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諸事情でiPad(第7世代)を購入。未開封品なので汚れや傷は一切なし。筆者は「反液晶保護フィルム派」である。スマホのライフサイクルを考えると意味ないと思う。そもそもスマホの液晶画面は堅牢で簡単に傷ついたりしない。傷が付いたころは買い替えタイミングになっている。
しかし、今回は高級志向(何か勘違いしている)のiPadということで保護フィルムを貼ることにし。しかもこれは子供が使うデバイスなのでなおさら心配。保護フィルム貼りは以前から得意だったのでポイントを紹介したいと思う。
本記事は液晶保護フィルム取り付けの成功を保証するものではありません。ご了承ください。
目次
液晶保護フィルム基礎
とりあえず非常に難易度の高い施工であることを理解しよう。
液晶保護フィルムとは
スマホやタブレットの画面部分に貼り付ける保護シートで樹脂やガラスで出来ている。液晶にピタッと吸着するのでフィルムと画面の間にホコリや汚れが入ると画面に気泡などが入ってしまう。一見簡単そうに見えるがかなり難易度の高い施工である。
ホコリ対策
一番の問題はホコリの混入。画面の小さいスマホであっても普通にやったらホコリまみれになってしまう。普段見えていないが周りはホコリだらけでまともに施工できない状況にある。一般的にはホコリの少ないお風呂場での施工が推奨されている。ただし、施工する人間についたホコリが混入することもあり油断ならない。
液晶保護フィルム貼り付け手順
ポイントはいかに施工場所のホコリを少なるできるかである。
1. 心構え
まず液晶保護フィルムの貼り付けは非常に難易度の高い作業であると認識すること。少しでも油断するとホコリの混入を招き失敗してしまう。やるのであれば本気で挑んでいただきたい。
ホコリはありとあらゆる部分に付着しており注意が必要。換気扇による空気の流れも気になる。髪の毛に付着した汚れは貼り付け時に落下する可能性が高い。とにかくホコリの混入を以下に阻むかがポイントとなる。ホコリを除去するためにありとあらゆる手段をとる。
2. 道具の準備
クリーニングセットなどは液晶保護フィルムに同梱されているので心配ないだろうか。筆者が購入したタイプは取り付け枠からクリーニングセットまでフル装備であった。
- 施工対象デバイス
- 液晶保護フィルム
- クリーニングセット
- 作業台
お風呂場が濡れている可能性があるので作業台はあった方がよい。
3. 入浴
まずは入浴。髪の毛にホコリが付いている可能性があるので洗髪後ドライヤーで乾かし可能な限り体についたホコリを除去する。
このタイミングでお風呂掃除もする。ホコリが溜まっていそうな部分は入念に掃除して乾燥後にホコリが舞ったりしないようにしたい。
お風呂から上がるタイミングで施工場所を濡れないように雑巾で拭いておく。
4. ホコリ対策衣装
まず、普通の服装で挑んだら確実にアウト。服には大量のホコリが付着しており服をきたままで貼り付けすると高い確率で失敗する。
夏季
裸になっても寒くない季節であれば「パンいち」がおすすめ。服に比べ素肌はホコリが吸着しにくいためホコリの混入を防げる。裸でもホコリが付着するので施工前には体のホコリをブロアーなどで落としておくとよい。
冬季
裸になるのが辛い季節はレインコートなどホコリが付着しにくいものを着用。
こちらは10年以上前に買ったモンベルの雨具。素材的にホコリは付きにくい。万が一ホコリをかぶっていたら雑巾やウエットシートなどで念入りに拭いておくこと。
5. 道具のホコリ除去
液晶保護フィルムのケース、施工対象デバイス、作業台などのホコリをウエットシートなどでできる限り除去する。
6. 貼り付けシミュレーション
本番前に液晶フィルムを貼り付ける練習をする。本番でどのような流れで作業するのか理解しておくと失敗する可能性を下げられる。クリーナーセットの種類や貼り付け説明書などを十分に確認。フィルムの貼り付け向きなども本番前に確認。いきなり本番にやると慌てて失敗するので事前予習が大事。
7. 風呂場入室
いよいよ施工場所のお風呂場に入室する。お風呂場にホコリが入らないように細心の注意を払う。作業台の持ち込む物はブロアーなどでホコリを可能な限り除去。自身の体についたホコリも入室前にできるだけ除去する。ホコリは完全除去できないのである程度はあきらめる。
風邪の流れができるとホコリが混入しやすくなってしまうためこのタイミングで換気扇は止めておく。
8. 作業場所設置
お風呂場に作業台を置きデバイスと液晶保護フィルムセットを配置。いよいよ本場スタートである。
9. デバイス表面クリーニング
クリーニングセットなどを使い貼り付け面の汚れやホコリを徹底的に除去する。ここではホコリ意外の汚れ(手垢や指紋)などが除去できればOK。
この時液晶フィルムにホコリがつかないようフタを閉めるなど対策が必要。
10. 貼り付け枠の取り付け
今回購入したフィルムには取り付けガイド枠が付属していた。貼り付け位置が決まり便利なのだが、取り付けがやや難しい。はめ込むタイミングで画面に指紋が付いたりするので注意が必要。枠取付時のみ専用の手袋を使った方がいいかもしれない。枠のはめ込み具合もわかりにくいので枠の取り付けは事前に練習しておくことをおすすめしたい。
11. ホコリ完全除去
リムーバーを使って貼り付け面からホコリを完全除去する。ここまで徹底的にホコリ対策をしてきたがそれでも大量のホコリが舞っている。数秒で2、3個のホコリが画面に付着しているのが確認できる。ここはあきらめて慎重に作業。常にホコリが降り注いでいるリムーバーを使って根気よくホコリを除去。液晶画面は水面のように平らになっているのでホコリひとつぶついても直ぐに確認することができる。
12. 保護フィルム取り付け
ホコリの落下が収まってきたらいよいよ保護フィルム貼り付け。フィルムの貼り付け面は絶対に触れないように注意。デバイスの液晶画面にホコリがないのを確認したらフィルムをデバイスの上にして覆いホコリの落下を防ぐ。次にフィルムの吸着面のシートを取り外す。吸着面に注意しながらガイドに合わせフィルムを貼り付け。
13. エア抜き
フィルムないに空気が入ってしまっても大丈夫な場合が多い。フィルムを押して空気を外に逃がしてあげれば簡単に直る。ホコリさえ混入していなければ勝ち!!
14. 仕上がり確認
ホコリが混入しているとホコリ周辺に空気が入り込み目立つ跡ができてしまう。貼り直しをすると失敗することが多いのでよほどの失敗でなければ諦めた方がいい。初回貼り付けに比べ貼り直しのリスクは大きい。スマホなど小さい画面ならセロハンテープなどでフィルムをひっぺがし貼り直しもできるがちと難しい。ちなみに混入したホコリはセロハンテープ等で取り除けるがその隙に別のホコリが混入することもあるので注意したい。
15. やり直し
保護フィルムによっては、失敗した画像を送ることでフィルムを再送してくれるケースもある。初期不良は確実に交換可能なのだが、こちらの不手際による施工ミスでも交換してくれる場合があるので大失敗したら問い合わせしてみるといいだろう。新しいフィルムを再送してくれるかもしれない。
まとめ
久しぶりの液晶保護フィルム貼りで無駄に気合を入れてしまった。夏場であれば「パンいち」でイったのだが気温10度以下と寒すぎやむなく雨具で対応。かなり気を使ったのだがかなりのホコリがお風呂場に入り込んでいた。液晶面クリーニング直後に細かーいホコリがいくつか付着。どのタイミングで混入したのかわからないがツメが甘かったようだ。にしてもホコリゼロでフィルムを貼り付けることに成功。お風呂場と服装の注意でかなり成功確率は上がると思う。服装はともかくお風呂場で施工することを強くおすすめしたい。
- 施工はお風呂場で全裸か雨具着用で
- お風呂場にホコリを出来るだけ入れないのがポイント
- 多少のミスはあきらめないと収集が付かない
お風呂場で服装を気を付ければかなり勝率は上がります。