割れた急須を何とかする~エポキシパテで紛失した部分を造形~

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急須の一部が欠けて修理しようと思ったら破片の一部が紛失。もうダメかと思ったがエポキシパテを使って無理矢理補修した。エポキシパテの安全性はわからないがとりあえずそれっぽく修理はできた。

注意事項

本記事では食器にエポキシパテを使用していますが安全性は確認できていません。同じように補修する場合はご注意ください。

急須の補修

エポキシパテで紛失した急須の口を造形する。

1. 破損状況の確認

急須の先端が破損。しかも割れた破片を紛失してしまった。破片が揃っていれば瞬間接着剤だけで修理可能。

2. エポキシパテの準備

おもちゃの補修のために購入したがほとんど使わずに余っていたエポキシパテ。二種類の溶剤をまぜまぜーっ!!

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3. 盛り付け

破損した部分にエポキシパテを盛る。ほんの少しだけ多めに盛り付け。

あまり盛り付けすぎると硬化後の整形が難しくなるので注意。

4. 硬化

約6時間で完全硬化するが時間が経つにつれ硬くなる。あら取りする場合は完全硬化する前に加工した方が楽。4~5時間くらいでもヤスリがけできるので硬化前にあら取り加工する。

5. 整形(あら取り)

使用したのは100円ショップの金属用ヤスリ。こちらは平面タイプで柄が大きく削りやすい。

こちらは金属用だが半円になっており細かい部分を削れる。

平面部分は平面タイプのヤスリで削り形を整える。

あら取りはザックリで細かい部分はやらない。ギリギリまで削り切らない。

6. 整形(仕上げ)

細かい部分は半円の棒ヤスリを使用する。細かい部分も含めギリギリ部分まで処理。削る時に多少傷が付くがあまり気にしすぎない方が良い。

7. 完成

今回は急場しのぎだったので仕上げはザックリ。角部分は軽く面取りしておいた。

お茶が注げればいいのでここもざっくりレベル。

あまり削りすぎると接着面が弱くなるので少しだけ結合部分に厚みを出した。結合部分に重ねたパテの厚みは0.1ミリ以下だろうか。

作業時間は約20分で硬化時間を含めた工期は約7時間程度である。完全硬化に6時間はかかるので工期は最低7時間見ておきたい。作業時間は不慣れでも30分かからないのでそれほど手間な作業ではない。

まとめ

余っていたエポキシパテを何とか使おうと狙っていたところに急須の破損。高いものではなかったのですぐに買い直せばいいのだが「修理魂」に火が着き無理矢理補修した。使い慣れないエポキシパテかつ初めての食器修理なので上手く行くか不安であったが思ったより良い仕上がりに。見た目的に違和感はあるものの依然と同じように使えるようにはなったので及第点ではないだろうか。一般的な陶器補修材もエポキシ系なので問題ないとは思うが食べ物に直接ふれるような部分は注意した方がよさそう。

ポイント
  • エポキシパテで割れた食器を補修できる
  • 安全性や耐久性などは未確認
  • エポキシパテは陶磁器との相性が良く接着できる

趣味レベルでの修理なので早めに新しい急須を購入したいと思います。

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