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最近「オーセンティック・コーチング」と呼ばれる書籍を読んで思うことがあったのでまとめてみた。ブラック企業から大企業まで色々と研修や社員教育を受けてきたがテクニカルな教育以外は全部クソだったなと思う。全部会社に都合の良い洗脳に過ぎない。若手は会社を利用してもいいが無駄に利用されないよう気を付けた方がいい。とくにブラック企業は会社の正義を押し付け洗脳しようとしてくる。自分の人生は自分で管理し会社や他人任せにしてはいけない。誰も教えてくれないかもしれないがこれが今の社会の現実である。
本稿は筆者の個人的な感想なので参考程度に見ていただけると助かります。
目次
コーポレートコーチング
コーポレートコーチングとは会社が社員に向けてやる教育のこと。ブラック企業で社員を洗脳するのもこれに近い気がする。
コーポレートコーチング | ・会社の利潤追求だけがゴール ・社員全員のゴールが同じになる ・利潤追求のためにモラルを捨てることが多い |
本来のコーチング | ・社会貢献など利潤追求以外もゴールに含まれる ・ひとそれぞれ違うゴールが生まれる ・モラルの維持もゴールに含まれる |
社員教育は会社の目的達成のため
大企業に入ると色々な社員教育を受ける機会がある。個人のスキルアップになったり論理力強化だとか個人戦闘力をあげることができる。技術以外のマインドとかはコーポレートコーチングに近いんじゃないかなと思う。現に今のサラリーマンは自分を犠牲にして会社に貢献することが正義と考えている。台風が近づく中出勤しようとする姿を見れば明白である。
なので結局のところ技術以外の教育は会社の利潤追求のための洗脳に過ぎない。冷静に考えればよくわかる売り上げを倍にしても給与が倍になるわけでもないのに自身をどこまで犠牲にできるだろうか。
基本健康管理は個人任せで「あまり無理をするなよ」なんていう上司はほっとんどいない。健康面は個人責任であることを会社は明に言わない。暗黙の了解で「体壊すくらいがんばってなんぼ」みたいなのが蔓延している。
現状の外にあるゴール
コーチングのゴールは現状の外にあるため会社での利潤追求はゴールにならない。人生をかけて何としても成し遂げたい事がゴールである。社内の売り上げなどそれに比べれば些末。ただし、本来のゴールを達成するための足掛かりとして社内売り上げを上げることが必要だとすればそれは間違っていない。
筆者はプログラマーとして給与を貰っていたがWin-Winだと思っていた。大好きなプログラミングを好き勝手にやってお金がもらえるとか天国でしかない。ただ、筆者に大きな裁量を与えてくれたプロジェクトリーダーがいてくれたのが大きい。そのリーダーには感謝しかない。
会社の社員教育は会社に都合の良い洗脳に過ぎない
基本的に会社は社員のことを考えていない。考えているのは「安定して稼げる社員の確保」である。結果的に社員のことを考えているかのように見えるが非常に卑近なゴールを設定されている。このゴールを達成(使えなくなったら早期退職)したらポイっと捨てられる。
自分の人生は会社任せにせず自分で管理しなくてはならない。会社とは雇用契約を結んでいるだけで家族でもないし師匠やメンターでもない。仕事やお金を稼ぐことは人生の一部であってもすべてではない。
まとめ
まぁ今思えばブラック企業につとめていた時の社員教育は本当にひどかった。大企業でも「儲け話は独り占めしろ」といった内容の研修を受けたことがある。ある意味正解かもしれないがそれがすべてのように言われると疑問を感じる。会社は基本的に利益がすべてなので社員のことを考えることはない。考えているとすれば利益に必要だからだけ。特に若い人は注意してほしい。自分の人生は自分で決めて管理すること。会社は人生のほんの一部に過ぎない。会社に頼られても良いが決して会社に頼ってはいけない。
- コーポレートコーチングは利潤追求だけがゴール
- 社員教育のほとんどが会社に都合の良い洗脳
- 会社は利益しか見ておらず社員の人生に関心がない
当たり前ですが健康の管理は自己責任で会社は基本的に関与してくれません。