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ダイソンのクリアビンは隙間が多くぜひとも分解して清掃したいパーツである。吸入口も取り外せそうでチャレンジしたのだがまったく歯が立たなかった。ツメで固定されていそうなので力技でなんとかなりそうな気もしたのだがあまりにも固くて断念。パッキン部分が少しだけはずれたので今回は可能な限り分解してみた。底フタの取り外しと取り付けについても新たに解説。
取扱説明書に記載されていないレベルの分解を行いますので自己責任でお願いします。
目次
クリアビンの分解清掃
完全分解できなかったので水洗いは出来なかった。
1. クリアビンの取り外し
クリアビンの取り外しはこちらを参照。ドライバー使わず簡単に取り外せる。粉じんが舞うのでマスク着用が無難。
【完全版】ダイソンV7V8のクリアビンの取り外し~クリアビンが開かない閉じない場合は取り付け直すと改善する~
2. 底フタを開く
底フタが閉じている場合は開く。
底フタを開くツメがあるのでこれを使う。
ツメを下に押し込む。
パかっと底フタが開く。
3. 底フタの取り外し
鬼門である底フタの取り外し。かなり難易度が高いので要注意。詳しくはこちら。
ダイソンクリアビンフタの取り付けと取り外し~外れると掃除が楽だが破損の危険性が高い~
今回使用するのはオルファのハイパーL型。
【製品レビュー】オルファ ハイパーL型~ラバーグリップ採用の次世代カッターナイフ~
オルファのこのツメは便利で色々なことに使える。カッターを購入する時はツメ付がおすすめ。
オルファカッターのツメは必要か?~見た目より利便性重視ならツメありがおすすめ~
カッターのツメで内側に押し込み90度になった底フタを真上に引き上げる。
マイナスドライバーなどでツメを押すと手を怪我する恐れがあります。鋭い工具を使うと大けがにつながる可能性があるため十分に注意してください。厚手の革手袋を使うと作業時の危険度を下げることができます。
折れるかと思うくらい強く押し込むと底フタが取り外せる。
外すと清掃が楽になるが無理しないように。
底フタのツメはマイナスドライバーのような形状になっている。なので取り外し取り付けはクリアビンと垂直方向にしてから。
4. ゴムパッキンの取り外し
底フタについたゴムパッキンを取り外す。
フタのストッパー部分が狭いのでパッキンを引っ張って伸ばして取り外す。
分離完了。通電するパーツではないので水洗い可能。
5. フタリング取り外し
完全に取り外せないがリングの隙間を清掃する。
T8のトルクスドライバーでネジを取り外す。
クリアビンのリングはツメでハマっているので半分くらい取り外せる。
一部が吸入口と連結しているのでここまでしか外せない。
6. クリアビンの清掃
通電パーツがあり完全分解できないので水洗い不可。ウェットティッシュなので清掃する。
クリアビン本体は完全分解できていないので水洗いできません。水に浸してしまうと完全乾燥できずカビが発生する恐れがあります。汚れはウェットティッシュなどで拭き取ってください。
7. フタリング取り付け
フタリングをパチッとはめ込みネジ止めする。
8. ゴムパッキンの取り付け
清掃したパッキンと底フタを取り付ける。
底フタの狭いストッパー部分から取り付ける。
取り外しと同様にパッキンを少し引っ張って取り付ける。
ゴムパッキンが隙間なく取り付けられていることを確認。
全体的に隙間がなくなるようゴムパッキンの位置を調整しながら取り付ける。ゴムパッキンがしっかりはまっていないとフタが閉じなくなる。
9. 底フタの取り付け
これまたこう難易度作業。工具で怪我をする恐れがあるため革手袋などで手を保護し十分に注意してほしい。
まずはピンの片側をはめる。
反対側は1.5mmくらいの段差があり普通にやったらはまらない。
工具でグッとピン部分を内側に押し込み無理矢理はめ込む。このときかなりの力が必要となる。ポイントは底フタだけでなく取り付け側のクリアビン本体をゆがめるような感じで押し広げる。フタは本体と垂直方向にしてはめ込む。ツメの形状的にこの向きでないと取り付けは難しい。
「パチッ」と大きな音が鳴ったらはめ込み完了。
10. 完成
吸入口は取り外せなかったがそこそこキレイになった。
新品への交換
クリアビンは交換部品として公式からも販売されている。破損した場合や汚れが気になって使えない場合は交換してはいかがだろうか。ダイソン公式オンラインストアで取り扱いあり送料無用で入手可能である。
Amazonでも取り扱いはあるが公式より高い可能性が高いので購入前に確認してほしい。
まとめ
やはり一番気になるのは底フタのパッキンだろうか。その部分のホコリがとれるとかなりスッキリした感じになる。底フタを分離しなくてもおおよそのホコリは除去できるので無理せず対応しよう。
- 吸入口パーツはチャレンジしたが取り外せなかった
- クリアビンの底フタ外しの難易度は高く怪我の危険もある
- 底フタは無理して外さなくてもよい
底フタのパッキンを外して掃除できると気持ちいいです。