ダイソンV7を分解清掃~モーターヘッドとサイクロン部を分解~

ダイソンV7分解清掃

ダイソンV8に続きV7の分解を紹介する。基本的にはV7もV8も作りが同じであった。厳密にいえばモータヘッド部分のローラーの数やネジの種類が違うがほとんど変わらないと思っていいい。大きく違うのはバッテリー性能だけのようだ。

注意

取扱説明書に記載されていないレベルの分解を行いますので自己責任でお願いします。一部破損しそうな部品があるので十分注意してください。詳細については記事を参照してください。

Memo

ダイソンの分解にはサイズT8のトルクスネジドライバーが必須です。

作業時間はかなり手際よくかっても90分くらい。できれば3時間くらい余裕をみた方がいいです。

V8の方はこちらの記事を参考にしてください。こちらの記事ではダイソンV8の分解をさらに詳しく説明しています。V7とV8の作りはほとんど同じなのでV7の方も一番詳しく説明している以下の記事を参考にしていただいた方がわかりやすいと思います。

ダイソンV8を分解水洗い~モーターヘッドとサイクロン部を分解~

まとめ記事はこちらをご参照ください。

ダイソン分解清掃まとめ

ダイソンV7を分解清掃

トルクスネジドライバーだけあれば比較的簡単に分解できる。サイクロン部の分解中に細かいほこりが出るのでできれば外で作業したい。

分解清掃で使用する道具

精密ドライバー

トルクスネジドライバーは必須でその他のものは家にあるもので代用すれば何とかなる。

使用する道具
  • T8サイズのトルクスネジドライバー(必須)
  • パネルはがし(代用品でも可)
  • 掃除用具(雑巾、ウェットティッシュ、竹串などの細い棒、マスク)

トルクスドライバー

ダイソンのネジはトルクスネジと呼ばれる特殊な形状になっているためふつうのプラスドライバーでは分解できない。ダイソンの分解で使うトルクスネジのサイズはT8。このドライバーはネットやホームセンターで購入可能。100円ショップでも扱っているとネットの情報で見つけたが近所の大きめのダイソーでは取り扱いがなかった。筆者は最近以下の精密ドライバーセットを使用している。安価ながらコンパクトで使い勝手が良く精密ドライバーセットで悩んだらこれをお勧めする。ただし必要なピットがそろっているか確認は必須。

パネルはがし

サイクロン部の分解でパネルはがしが必要になる。必須ではないがパネルはがしなしで外すのはかなり困難。V8では竹串を代用したができれば準備したい。ただし自宅にハーゲンダッツのスプーンがある方はパネルはがしの自作にチャレンジしてはいかがだろうか?筆者は今回時ハーゲンダッツのスプーンを使って分解した。

スプーンノートPCの分解などで使うパネルはがしを自作する~ハーゲンダッツのスプーンで代用~

掃除用具

どれも自宅にありそうなものなので基本なんでもいい。

サイクロン部の分解でかなりホコリがでるので濡れ雑巾を準備しておきたい。水洗いできない部分の清掃はウェットティッシュと竹串を使うと便利。作業中の誇りがすごいのでマスクも準備したい。できれば外で作業した方がいい。あと小さい子供がいる場合は細かい粒子のホコリがすごいので十分に注意したい。

Tips - ネジの管理

ダイソン程度の分解なら心配しなくてもいいが外したネジをメモ用紙の上に乗せ管理しておくと便利。パーツやネジが多い場合はないと度のネジかわからなくなる。ダイソンの場合3種類くらいしかないのでネジで迷うことはない。分解した順番に並べておくとあとで楽。

Tips - 組み立て時のネジ止め

一般常識かもしれないが、ネジ止めは仮止めの後に本締めする。いきなり限界までネジを締めるとパーツが正しくつかない可能性がある。バランスよく増し締めしていった方が上手に仕上がる。

モーターヘッドの分解清掃

モーターヘッド

サイクロン部よりこちらの方が楽。ネジだけなくさないように注意したい。ヘッドの構造はV8と若干違うがほとんど同じ作りと思っていい。

モーターヘッドの分解

モーターヘッドを裏にしてコインを使い以下のネジを回す。

側面のカバーが上にスライドする。

スライドさせたらそのまま横に引き抜きブラシを分離できる。ここまでは一般的なメンテナンスの範囲。

ここからドライバーを使ってモーターヘッドを分解する。青いブラシの上にある4つのネジを外す。

トルクスネジT8サイズのドライバーを使用する。

次に左側にあるサイドパネルを取り外す。モーターヘッドの内側にあるネジを外す。

角度がないのでネジをなめないように注意。

ネジを外すとカバーが外れる。

モーターヘッドの左側、カバーの下にあるネジを外す。

反対側のネジも同じように外す。

青いブラシのついたグレーのパーツ部分を上に引き上げると外れる。

これでモーターヘッドから2つの部品が外れた。

青いブラシのある吸い込み口部分をさらに分解する。

二本のネジで止まっているので左右とも外す。右側のネジ。

左側のネジ。

2つのネジを外す。

これで分解完了。

注意

筆者ははめ込み時に以下の部分を破壊してしましました。取り外し時も壊れる可能性があるため十分に注意してください。

モーターヘッドの清掃

配線のない部品は水洗いした方が手間なく早く終わる。

今回ウェットティッシュを使ったので少し時間がかかった。

細かい隙間は竹串とウェットティッシュを使って清掃。

モーターヘッドの組み立て

基本的には分解の逆で問題ない。一応重複するが組み立て手順を説明する。

はじめに吸い込み口のパーツをくっつける。

下から合わせて最後に以下のクリップ部分をはめる。少し力がいるが押すと綺麗に収まる。

2本のネジで取り付けた部品を固定する。

細長い方の部品をヘッドに乗せる。

次に青いブラシのついた部品を乗せる。

側面を2本のネジで固定する。

側面左にあるネジを固定。

側面右側にあるネジを固定。

サイドパネルを取り付ける。

内側からサイドパネルをネジで固定する。

青いブラシの上にある4本のネジを止める。

ブラシを元に戻して。

コインでとめて完了。

お疲れさまでした。これでモーターヘッドの分解清掃は完了です。

サイクロン部の分解清掃

モータヘッドより工程が多いので少し大変。あと粒子の細かいホコリが舞い上がるのでご注意あれ。

サイクロン部の分解

内部にかなりホコリが溜まっているためサイクロン部を分解する。

まずゴミを捨てたら本体からサイクロン部を取り外す。

ここまでは一般的なメンテナンス。

これからコイツを分解していく。

中央のフィルターを引き抜く。ここにも粒子の細かいホコリが溜まっているので忘れずに清掃。

本体接続用のスライドバーを取り外す。4本のネジで止まっている。

ゴム部分にあたるが引っ張れば簡単に取れる。これを事前に外しておかないと次のパーツ外しに影響があるので面倒でも必ず外しておいた方がいい

サイクロン部最大の難関。余りにも大変で写真を撮り忘れてしまった。申し訳ないが文書で説明させていただく。銀色の網のついたこのパーツの取り外しがかなり難しい。爪で引っかかっているのだがとにかく固い。力と知恵と道具と思い切りがないと外せない。

隙間作りパなる外しを差し込む。の繰り返し。パネル外しの数が足りない場合は厚紙を代用してもいい。力を入れて引き抜くと0.1mmくらいづつ抜けていくので根気よくやる。力いっぱい引っ張って隙間を作れればなんとかなる。時間をかけて隙間にものを詰めていけば無理なくとれるハズ。

金属メッシュ部分の取り外し手順
  1. まずメッシュ部分と本体を握り折り曲げるようにして片側に隙間を作る。
  2. 隙間に薄いパネル外しを差し込む。
  3. パネル外しが刺さった部分を足掛かりに隙間を広げる。
  4. 隙間が大きくなってきたらもう一つのパネル外しを差し込む。
  5. パネル外しを移動させながら隙間を広げる。
  6. 新しく広がった部分にまた新しいパネル外しを差し込む。

金属メッシュパーツが取れるとホコリがすごいのでひとまず雑巾でざっくり掃除する。以降は比較的スムーズに分解できる。

突起状の部品を取り外す。

5本のネジで止まっている。

外れるとこんな感じ。掃除後の写真なので汚れがないが本当はホコリで真っ白になっている。

次の分解に行く前に雑巾でざっくり拭く。

突起状の部品は手で引き抜けば簡単に外せる。

次に左側のパーツをさらに分解していく。

奥まった位置で見にくいがネジが4本あるので外す。

奥まった位置なので柄の長いドライバーを使用。筆者の使用している精密ドライバーは長さ調整が可能。

見えにくくネジをなめ易いので注意。

ネジ外しはここまで。

パーツをてで取り外す。

できる限り分解する。

中央のトゲトゲしたやつも簡単に引き抜ける。

外すとこんな感じ。

赤いパッキンも取り外す。

裏表があるが癖がついているので後で見ればわかる。

ここにもパッキンがあるので取り外す。

ほかのパッキンと大きさが違うので間違えることはない。

実はここも少し苦戦した。ゴミ集積部のフタ。無理やりやると爪が俺そうだったのではじめあきらめていたがなんとか取り外せた。コツはドライバーなどでツメ部分を内側に押し込んでやると破損のリスクが少なくなる。無理やりやったら折れると思う。もし無理そうであれば外さなくてもパッキンだけ掃除できるのでフタ取り外しはあきらめてもいい。

見た目的にかなり気になるのでこのパッキンだけは絶対に外したい。

ホコリがすごい。

向きがあるが普通に考えれば間違えることはない。

サイクロン部の清掃

はじめはウェットティッシュを使っていたが時間がかかりすぎた。

後で乾燥が必要になるが丸洗いの方が絶対に良い。

外したパーツを全部水洗いする。竹串などで隙間の汚れも水洗いの段階で落としておく。

濡れたまま組み立てるとカビの原因にもなるので水気をふき取ったあとしばらく乾燥させる。

サイクロン部の組み立て

分解の逆手順だが順番を間違えると組み立てられないので一応説明する。

フタのパッキンを取り付ける。

フタを本体に取り付ける。

サイクロン部のパッキンを取り付ける。

赤いパッキンを取り付ける。

赤いパッキンを付けたパーツとサイクロン部上部を取り付ける。次に右の尖がった部品を取り付ける。向きを合わせてはめ込む。少しひっかかりがあるかもしれないが押し込めば問題なくはまる。

右の部品をはめる。

赤パッキンの上にあった部品を取り付ける。

4のビスで固定。

突起状の部品を取り付ける。ちょっと固いが少し強く押し込めば問題なくはまる。

突起の上にくる部品をくっつける。

5本のネジで固定する。

金属メッシュの部品を取り付ける。外すのは大変だったがはめるのは超簡単。グイっと押し込めば「バチっ」と気持ちよくはまる。

スライド部分の取り付け。

4本のネジで固定。パーツを取り付けるときにゴムパッキンが邪魔になるがむりやり押し込めが素直に入る。

フィルターの取り付け。

本体と合体。

完成!!

これでサイクロン部の分解清掃は終わりです。お疲れさまでした。

まとめ

分解と掃除が好きな人はぜひチャレンジしてほしい。サイクロン部の金具メッシュパーツが最大の難関だがそこを越えればたっぷりの粒子の細かいホコリがまっている。サイクロン内部の部品はとても洗いがいがあるため掃除好きにはまらないハズだ。

ダイソン分解清掃のまとめ
  • V7とV8の基本的な作りは同じ
  • 分解にやトルクスネジドライバーが必要
  • サイクロン内部にはかなりホコリが溜まっている
  • パネルはがしがないと取り外し困難な部品がある
  • 掃除好きメカ好きには至福のひと時

今回分解清掃したダイソン。

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