劣化したシールを何とかしたい~無理して剥がしたら下地までガリガリに削れ大失敗~

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20年以上前から使っている実家の石油ファンヒーターのシールがボロボロになってきているので何とか剥がせるか試してみた。結果から先にいうを微妙に失敗。いくつかの方法を試したのだが失敗して一部ガリガリに傷ついてしまった。劣化したシールは基本まともにはがせないのであきらめるのが無難。どうしても剥がしたい場合は本記事を確認し考え直した方がよい。

注意事項

劣化したシールはがしは条件により結果が大きく異なることがあります。ご了承ください。

劣化したシール

よくあるパターンであるが古くなったシールは剥がせないことが多い。シールののり部分が劣化してどうしても取り除くことができない。

劣化シールの除去

劣化シールを以下の4パターンで試してみた。

道具 結果 コメント
カッターの金属ツメ × 下地を傷つけるため危険。
金属製耳かき ×
樹脂製の定規 下地を傷つけにくく生産性が高い。
指の爪 下地を傷つけにくいが生産性が悪い。

結論を言うと樹脂製の定規一択である。間違っても金属はしようしないこと。確実に下地へのダメージが残る。指の爪は下地へのダメージがほとんどないがまったく進まない。途方もない時間がかかるため現実的ではない。

カッターの金属ツメ

ガリガリと劣化したーシールを削り取ることができるが下地へのダメージが大きい。

金属製耳かき

100円ショップで購入した金属製の耳かき。スパチュラ代わりに使っている。今回使った中で一番失敗だったヤツ。

樹脂製の定規

こちらも100円ショップ。触ると痛いくらい角が立った物差し。ここまで角があると樹脂製スクレイパーとかわりない。多少塗装面に傷が付くが下地までいくようなことは無かった。ただものによっては樹脂製の定規でも致命的なダメージが発生する場合もあるので注意。劣化したシールをはがそうという時点で傷は覚悟した方がいいだろう。

指の爪

塗装に傷を付けず確実に劣化シールを剥がせるのだが恐ろしいくらいに時間がかかる。10分やって進捗は2cmx2cmくらい。劣化したシールが剥がれにくくまったくすすまない。

仕上げ

おおよそ劣化シールの除去はできたのだが劣化したのりが剥がしきれない。

ガムテープで剥がせるか試したのだがまったくダメ。

塗装へのダメージはあるかもしれないがラッカーうすめ液を使用。

ラッカーうすめ液でここまで劣化したのりを剥がすことができた。金属製のツメで出来た傷がなんとも痛ましい。

まとめ

どうやっても剥がれないので困っていたが樹脂製の定規を使ったら意外にも簡単に剥がすことができた。残ったのりのラッカーうすめ液でなんとか除去。金属ツメで失敗した部分は塗装が剥げてしまった。劣化シールには樹脂製の定規一択だと思うが条件によっては樹脂製品でも傷つく場合があるので要注意。

ポイント
  • 劣化したシールを剥がすのは非常に難しい
  • 金属性のヘラなどはシール剥がしでは厳禁
  • 残ったのりはラッカーうすめ液である程度除去できる

今更ですが何かをこすり合わせた時は硬い方が削れるようです。

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