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以前ダイソンのパーツをヤフオクなどで購入しようと思ったら予想以上に高くて驚いたことがある。中古のフルセットもかなり高額でどう考えてもメリットがあるように思えない。中古などで多少安くなることもあると思うがメーカー保証を考えると量販店やダイソン公式オンラインストアでの購入が無難である。どうしでも安く入手したいのであればジャンク品を修理して使うなんてこともできるがリスクが高い。目利きの方はジャンク品の再利用に挑戦してみるのもアリではないだろうか。
ヤフオクやメルカリなどでの新品購入はリスクがあるため十分にご注意ください。ジャンク品に関しては思いもしない不具合がある可能性があります。本稿ではジャンク品の再利用について記載していますがジャンク品の動作を保証するものではありません。
目次
ダイソンV8の価格
2022年10月時点でダイソンV8(Dyson V8 Fluffy Extra)の価格はざっくりで35,000円前後である。以降は2022年10月時点での「Dyson V8 Fluffy Extra」を例に新品の実売価格を確認する。新品をメルカリなどの販売店以外から購入するのはメリットが少ないので注意したい。
新品の価格
2022年10月時点の価格は概ね35,000円前後。ヤフオクやメルカリなどでも新品があるがメーカーサポートが受けられない可能性が高いので注意したい。新品を買うならメーカーサポートが受けられるショップで購入することをおすすめする。ショップ以外での購入はメーカーサポートが受けられないデメリットがあるためよほど割安感が無い限り辞めた方がいいだろう。
ヤフオクやメルカリでの購入はメーカーサポートを受けられない可能性が高い。ダイソンを購入するならメーカーサポートの受けられるショップが無難である。
メーカーサポート
ダイソンでは2年間のメーカーサポートがあり消耗品のバッテリーなどもその対象となることが多い。購入を証明するレシートなどがあれば購入日から2年保証されるが、レシートなどがない場合はシリアルナンバー(製造番号)から推測される日付で購入日を仮登録される。なので、製造日の古い製品を購入し購入を証明するレシートがない場合2年の保証が短くなってしまう。なのでメルカリなどで新品を購入した場合2年のサポートを受けられない可能性が高い。
中古や販売店以外で購入すると2年間のメーカーサポートをフルで受けられない可能性がある。
メーカーサポートについての詳細はこちら。
ダイソンの保証期間~製品登録を忘れていたりレシートを無くしても約2年間は保証される~
販売店以外での購入
前述の通り販売店以外の購入ではメーカーサポートを十分に受けられない可能性が高い。販売店以外で購入するのであればこれらのデメリットを理解したうえで購入したい。消耗品のバッテリーはダイソン公式オンラインストアで税込み9,350円で購入可能。販売店で購入すればバッテリー故障のサポートが2年受けられる。なので販売店以外で古い製造番号の可能性のある製品を購入する場合はバッテリー分を差し引いて価格が妥当ではないだろうか。ショップ価格が35,000円だとしたらヤフオクやメルカリで新品が25,000円以下であればかなりお買い得と言える。
販売店以外の購入はバッテリー代分安くないとお買い得感はない。多少安いからといってヤフオクやメルカリの新品に飛びつかない方がいい。
中古価格
中古で購入した場合は製造番号にもよるがメーカーの2年保証は受けられないと思った方がいいだろう。程度のいいものであれば2万円以下でないと割に合わない。逆に新品に近い状態のダイソンV8が2万円以下で購入できるのであればかなりお買い得と言える。
新品に近いダイソンV8が2万円以下ならお得である(2022年10月時点)。
ジャンク品
中古では正しく動作しないジャンク品がある。これはバッテリーなどの不具合で動作しない場合が多い。動作しない場合でもバッテリー交換のみで復活可能性が高い。動作しなくても見た目の良い個体が1万円程度で販売されていたらかなりお買い得といえる。
動作しないジャンク品でもバッテリー交換で使用できる可能性が高い。
中古でダイソンのパーツを購入
こちらも2022年10月時点でのダイソンV8(Dyson V8 Fluffy Extra)のパーツについて説明する。
バッテリー
バッテリーは消耗品なので中古で購入するのは基本的にありえない。バッテリーを交換部品として必要ならダイソン公式オンラインストアでの購入が無難。
くわしくはこちら。
ダイソンのバッテリー寿命~短くて2年、長くて5年、交換するなら純正バッテリーがおすすめ~
モーター
このモーター部は故障が少ないのかパーツとして販売していることがほとんどない。そもそも壊れることが少ないのでパーツとして購入することはないだろう。メルカリやヤフオクなどでもこれだけ販売されていることは少ない。
クリアビン
ダイソン公式オンラインストアで税込み3,300円で購入できる(2022年10月)。送料を考えると公式での購入が無難そう。中古で購入するなら送料込みで1,000円くらいでないとお得感はない。
サイクロン
サイクロン部は特殊なギミックがないので壊れることはほぼないと思う。ただスライドレール部分などは破損する可能性がないわけではない。これだけを中古で買うのはちょっと難しいのでジャンクパーツなどで程度の良い物を探してみるとよさそう。
中古であっても目立った破損が無ければ分解清掃すれば再利用可能。
ダイソンV8を分解水洗い~モーターヘッドとサイクロン部を分解~
ヘッド
意外に高額なパーツであるクリーナーヘッド。新品で1万円前後である。中古で程度のいいものが5,000円以下であればかなりお得と言える。
ロングパイプ
新品パーツだと約4,000円弱で購入できる。中古で程度がよいものであれば2,000円くらいが妥当。
フルセット
パーツ取り用のフルセットとしてジャンク品のダイソンを購入するのもあり。程度の良い物であればバッテリーが動作しなくても15,000円以下であればかなりお買い得と言える。傷が多少目立つ中古が10,000円以下であればパーツ取り用としてお得である。
程度の良いパーツ取り用のダイソンV8が1万円以下であればかなりお買い得である。
ダイソンV8ジャンク品のお得感
ざっくりであるがダイソンV8を例にどの程度ならジャンク品がお得なのか紹介する。
交換バッテリー:9,350円
新品価格:約35,000円
バッテリーの買い替えを前提とすると「新品価格35,000円 ー バッテリー価格9,350円 = 25,650円」となる。
サポートを受けられないデメリットを約5,000円と試算する。中古の割安感として50%割り引く。
「(25,650円 ー 5,000円) x 50% = 10,325円」となる。
よって程度の良いジャンク品(バッテリー不具合)が送料込みで一万円前後で販売されていたらお得である。
まとめ
ヤフオクやメルカリなどで新品のダイソンがちょっと安くでていることがあるがメーカーサポートが受けられない可能性があるのであまりおすすめできない。個人販売でも交換バッテリー代くらい安いものがあればお得と言えるがそこまで安いものはない。ダイソンコードレスクリーナーを安く入手したいのであればバッテリーの不具合で動作しない程度の良いジャンク品を修理して使用する。バッテリーは1万円前後で購入することができるので動かなくても程度の良い物が安く入手できるならアリと言えるだろう。
- ダイソンを購入するならメーカーサポートを受けられる販売店が無難
- メルカリなどで新品購入するとサポートをフルに受けられない可能性あり
- パーツ取り用としてジャンク品を有効活用のはアリ
中古価格は幅が広いので掘り出し物が出るまで待つのが無難です。