この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
車中でPC作業をしたいと思いテーブルを探していたら小型のアウトドアテーブルが良い感じであった。ただ、若干高さが足りない。あと15cmほど高ければかなり快適に作業できそう。塩ビパイプを使ってテーブルの脚を上手く延長できたがかなり不安定。車中のPC作業には何とか使えそうだが足の長いアウトドアテーブルとしては使えそうにない。
脚の延長で安定感が損なわれる可能性がありますのでご注意ください。
目次
車中PC作業をしたい
車中でPC作業ができると所かまわず仕事ができる。子守と仕事の両立も夢ではないのだ。
出先での微妙な時間
子守中微妙に時間が空くことがある。スマホで何か調べものをしたりするのだが何かもったいない気がする。車でPC作業できたらなと思いアウトドア用の小さいテーブルとノートPCを持っていったら意外にイケそう。写真は30系アルファードXグレードの後部座席。
テーブルの高さが微妙
使用したのはこのテーブル。若干グラつきはあるが大きさはちょうどいい。
KingCampアウトドアローテーブル~天板の質感は最高だが脚の耐久性とグラつきがやや気になるコスパ製品~
竹製天板としてはコスパの良い製品。
が、高さが微妙に足りない。快適にPC作業するためにはあと20cmほど必要。
塩ビパイプで脚を延長
色々と考えてこの答えに辿り着く。「塩ビパイプ」・・・。
1. 長さ確認
15cm延長できればよさそう。ジョイント部分から30cmあればちょうどいい長さになる。
車内が水平ではないのでテーブルを水平に設置するにはすべての脚を微調整する必要がある。面倒なので今回は4カ所同じ長さにした。
2. 塩ビパイプ購入
分解した脚を持ってホームセンターへ。丁度よさそうなサイズとパーツをいくつか購入。固定用に両面テープも。
テーブルの脚の太さと塩ビパイプの径が微妙に合わなかったのでゴムシートで調整することにした。
- 塩ビパイプ1mくらい
- エンドキャップ4つ
- 径違いジョイント4つ
- ゴムシート(隙間を埋めるよう)
- 両面テープ(固定用)
3. パイプのカット
脚のジョイント部分が30cmになるように調整しパイプをカット。エンドキャップやジョイントパーツを考慮する必要あり。クランプと木材を使ってパイプを固定しカット。
ほぼほぼ同じ長さ。誤差は約1mm程度。
4. 脚の組み立て
塩ビパイプの脚を組み立てる。エンドキャップは問題なく取り付け完了。しかしジョイント部分は隙間が多すぎて固定できない。両面テープを何重にも巻いて厚みを出して調整。
0.2ミリほどの隙間を両面テープの厚みでなんとかする。
無理矢理だが収まった。このジョイントは内側にパイプを取り付けるようにできているので外径が合わなかったのではと今気づいた。
5. 隙間調整
パイプをテーブルの脚に差した時にグラつくのでゴムシートで脚の太さを調整する。
ゴムシートに両面テープを貼りつけて脚に巻き付ける。
この太さだと塩ビパイプがギチギチに収まる。
それっぽく固定することができた。
6. 完成
無事に塩ビパイプで脚を延長することができた。が、かなりグラつく。もともとこのテーブルは脚の連結部分が樹脂なので安定感がない。足を延長したことでさらに安定感が無くなってしまった。脚延長は出来たがグラつきがひどくあまり実用的ではないかも。車中のPC作業に使うだけならいいが背の高いアウトドアテーブルとしては使えない。
これだけだとわかりにくいので図解で少し説明する。
塩ビパイプが脚の延長の大部分になっている。エンドキャップはぴったりとはめ込めるので問題ない。
径違いジョイントと天板の脚との固定がわかりにくいかも。テーブルの脚を塩ビパイプに直接つけるとスカスカになってしまうので間に径違いジョイントを挟んでいる。この径違いジョイントは内径が塩ビパイプに調整されているのでぴったり取り付けできない。今回は両面テープで厚みを出して調整した。
脚のエンドキャップの径が少し大きく脚が細くなっており塩ビパイプを取り付けるとグラグラしてしまう。この問題を解決するためにテーブルのエンドキャップ上部にゴムシートを巻き付けた。これにより塩ビパイプがグラつかずに固定可能となる。
DIY慣れしていれば1時間ほどで作成可能だと思う。脚は長ければ長いほど不安定になるのでガッツリ使いたいならテーブルの買い替えも検討もアリ。ソファーやベッド用のサイドテーブルが流用できそう。折りたたみは出来ないが難点はあるが高さ調整できるメリットは大きい。がっつり車内でPC作業するなら折りたたみ機構を無視してもいいだろう。
追記:2022/01/06
結論を言うとテーブルの脚延長はあまりおすすめできない。なぜかというと延長することでテーブルの安定性が損なわれるからである。テーブルの脚を短くする改造なら良いが長くする改造はやめておいた方がいい。脚が長くなると設計された負荷がかかり安定しなくなり破損の危険性も出てくる。以前作業台を自作したが貫と呼ばれる脚を固定するパーツがなく安定しなかった。車中作業するのであればはじめから高さのちょうど良いテーブルを選んだ方がいいだろう。
木工用作業台の作り方【後編】~安定感を出すために貫を追加し補強~
テーブルの脚延長は安定性がなくなるので基本的におすすめできない。しかし、剛性を高めた脚を自作できるなら延長してもよいだろう。
まとめ
上手くいったかと思ったが想像以上にグラつく。足を延長する前から安定感が無かったので当たり前と言えば当たり前。しばらく車中オフィスで運用したあとに使用感を追記したいと思う。
- アウトドアテーブルの脚は塩ビパイプで延長できる
- 脚を延長すると不安定になり実用的ではない
- グラつくが車内PC作業にはなんとか使えそう
時間があれば車内PC作業用デスクを自作したい・・・。