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先日高齢の母に「冷やしラーメン」をお願いしたところ「冷やし中華」を買ってきた。これは「冷やしラーメン」ではなく「冷やし中華」だと言うと狂ったように怒り出した。
母「買い物行くけど何か買ってこようか?」
ふない「じゃ、冷やしラーメンお願いします。」
・・・。
母「はい、冷やしラーメン買ってきたよ。」
ふない「んっ?これ冷やし中華だよ?」
母「何言ってんの、これだって冷やしラーメンだよっ!!」
ふない「冷やしラーメンと冷やし中華って違うよ。コンビニでも冷やしラーメンあるでしょ。」
母「はぁ?そんなの知らないよ。どっちもかわらないでしょ。」
ふない「冷やしラーメンってラーメンを冷たくしたやつでたれをかける冷やし中華と違うと思うんだけど。」
母「はぁ?はじめて聞いた。そんな食べ物なんて今まで存在してない。」
ふない「結構昔から冷やしラーメンあるよ。」
母「ないよっ!!(怒)」
冷やしラーメンをお願いすると毎回冷やし中華を購入してくる。何度も違いを説明するのだがまったく理解できていないようだった。多分い生きているうちに両者の違いを理解できるようにはならないだろう。あきらめて自分で買ってきた方がよさそうだ。
両社に明確な違いがあるか少し調べてみたのだが袋パッケージの冷やし中華に重大な問題を発見した。それが「マルちゃん冷やし生ラーメン問題」である。パッケージには一般的な冷やし中華が描かれているが名前が「ラーメン」となっている。こんな商品があったら「冷やし中華」と「冷やしラーメン」の区別がつかなくなるもの当然である。この商品があれば冷やし中華に対し「これが冷やしラーメンだっ!!」と言われても文句は言えない。
「冷やしラーメン」と「冷やし中華」が別物であったとしても「マルちゃん冷やし生ラーメン問題」がある限り平和は訪れないだろう・・・。
本記事は冷やしラーメンおよび冷やし中華に対する個人的な見解であり地域文化と内容が異なることがありますのでご了承ください。
目次
冷やし中華と冷やしラーメンの違い
ラーメンを冷やしたのが「冷やしラーメン」で麺に甘酸っぱいタレをかけたのが「冷やし中華」である。冷やしラーメンは麺がスープに使っていることが多い。
冷やし中華
麺の上にハム、キュウリ、卵焼きの千切りがのったやつだと思う。たれは甘酸っぱい醤油味。ゴマだれなんかもある。ポイントはラーメンの量に対してめんつゆが少ないこと。コンビニで売っている冷やしラーメンなどは面がスープにつかるくらいの量。スープの酸味もなく温かいらーめんをそのまま冷やしただけのような感じ。
冷やし中華
冷やし中華(ひやしちゅうか)とは、冷やした中華麺を使った料理の一種。野菜、叉焼やハム、錦糸卵などの色とりどりの具材を麺にのせて、冷たいかけ汁を掛けて食べる、夏の麺料理として日本各地で食べられている。地方によって、呼び方に相違がある。
例外として北海道では冷やし中華を冷やしラーメンと呼称するようだ。
・北海道では「冷やしラーメン」とも呼ばれる。
・岩手県では「冷風麺」と呼ばれる。盛岡冷麺と区別するためと思われるが、統一されているわけではない。
・「みちのく三大冷し麺」とされる山形「冷やしラーメン」は、ここでいう冷やし中華とは異なる。
・東海地区ではマヨネーズを添えることが多い[2]。
・西日本地方、特に関西では「冷麺」と呼ぶことが多い[3][4]。
・広島県 呉では、麺に平麺を使用する(呉冷麺)。
冷やしラーメン
最近コンビニなどで目にするようになった冷やしラーメン。冷やし中華とは一線を画し別商品となっている。前述したがスープの量と味付けが違うのがポイントだろうか。
冷やしラーメン(ひやしラーメン)は、山形県、福島県などの郷土料理[1]、ご当地グルメ。日本の麺料理の一つ。
つけ麺
麺とスープが別なら「つけ麺」である。つけ麺のバリエーションに「熱冷」、「冷冷」など麺やスープのどちらを冷やすか選べることがある。メンとスープを冷たくしたら「冷やしラーメン」ぽくなるかも。
つけ麺(つけめん)とは、麺をつゆにつけて食べるスタイルの麺類で、今日においては、主にラーメンの一種[1]を指す日本の麺料理である。店によってはもりそば、つけそば、ザルとメニューに記される。
マルちゃん冷やし生ラーメン問題
販売されている冷やし中華を調べていたところ問題発生。
マルちゃんの「冷やし生ラーメン」と呼ばれる商品。パッケージはおなじみの冷やし中華であるが呼称が「生ラーメン」。コンビニなどでは明確に分けれているのにこの商品だけ独自路線の呼び名となっている。
引用:マルちゃんの冷し生ラーメン 3人前 | 商品情報 – 東洋水産株式会社
あまりにも納得がいかないので調べたら同じようなブログ記事を見つけた。
スーパーで夏によく見かけるマルちゃんの「冷し生ラーメン」。
これは冷やしラーメンではありません!
冷し中華なんです!
冷やし中華ではないと一蹴していただいている。筆者は呼び名に納得がいかないのでマルちゃんに問い合わせしたい。
まとめ
実家の高齢の母親が「冷やし中華」と「冷やしラーメン」の区別がつかないのか謎であったが原因のひとつがわかった。「マルちゃん冷やし生ラーメン」が「冷やし中華」だったこと。この商品のせいで冷やしラーメンとの区別がつかなくなっていたようだ。筆者もパッケージを見て何度も違和感を感じていた。見た目が冷やし中華なのに名前がラーメンと・・・。コンビニなどでは冷やし中華と呼称と統一していることが多くこのような問題はなさそうだ。生ラーメンと名乗る冷やし中華はユーザーにとってマイナスでしかない。
- 冷やし中華と冷やしラーメンは異なる(ただし北海道の呼称は別)
- 違いはスープの量と味にあり冷やしラーメンは面がつかるくらいのスープ量
- マルちゃん冷やし生ラーメンは冷やし中華である
マルちゃん「冷やし生ラーメン」の名前を「冷やし中華」に変えてほしい。
東洋水産様に「冷やし生ラーメン」について質問したところ回答が来たので紹介する。
回答(要約)
「冷し中華」という名称は1970年代ごろから使われている。
「冷しラーメン」を1966年に発売。
1976年に「冷し生ラーメン3人前」に改名。
の経緯があるがご迷惑をおかけして申し訳ありません。
以上
回答は「冷やし中華より歴史が古いのでごめんね」といったところだろうか。冷やかしに近い質問にも関わらず非常に丁寧かつ迅速に対応していただいた。担当者様ありがとうございます。