立体駐車場

最近の立体駐車場はLサイズミニバンも駐車できるがギリギリの場合もあり注意が必要。

20系と30系の違い

実は30系アルファードは前に住んでいたマンションの立体駐車場に入らなかった。同じ駐車場に20系のヴェルファイアが止まっていたので問題ないと思っていたら失敗。幅は問題なかったのだが全長がアウト。ホイルベースも長くなっており入らない。なので20系がギリギリ入る駐車場は非常に危ないと思った方がいい。

※上記データはネットで拾ったものなので詳細は型番とトヨタの公式サイトでご確認ください。

実機確認

ディーラーで駐車場について相談したら実物で駐車場に入るか確認してくれた。営業を乗せてマンションまで移動。

ふない「ここがマンションです。」

営業「ではお試しください。」

ふない「はっ？やってくんないの？こんなデカイ車初見で無理なんですけど。」

営業「うーん・・・。今回だけですよ。」

ふない「すみません。（てへぺろ）」

営業「あれっこれ長さ無理っぽいっすね。」

ふない「んがっ！？」

余裕で入ると思ったのだがまったくダメだった。

スペックサイズと実寸

実は駐車場に記載されていた駐車可能サイズはアルファードよりも大きなものだった。何でダメだったかというと輪留めの位置が前過ぎるため。最近の車は昔に比べホールベースが長くなっていることが多いため輪留めの相性が悪いことがあるのかもしれない。駐車場の仕様でOKだったとしてもダメな場合があるので「購入前に実機で駐車場に入るか確認」することをおすすめしたい。

オプションと重量

車両重量はオプションの有無によってかわるため駐車場の制限ギリギリの場合は注意した方がいい。オプションを含めた最終的な重量をディーラーや営業に確認。

＊1. ツインムーンルーフを装着した場合、20kg増加します。

引用：アルファード説明書

ちなみにハイブリッドはガソリンに比べかなり重いので2トン制限の駐車場にはとめられない。

輪留めの位置調整

輪留めの位置を変更すれば入るので管理人に問い合わせたら一蹴されてしまった。このあと他の住人（権力がありそうな住人）のおじいさんに聞いたら。

おじさん「わしの車も入らんかったので輪留めの位置変更させたぞ。」

ふない「ま、まじっすか！？」

筆者がお願いした時はダメだったがおじさんは立体駐車場の輪留めの位置を変えさせていた。筆者にとっては納得いかないところであるが「立体駐車場の輪留め位置は変更できることがある」ことを情報共有しておきたい。

無理矢理駐車

事項ではなくやや炎上しそうな雰囲気ではあるが筆者は輪留め位置を変更せずに車をねじ込んでいた。特殊な場所なので他に影響もでないしどうしてもアルファードが欲しかったので無理矢理何とかした。やり方は輪留めに簡単なスロープを置いて10cmほどバックするという方法。後方はがばがばなのでこれで問題なく駐車できた。ルール的にブラックに近いグレーなので個人的にはあまりおすすめできない。緊急時などどうしても止めたいというときはこの技を使ってもいいかもしれないが自己責任で。

まとめ

駐車場の説明書きにあったサイズでは問題なかったが実際に停めてみたらNG。最終的に輪留めをスロープで乗り上げて駐車したがよく何とかなったと今でも思う。あとから輪留めの位置変更ができることを知ったが費用も発生したので結果的によかったのかなと。ただルール的にグレーな方法なのであまりおすすめはできない。

輪留めの位置は何とかなります。