この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
楽天アフィリエイトのアカウント体験談をまとめ傾向を分析した。過失で規約に違反している場合もあるので規約をちゃんと読んでいないアフィエイト参加者の方は注意してほしい。GoogleアドセンスやAmazonアソシエイトと違い復活できる可能性が低いのでできるだけ早く対応した方がよい。体験談を見る限り楽天の監査は収益が10万円を超えたタイミングで入る可能性が非常に高い。もうすぐ収益が10万円に届きそうな人は一番あぶないので規約をもう一度確認してほしい。
以下、関連記事なので必要があればご参照ください。
楽天アフィリエイトの規約を確認~パートナー規約、規約・禁止事項、商品・サービス紹介方法NG集~
規約については必ず原文で最新情報の全文をご確認ください。
目次
体験談のまとめ
楽天アフィリエイトのアカウントが停止になった体験談をまとめ傾向を分析する。
楽天アフィリエイト停止体験談一覧
ほとんどが即時停止でポイントがすべて没収されてしまう。停止のメールが来たらほぼアウトだと思っていい。GoogleアドセンスやAmazonアフィリエイトのBANを確認してきたが内容的に一番厳しいかもしれない。ただ停止体験談の数が少ないのでアドセンスやアソシエイトに比べれば停止された数自体は少ないのかもしれない。
日付 | タイトル | 原因 | 再開 | 通知 | 責任 |
---|---|---|---|---|---|
2018/11/28 | 楽天アカウントが停止し20万ポイント没収へ!理由や復活の方法とは | 通常のご利用とは異なるようなご利用 | 停止 | 即時停止 | 不明。 |
2017/2/10 | 楽天アカウントまさかの停止!18万ポイントの行方は? | 短縮URL | 停止 | 即時停止 | 過失による規約違反。 |
2016/2/13 | 楽天アフィリエイトのIDが停止された模様 | ユーザに誤解を与えるおそれのある内容 | 停止 | 即時停止 | 過失による規約違反。 |
2014/8/8 | 楽天アフィリエイトのアカウント停止~その後~ | ユーザに誤解を与えるおそれのある内容 | 停止 | 即時停止 | 過失による規約違反。 |
2010/12/4 | 楽天アフィリエイトID削除されて思ったこと | 短縮URL | 停止 | 即時停止 | 過失による規約違反。 |
不明 | 楽天アフィリエイト、アカウントID凍結・停止・削除からの復活 | ユーザに誤解を与えるおそれのある内容 | 停止 | 停止警告 | 過失による規約違反。 |
不明 | 楽天アフィリエイトアカウントIDが削除された!ID停止解除・復活方法 | リンク改変 | 停止 | 即時停止 | 過失による規約違反。 |
閉鎖の理由
AmazonアソシエイトとBANの傾向が異なっている。ユーザーに誤解や短縮URLなど機械的にチェックしにくいものが多い。逆に登録外URLの違反例が見つからなかった。体験談を見ていると共通しているのが「10万円狩り」である。アフィリエイトの金額が10万円を超えると停止の通知が来ると。都市伝説みたいな話だが体験談をみているとこの基準がある可能性が非常に高いことがわかる。
違反項目 | 件数 |
---|---|
ユーザに誤解を与えるおそれのある内容 | 3 |
短縮URL | 2 |
リンク改変 | 1 |
通常のご利用とは異なるようなご利用 | 1 |
ユーザに誤解を与えるおそれのある内容
以下の例では画像が大きくなるような印象とあるが、実際にはユーザーが購入サイトへ移動することが予見できないような書き方は違反としている。ブログを見ているとこっそりアフィリンクを混ぜ込んだものがあるがユーザーが予見できないのでアウトだろう。カエレバやRinkerであれは「XXXで購入」みたいなことが書かれているので問題なさそうだ。
クリックにより画像が拡大するかのような印象を与える掲載は、規約で禁止されている「ユーザーに誤解を与えるおそれのある行為」に該当します。
引用:楽天アフィリエイトのよくある質問集:規約・禁止事項
悪質な例は除くとしてもユーザーが予見できるかできないかの判断はグレーな部分が多い。画像の商品リンクだけを貼ること自体がリスクになりかねない。正直に画像の下に「これは商品リンクで販売サイトに移動します」と書くしかないんだろうか?ある意味潔いのかもしれないがサイトの見栄えがかなり悪くなりそうだ。
一部の例ではリスティング広告のURLが原因だったこともあるようだ。リスティング広告を使う人はURLに注意してください。
短縮URL
これはグレーゾーンがないのでやったらダメと。警告なしの一発退場になるのでリンクの改変は絶対にしない。
リンク改変
これもダメ。ほんともう「リンクは触らない」が鉄則!!特例で改行や商品タイトルの省略は可能だができるだけそのまま使うようにした方がいい。
通常のご利用とは異なるようなご利用
楽天でせどりをやられている方がこのパターンで停止さている。複数アカウントの誤爆もあるようだがせどりで仕入れに使っていると狙われる可能性がありそう。規約上一方的に解約もできるのでどうしようもない。
(7)不正アクセス行為、第三者のアカウントを利用する行為、複数のアカウントを作成しまたは保有する行為、その他これらに類する行為
~中略~
(13)その他、楽天が不適切と判断する行為
引用:楽天会員規約 | 楽天株式会社
家族で複数のアカウントも持っている場合は気を付けた方がいいかもしれない。考えすぎかもしれないが家族では使うアカウントをひとつにまとめておいた方が無難だろうか。できるだけリスクを少なくするならやった方がいいのかなぁ?
アカウントの復活
筆者が確認した体験談ではほぼ全滅である。Amazonやアドセンスと違い停止のお知らせがきたらあきらめた方がいいのかも。ただ、一発停止以外に警告がくるパターンもあるが期限内に対応しないと確実にアウト。楽天アフィリエイトに登録したメールアドレスは定期的にチェックしないとダメだな。
閉鎖予告
ほとんどが即時停止で復活不可。まれに来る停止予告は絶対に見逃せない。アフィリエイト利用者は毎日メールをチェックしないとダメ。
即時停止 | 6 |
停止予告 | 1 |
過失と被害
ほとんどが利用者による過失。アドセンス狩りやアソシエイト狩りのような悪意のある攻撃での停止はなさそうなのでそこだけはよかった。
過失による規約違反 | 6 |
不明 | 1 |
まとめ
リンクの改変はわかりやすいがユーザーに誤解を与える紹介がどこまでOKなのかはっきりしない。カエラバやRinkerなら問題ないが画像だけ、商品名だけ、の場合には文脈によっては商品販売サイトへのリンクと思えない場合もある。ここはグレーゾーンではあるがアカウント停止をさけるためにできるだけ商品販売サイトへのリンクであることをわかるようにした方がいい。
特に短縮リンクやリンクの改変をすでに行っているアフィリエイト参加者はすぐに対応することをおすすめする。どうやら楽天では10万円ルールがあるようなのでアフィエイトの収益が10万円に近付いたらメールのチェックを強化する。
- 商品紹介で使うリンクは売り場に行くことがわかるようにする
- 短縮リンクを含めリンクは改変しない
- 家族でアカウントを使って買い物をしない
- アフィリエイトに登録したメールアドレスは毎日チェックする
リンクが売り場につながっていることを見て直ぐにわかるのが健全なサイトである。クリック率が下がるかもしれないがアカウント停止のリスクが減りユーザービリティも向上するので結果的にプラスになるのではないだろうか?