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お気に入りのジーンズを半年ほど前に修理したのだが最近になってまた穴が目立ってきた。お店での修理は確実だが修理費が高いので自分で修理できないか試してみた。今回修理するのは18年前に購入したTAKEO KIKUCHIのビンテージデニム。当時1万6千円くらいで購入した。お気に入りのジーンズで愛着があるためなんとか履き続けたい。
目次
ミシンでの補修
近所の修理店にお願いして膝とポケットの穴をふさいでもらった。さすがプロとても良い仕上がりで耐久性もありそうで満足。しかし修理費に4千円もかかってしまう。金額を聞いて新品を買おうか悩んでしまったが愛着があるため修理することにした。
見た目も違和感なく履き心地も問題ない。
裏から見るとこんな感じ。接着芯を貼って縦方向にミシンでたたいている。
ポケットは取り外してからの修理になるため費用が千円プラスとなった。裁縫素人としては自分でできないので高いか安いか判断できない。
アイロン接着での補修
更に3、4か所修理したい場所がでてきた。お店にお願いしたら5千円以上かかってしまう。これ以上直すと修理費が購入価格を上回ってしまう。愛着があるとはいえそれだけは避けたい。お手軽なアイロンパッチなどで直せないか実験。
補修箇所
前ポケットの4か所の穴。もともとユーズド加工で擦れていた場所。ここに来て大きなダメージとなる。
反対側も同じように穴が開いている。これ以上放置するとパンツが見えてしまう可能性あるため修理に踏み切った。
今回補修のきっかけとなったのが右の後ろポケット。下に空いた穴は修理店で直したのだが、上に二つ穴が開いてきてしまった。財布を入れたときにこの穴から角が飛び出してしまう。このまま放置すると財布がポロリなんてことも。
アイロン接着で補修
裁縫素人なのでなんとかアイロンだけで完結させたいと思いアイロンパッチだけで今回は修理する。
水洗い、ドライクリーニングOKと頼もしいことが書いてある。
後ろポケットの補修
ポケットとか厄介な場所に穴が開いてしまった。財布の形に綺麗に擦り切れている。穴の開いている箇所に合わせ型紙を作成。
型紙に合わせアイロンパッチを切りとる。
パッチを当てて確認。
アイロンを中温に設定。
ポケットにアイロンパッチをセット!!
アイロンパッチの裏表を間違えると悲惨なことになります。アイロンをあてる前に必ず裏表を確認してください。
当て布をしてアイロンを20秒。
説明通りやったが全然くっつかない。しかたないので当て布無しで直接アイロンを当てる。
くっつく気配がないので内側からも直接アイロンを当てる。
確認したら淵がまだくっついていない。
更にアイロンを当てる。
かなりしつこくアイロンを当てたのでこれで大丈夫。と思ったらペリっとパッチがはがれてしまった。どうやら長時間アイロンを当てたのが原因のようだ。この教訓を踏まえて以降の作業はアイロンを当てすぎないように注意する。あと生地の劣化も原因かもしれない。よく見るとジーンズの表面がボロボロしていた。やはり寿命か・・・。
再度同じ長さのパッチを貼って後ろポケットの補修は完了。
前ポケットの修理
今度は型紙を作らずにパッチにそのまま書き込む。ここでも裏表に注意。
パッチを穴の開いている部分にセットする。ポケットの裏側なので非常にやりにくい。これをミシンでやるのは難しそうだ。
穴からパッチの位置を調整する。縫い目の際まで穴が開いているのでパッチの設定が難しい。
マニュアル通りに当て布をして20秒。
当て布すると際の部分がどうしてもくっつかない。
くっついていない際の部分に直接アイロンを当てる。
仕上がりはこんな感じ。ごあごあ感はないがミシンと違って穴の周囲がボロボロしている。
まとめ
ミシンに比べると道具も手間も少なく修理できた。途中でポケットのパッチがはがれるアクシデントもあり耐久力にやや不安がある。
- 修理店に比べ低コストで修理できる
- ミシンに比べ手軽に修理できる
- ミシンに比べ耐久力に不安あり
ユーチューブやネットでジーンズの修理について調べていたら自分でミシンを使った修理ができるような気がしてきた。接着芯と糸があればいけるんじゃないかな?機会があれば次回はミシンでの補修にチャレンジしてみたい。アイロンパッチは剥がれて来たらここで報告する予定だ。耐久性が高いことを祈る。
うーんさずがプロ完璧な仕上がり。ここまでできなくても自分でミシン使って修理できそうな気がしてきた。
追記
補修してからしばらくして別の場所に穴が開いてしまった。補修した部分は問題ないのだがその周辺が穴が開きそうな部分がいくつかみつかった。長く履き込んだジーンズを修理する場合アイロンパッチでは無理があるかもしれない。詳しくは以下の記事を参照。