この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
WordPressのメディアライブラリーは登録したメディアをカテゴリーごとに分類する機能がなくとても使いにくい。メディアファイルが増えると管理できなくなる。デフォルトでカテゴリー機能くらい付けてほしかった。メディアファイルを管理する無料のプラグインはいくつかあるが比較情報がなかったため今回いくつかのプラグインを比較検証する。結論を言うと「Media Library Assistant」をおすすめする。理由については本文を参照していただきたい。
仕様などは2018年9月のもので最新の情報と異なる可能性があります。ご了承ください。
目次
メディアライブラリを管理するプラグイン
プラグインのサイトから「Media Library」で検索してでてきたプラグインのインストール数や評価を比較。
名前 | 最終更新 | 有効インストール数*1 | 言語 | 評価*1 |
---|---|---|---|---|
Enhanced Media Library | 2週間前 | 100,000+ | Czech, English (US), Finnish, French (France), Japanese, Russian, Spanish (Spain), and Ukrainian. | 4.5 |
Media Library Assistant | 1か月前 | 50,000+ | Dutch, English (US), and Finnish. | 5.0 |
Media File Manager | 1年前 | 10,000+ | English (US) | 3.5 |
Media Library Folders | 3週間前 | 6,000+ | English (US) | 4.5 |
WP Media folders | 1週間前 | 2,000+ | English (US) | 4.5 |
Organize Media Library | 1か月前 | 1,000+ | English (US) and Japanese. | 3.5 |
*1:2018年9月時点の情報である。
今回は有効インストール数の多い3つのプラグインを対象に検証した。
- Enhanced Media Library
- Media Library Assistant
- Media File Manager
理想のプラグイン
できるだけシンプルで使いやすい方がいい。ただ、機能が不十分過ぎると困る。以下の基準を満たすプラグインを見つけるのが今回の目的である。基本は無料版を選びたいが基準を見たなさい場合は有料版も検討する。
- メディアファイルをカテゴリーごとに整理したい
- メディアファイルを一括して操作したい
- 使い方を調べないで直観的に使いたい
メディアファイルをカテゴリーごとに整理したい
メディアファイルにカテゴリー情報を付与できればいいのでフォルダ構成などは出来ればいじくりたくない。保存場所を変えるようなプラグインは今回除外する。
メディアファイルを一括して操作したい
すでに数百枚の画像があるため一括操作できない場合は除外。
使い方を調べないで直観的に使いたい
日本語、英語にかかわらず直観的に操作したい。特に長く使う場合は考えながら使うのは苦痛になる。まぁ慣れればいいかもしれないが・・・。
インストールして使ってみる
プラグインを紹介しているサイトで確認したがどれがいいのかよくわからなかった。実際に複数のプラグインをインストールして確認する。プラグインの説明を一切読まないで直下だけで使い勝手を検証した。
Enhanced Media Library
まず本命のプラグインから。日本語で使えるのはありがたい。ただし一部は英語のまま。カテゴリ追加まではわかりやすかった。ただし、一括編集する方法がわからなかった。
使ってみる
やはり日本語対応しているのはありがたい。カテゴリー追加もすぐにわかった。とりあえず、適当にカテゴリーを追加してみる。
追加したカテゴリーを設定するためにメディアライブラリを開く。一覧の項目にメデイァカテゴリーが追加されている。
メディアファイルを選択して開くとカテゴリー設定機能が増えている。
カテゴリーは子カテゴリーを作って階層化することができる。ひとつのファイルに複数のカテゴリーを設定できるので色々と分類の幅はありそうだ。
設定したカテゴリーを選択することで検索可能。カテゴリーのリンクをクリックでも検索できる。
試行錯誤の末に一括してカテゴリーを設定する方法を発見した。メディアファイルの表示を一覧からタイル表示に変更する。次にメディアファイルを複数選択し、右したに出るカテゴリを選択。これで一括してカテゴリーを設定することができる。
と、思ったら甘かった。複数のメディアを選択してもカテゴリーが設定されるのは選択枠の付いたメディアだけであった。
気になって一括設定についてプラグインのレビューなどを調べた。
ENHANCED MEDIA LIBRARY PRO
Additional comfort and even more convenient way to organize WordPress media library:
- Categorize media items in bulk
- Assign media items to parent post categories automatically
一括編集は有料のプロ版でしか使えないとか・・・。まじっすか?
Totally a time-waster
One wrote before me:
You can categorize files only one by one in the free version. Selecting multiple files and categorizing them in one go is available only in the pro version. So essentially, the free version is useless!
—
I 100000% agree!!
レビューでは時間の無駄だと怒りの声も。ほんと使いやすくて好きなのだが一括設定できないのは残念である。2000個とかあるメディアファイルをひとつづつカテゴリ設定するのは無理そうなので使うなら有料版をおすすめする。
まとめ
シンプルで日本語対応もされていてとても使いやすかった。無料版では一括設定できないため使うなら有料版をおすすめする。
- 日本語対応している
- シンプルで使いやすい
- 使うなら一括編集のできる有料版がおすすめ
Media Library Assistant
ネットで調べるとこれが一番おすすめされている。実際使い勝手はどうだろうか?
使ってみる
カテゴリーの設定もEnhanced Media Libraryと同じくわかりやすい。すぐに設定できた。さすが人気のプラグインだ。
カテゴリーとは別にタグも設定できる。高機能。
タグの一括設定も可能。しかし、Assistantメニューにたどり着くまでにかなり時間がかかった。メディアライブラリの一覧から設定できれば迷うことはなかったのだが・・・。
ここでカテゴリーを設定することで選択したファイルすべてに反映される。設定項目が沢山あり高機能!?操作画面は英語なので慣れるまでに多少時間がかかりそうだ。
カテゴリーを設定するとこんな感じ。カテゴリーとタグ項目がデフォルトで追加される。
カテゴリーをクリックするとそのカテゴリーで絞り込まれる。ここはMedia Library Assistantと同じ仕組み。タグがある分こちらの方が細かく管理できる。
タイル一覧からもカテゴリーで絞り込むことができる。
カテゴリーの階層化もできる。
メディアファイルひとつづつにも設定可能。
まとめ
シンプルで使いやすかった。これも一括設定がわかりにくいところはマイナス。
- 日本語対応していない
- 高機能で細かく管理できる
- 一括設定に対応している
使い込んでみたので興味のある方は以下の記事もどうぞ。
おすすめWordPressメディア管理用プラグインMedia Library Assistant~基本編~
Media File Manager
これは物理的にフォルダを変更するのでちょっと自分の欲しいものと違った。
使ってみた
どちらかと言うとFTPツールに近いインターフェース。まぁ慣れれば使えると思う。
メディアファイルの保存先を変更することができる。
まとめ
直観的にすべて操作できたとこは評価できる。筆者がもとめる「メディアファイルにカテゴリーを付与」とは違うので今回の選考からは外した。
- 直観的に使いやすい
- メディアファイルの保存先を物理的に変更する
まとめ
使っているうちに薄々気づいていたがダウンロード数と評価が高いプラグインがやっぱり安定している。
管理方法
メディアライブラリの管理には物理構成を変更するものとメディアにカテゴリーなどのメタ情報を付与する二つのパターンがあった。ちょっと物理構成を変えるのは怖いので、メタ情報を付与するタイプのプラグインを利用したい。今回だと「Enhanced Media Library」「Media Library Assistant」が対象となる。
- カテゴリーやタグなどのメタ情報を付与して管理
- 物理フォルダーを変更して管理
一括でのカテゴリー設定
筆者のように画像を多く使うサイトの場合は一括でのカテゴリー設定が必須となる。画像が少量の場合は一括編集が無くてもなんとかなると思うが画像の棚卸をしたときにどうしても生産性が悪くなってしまう。画像が少なめのサイトであったとしても一括設定はあった方がよさそうだ。後から画像が増える可能性もあるので一括でのカテゴリー設定はどうしても欲しい機能。
一括でカテゴリー設定のできない無料版のEnhanced Media Libraryは有料版を使う前のお試し版といった位置づけだろう。Enhanced Media Libraryを使うのであれば有料版をおすすめする。
結局どれがいいのか?
メディアに対していメタ情報を付与して管理ができ一括でのカテゴリー設定ができるのはMedia Library Assistantだけである。直観的で使いやすかったEnhanced Media Libraryは有料版でなければ一括編集できないので結論としてはMedia Library Assistantをおすすめする。操作画面が英語でやや覚えづらいが無料でここまでの機能があるのはとてもありがたい。
筆者はMedia Library Assistantを半年ほど使っているが画像を多く使うコンテンツが多いのでもう無くては困るプラグインとなっている。操作画面が英語だが難しい単語もないので問題ない。カテゴリーとは別に存在するタグ機能もちょっとした仕分けの時にとても便利。一括して操作ができるのでメディアファイルの棚卸や整理もかなり楽である。メデイアファイルを多く使うサイトの方にはMedia Library Assistantをおすすめしたい。
Media Library Assistantの使い方はこちらの記事をどうぞ。
余りに気になったので。
その経歴で、無料版の使用制限で使えない機能があったとして、「無料版は一括設定できない致命的欠陥あり」というのはいかがなものでしょう。あなたが前歴で欠陥という言葉をそんな形で使っていましたか?被災地ボランティアに「おまえ昨日休んだなこの野郎」と言うのと同レベルに聞こえます。
致命的と言う言葉を使うのは結構です。あなたの命に対する比喩と受け取れます。ですが、致命的欠陥と言うのはあんまりです。それにだまし討ちじゃ無いですよ、きちんと表の説明に書いてあります。使うのはマニュアル読まずに直感的にと望むのはユーザーの勝手ですが、直感でインストールしておいてこの表現はどうかと思います。説明くらい一読してからインストールしましょう。インストールするとxxxに同意したものとみなしますとかって書かれていたら、今度は詐欺呼ばわりでもするのでしょうか。
さらに言います。このプラグインはオープンソースです。自分でそのくらい外したどうですか?GPLですし、改変しさらに再配布まで自由です。
このコメントの言葉はきついと思うかも知れませんが、これの何倍もこのブログの言い方はひどいと思います。開発者に対する感謝や敬意を払うということを著しく欠いています。
Kさまコメントありがとうざいます。
不快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした。
不適切な表現であったと反省しております。
無料版であっても一括編集機能が必須との思いがありこのような表現になってしまいましたが、おっしゃる通りひどい言い方でした。
情報を発信する立場としての意識があまりに低すぎたと思います。
今後も比較記事などを執筆するつもりなので言い方や相手への配慮に十分注意して記事を作るつもりです。
今更ではありますが記事は修正させていただきました。
正直自分でも全体的に記事内の言い方が気になっていました。
考える良いきっかけになりました。
貴重なご意見ありがとうございました。
[…] […]
[…] 無料のWordPressメディアライブラリ管理プラグインどれがいい?WordPressのメディアライブラリーは登録したメディアをカテゴリーごとに分類する機能がなくとても使いにくい。メディアフ […]
参考にさせていただきました!
最後のプラグイン名が間違いでしょうか?
————————————–
Mari Kato様
コメントありがとうございます。
お手数おかけしてすみません。
大事なシメ部分が間違っていました。
ご指摘いただいて助かりました。
本当にありがとうございます。