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サーフィンと言っても実はいくつか種類がある。サーフボードの種類が違うことでその別ジャンルのような気もしてくる。ここでは波に乗るマリンスポーツを基本に紹介するが、ウエイクボードやウインドサーフィンも波をに対するアクションはあるが別物として割愛させていただく。
本稿は週末サーファーとして10年ほど活動した筆者の経験に基づいたものです。初心者から中級者に向けた講座でありエキスパートやプロフェッショナルとしての見解ではありませんのでご了承ください。
本稿では初心者にショートボードをおすすめしていますがサーフポイントの状況によっておすすめが異なる場合があります。周りにサーフィン経験者がいる場合はサーフポイントや交通アクセスなども踏まえボード選びについて相談してください。
目次
サーフボードの種類
一般的に言われるサーフボードの種類は主にこの三つに分けられる。
ショートボード
一般的にサーフィンと呼ばれるものはこれに当たる。人口もショートボードが一番多い。大きさは大人用で150~190cmくらいまで。波の上を自由に移動できエキスパートやプロになるとスノーボードやスケートボードのように空中に飛び出すような技(エアリアル)もできる。近年は短い板が流行っているがだいたい自分の身長よりちょっと大きいくらい。大きさよりも体重と浮力の関係の方が重要。浮力については詳しくは別途紹介したいと思う。簡単に言うと上級者の方が少ない浮力で初級者が大きい浮力のサーフボードになる。詳しくはサーフショップのスタッフに確認するといいだろう。
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ロングボード
2m以上ある長く大きいサーフボード。ショートボードとはコンセプトが違い波の上を優雅に進むといった感じ。サーフボードに浮力と重量があるため海上での移動がショートに比べ楽。ただ250cmを超えるボードも多く取り扱いが色々と厳しい。ショートボードですら家の置き場に困るのにロングボードはそれ以上。筆者は数回しか乗ったことがないのであまり詳しくは語れないがショートボードに比べ取り回しが難しく浮力があるからといって初心者向きとは言えない。
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ファンボード
ショートボードがちょっと大きくなった感じのボードで最近だとミッドレングスなどとも呼ばれている。ざっくり分けるとショートが小、ロングが大、これが中になる。良く初心者に進められているボードであるが個人的には浮力の多いショートボードでもいいかなって気がする。長さは2m以内のことが多いのでロングボードに比べれば取り扱いは楽だと思う。
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その他の波乗りギア
一般的なサーフボード以外のもの。
ボディーボード
サーフボードではないが波乗りギアのひとつ。サーフポイントに行くとだいたい何人かはボディーボーダーがいる。足にフィンを付けて海上を移動し腹ばい状態で波に乗る。腹ばい状態なのでサーフボードと違い派手に動き回ることは難しいが、回転などの技は入れやすい。
安価なギアであればフルセット2万円程度で揃う。道具自体もコンパクトなのでサーフィンを始める前にボディーボードを体験しておくのもいいかもしれない。
ソフトボード
通常のサーフボードは硬い殻(シェル)に覆われている。このソフトボードは外殻がなくやわらかな素材でできている。ボードが自身にぶつかっても痛くないとか軽いなどのメリットはあるが滑走性能は通常のボードに比べ落ちる。サブボードとしてはいいかもだがメインとしてはちょっと厳しい気がする。個人的にはおもちゃレベルだと思うが最近のボードは中々よさそう。機会があれば試してみたいものだ。
ニーボード
サーフィンを始めた頃知り合いの先輩が乗っていた。膝立ちになって乗るサーフボードで最近ではちょっと見かけない。筆者がサーフィンをはじめた1995年に見ていたビデオで真木蔵人が乗っていたのが記憶に残っている。
SUP(スタンドアップパドルボード)
筆者が本気で買おうと思っていたパドルボード。大きさは一般的なロングボードと同じくらいだが大きさのバリエーションはいくつかあるがスタンディングして移動できるくらい浮力がある。略してSUP(サップ)と呼称されることが多い。このサップにはインフレータブルと呼ばれる空気で膨らませるタイプがあり収納場所や持ち運びが通常のロングボードよりも取り扱いが簡単である。
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トゥインサーフボード
Youtubeなどの動画サイトでよく見るビッグウェーブはこのトゥインサーフィン。パドリングで乗れない大波をジェットスキーを使って乗る。
https://www.youtube.com/watch?v=TB33leyE8DY
フォイルサーフィン
こちらは特殊なフィンを使ってフィンで揚力を生んで進む乗り物。波にも乗れるのだがサーフボードの裏面が海水に接地しないのでまったく別物と思った方がいい。海水と抵抗がないので面白いように進む。これも機会があればチャレンジしてみたい。
素材の種類
個人的な見解だが寿命と性能が反比例する気がする。丈夫で壊れにくいボードは極限までパフォーマンスを出しにくい。
PU(ポリウレタン)
歴史のあるボードで一般的には一番パフォーマンスが出るとされている。競技などではほとんどPUが使われている。ボードが割れるとそこから水を吸い込んでしまう。
EPS(発泡スチロール)
発泡スチロールなのでボードが割れても水をほとんど吸い込まない。PUに比べ高額だが比較的長持ちする。
カーボン
以前AVISOと呼ばれるカーボン製のサーフボードがあった。中空構造で非常に丈夫。
その他
リブテックやサーフテックは外殻が比較的丈夫で長持ちする。競技用のサーフィンでは使いづらいかもしれないが週末サーフィンで長持ちさせるならこの選択肢もありだと思う。
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初心者のサーフボード選び
サーフィンをはじめて長続きするのかわからないのでいきなり新品のサーフボード購入するのは無謀。スクールではレンタルがあるが2回目からは自分のボードを準備したい。筆者の個人的な意見であるがはじめは扱いやすいショートボードかファンボードをおすすめしたい。
- サーフショップで中古のサーフボードを購入する
- ネットで新品のサーフボードを購入する
- 知り合いから譲り受ける
個人的には知り合いからもらうのが一番いいと思う。サーフボードは1~2年くらいで1本づつ買い増しすることが多いので10年以上のベテランサーファーであれば余ったボードが何本かあるハズ。売却しても二束三文なので譲ってくれると思う。一緒にサーフポイントへ行くのであれば借りるというのもアリ。
サーフショップで中古のサーフボード
サーフィン経験者が近くにいない場合はサーフショップで買うしかない。ちゃんとしたサーフショップであればショップスタッフがボードを選んでくれる。やや割高であるがショップで情報収集もできるので個人的にはオススメ。手ごろな値段だとPUが多いと思うが継続できる確信がもてるまではそれでいいと思う。
ネットで新品のサーフボードを購入する
サーフィンは向き不向きがあるのでいきなり新品を購入するのはちょっと危険。大きさがあるのでオークションやフリマで売却しようとしても送料がかかるためあまり費用を回収しにくい。長く続けるつもりがあって予算に余裕があるなら信頼できるサーフショップで購入した方がよい。はじめのうちはホームショップがあった方が色々と便利なのである。
知り合いから譲り受ける
サーフィン人口が少ないので何とも言えないが10年以上のベテランサーファーであればサーフボードが何本か必ず余っているハズ。分母が少なくさらに続けている人も少ないので経験者を見つけるのが難しいのだが見つけられればタダとは言わなくても格安でサーフボードを譲ってもらえるハズ。そもそもサーフィンを学ぶのにはじめのうちは経験者や上級者と行動した方がいい。サーフィンを始めるなら経験者と知り合いになるのが必須である。
まとめ
筆者は初心者の時にフルオーダーでボードを作ってしまった。当時(1995年)はだいたい1本13万~18万円くらいだったと思うが、初心者ということで9万円で作っていただいた。6’1のスカッシュで初心者として非常に使いやすいボード。初心者でもターンがしやすくスピードがでて本当に良いシェイプだっと思う。
サーフィンをはじめるからと言っていきなりサーフボードは購入しなくていい。はじめのうちはスクールのレンタルで十分。長く続けるためには経験者の知り合いは必須。近くにいない場合は信頼できるサーフショップを見つけて通えばエキスパートときっと知り合いになれると思う。サーフショップでのギア購入はやや割高なこともあるがそれ以上のメリットがあるので個人的にはおすすめしたい。
- 初心者には扱いやすいショートボードをおすすめ
- 浮力があればショートでもファンボードでもよい
- 継続が難しいのではじめは中古が無難である
サーフィンをはじめるには信頼できるサーフショップか信頼できるサーフィン経験者が必須です。