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ダイソンV7のバッテリーが壊れたので互換バッテリーに交換した。純正に比べ半額近い価格で買えるにも関わらず容量は倍とかなりコスパが良い。まだ使い込んでいないので耐久性はわからないが今は問題なく使えている。互換性なので多少リスクはあると思うが予算が無ければ純正をあきらめるのもアリ。
価格や仕様などは2020年12月に確認したもので最新の情報と異なる可能性があります。ご了承ください。
本記事は互換バッテリーの安全性を保障するものではありません。純正に比べリスクがある可能性があります。
目次
青ランプ点灯
以前分解清掃でも紹介したダイソンV7が不調。
ダイソンV7を分解清掃~モーターヘッドとサイクロン部を分解~
症状はフル充電した後に1分くらいでバッテリー部分の青いランプが点滅し使えなくなってしまう。運がいいと数分使えるのがまともに掃除できない。
青色(点滅):充電がありません。バッテリーを充電してください。
引用:バッテリーに関するご質問
調べると青点滅はバッテリーの充電がないお知らせ。3年以上経過しているのでもしかしたらバッテリーの寿命かもしれない。保証期間も過ぎている。
このたびはダイソン製品をご購入いただきましてありがとうございます。購入後30日以内に登録いただくと、購入日より2年間のメーカー保証が適用され、修理にともなう部品の交換やサービス費用がこの保証に含まれます。
保証期間内であればダイソンのサポートが受けられる。バッテリーの問題であれば交換対応してくれるので必ずサポートに連絡。
バッテリー選び
バッテリーは純正以外に互換バッテリーが多く流通している。
純正バッテリー
公式ストアで交換用のバッテリーを発見。9,020円なら買い替えるよりはましだろう。
引用:V7バッテリー
互換バッテリー
純正バッテリーをAmazonや楽天で探したが見つからなかった。あるのはほとんどが互換バッテリー。配送や買いやすさもあり今回はAmazonにて互換バッテリーを選択。
互換バッテリーの確認と比較
色味は違うが中々しっかりした作りとなっている。
パッケージ内容
バッテリー本体と
バッテリーはカバー付き。
裏面の注意書きなどは純正に比べシンプル。
なぜかフィルターもおまけで付いてきた。
外観等
右が互換バッテリーで色が少し薄い。
互換バッテリーはちょっと粗があるが作りはしっかりしている。
裏面。
容量
純正は2100mAh。
互換性は倍近い4000mAh。
電圧はもちろん同じだが容量がここまで違う。しばらく使ってみたが互換バッテリーの方が長く使えている。
タイプ | 容量 | 電圧 |
---|---|---|
純正 | 2100mAh | 21.6V |
互換 | 4000mAh | 21.6V |
バッテリー交換手順
ドライバー(#1サイズ)があれば簡単に交換できる。ただし取り付け時に押さえ込んでネジを付けないと失敗する場合がある。
- ネジ取り外し
- バッテリー取り外し
- 互換バッテリー取り付け
- ネジ止め
- フィルータ交換
- 完成
1. ネジ取り外し
バッテリーを取り外すネジは三か所。交換作業をする前にゴミをすててクリアビン内を掃除しておく。
クリアビンとバッテリーの隙間にあるプラスネジ。
底面部分のネジは二か所。
ドライバーのサイズは#1。一般的に言う小さめのドライバー。
三つ目のネジはハンドルの付け根にある。
ネジはみっつとも同じ。ナメないように注意。
2. バッテリー取り外し
みっつのネジを取り外したらしたにスライドさせる。
3. 互換バッテリー取り付け
バッテリーをハンドルに差し込む。互換バッテリーの色が違うのがよくわかる。
4. ネジ止め
ネジは底面の二か所から止める。
バッテリーと本体の隙間がなくなるように押さえつけながらネジを止める。
バッテリーと本体の隙間がないように押さえつけながらネジ止めする。
バッテリーと本体の隙間に注意しながら。
最後にハンドルの根元にあるネジを止める。
5. フィルータ交換
下が純正で上が互換品。
交換は差し替えるだけ。
6. 完成
少し使ってみたが問題なし。
このあと一週間ほど使ってみたが特に問題ない。逆に吸引力が上がったんじゃないかと思う。
追記:2021/08/18
互換バッテリー問題についてYoutubeでいくつか気になる動画があったのでまとめてみた。
非純正の互換バッテリー問題~セル電圧を個別監視していないので爆発発火してすべてを焼き尽くす可能性あり~
マキタ(電動工具)の互換バッテリーでの火災事故などが多く発生しているようだ。分解して調べた方の説明ではセルを個別に電圧チェックしておらず過充電で火災が発生するリスクがあるとか。実際に工場を全焼させてしまったYoutuberもいる。本記事で互換バッテリーをおすすめしていたが安全性について心配なところがある。いまのところ互換バッテリーを問題なく使えているが純正にくらべ安全性は未知数なので注意しておきたい。
互換バッテリーの利用を検討されている方はこのようなリスクを踏まえて導入を検討していただきたいと思う。
純正バッテリーはダイソンの公式サイトから購入できる。
ただ、純正バッテリーのお値段もそこそこなのであまりにも本体が痛んでいるなら買い替えた方がいいかもしれない。
まとめ
ダイソンがまともに動作しなくなって困っていたが何とかなった。はじめは純正バッテリーを探していたがECサイトでほとんど取り扱いがなくあきらめて互換バッテリーを購入。まだ使い込んでいないが今のところ問題なく使えている。この価格であれば2年持てばいいかなと思う。純正に比べ容量が倍あるので長持ちしたらかなりお得だ。
- ダイソンで頻繁に青点滅したらバッテリー交換のサイン
- 互換バッテリーでも問題なく使える(一週間は大丈夫)
- 互換バッテリーは純正に比べ容量が約倍ある
純正にこだわらないのであれば互換バッテリーもありだと思います。
追記:2022/09/06
先週交換したバッテリーが充電できなくなってしまった。一年半ほど問題なく使えていたがさずがコスパ製品完全に動作しない。
V7互換バッテリー | 4,780円 |
V7純正バッテリー | 9,020円 |
現在はもう少し安い互換バッテリーが出ているので価格差は倍くらい。コスパ製品は耐久性と安全性が期待できないので倍の価格差があったとしてもやや微妙。
個人的には最終的に多少高くても耐久性と安全性が期待できる「純正バッテリー」をおすすめしたい。