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筆者の一眼デビューは2012年9月に発売されたNikonのD600である。10年近くブログやプライベートで使ってきた愛着のあるカメラ。ロゴがカッコイイと言う理由だけで選んだNikonであったが今思えばよかったかなと。良いか悪いかわからないが気づけばNikon信者になっていた。
2018年11月にZ6が発売されたときに本気でミラーレス移行しようと思ったがEVFの違和感で断念。同価格帯のSONY製品にくらべれば圧倒的にいいのだが光学ファインダーからの違和感があり過ぎで無理だった。ただ、露出やホワイトバランスがリアルタイムで確認できるミラーレスは魅力ということでZ8の発売を機にミラーレス移行した。10年分の進化がありまったく使いこなせていないがNikon特有の操作系でわかりやすく機能は見つけやすい。機能が多すぎて初期設定すらままらなないので時間がとれるまで本格稼働はないかも。数週間は防湿庫で待機になりそう。まさに「高級文鎮」である。
価格や仕様などは2023年6月に確認したもので最新の情報と異なる可能性があります。ご了承ください。
筆者はガチカメラユーザーではないため内容が薄い可能性がありますのでご了承ください。レベルとしては初級アマチュアカメラマンです。
目次
ミラーレスへの移行
お金を理由に人生を後悔しないために・・・。
Nikon出遅れた問題
界隈では有名な話であるがミラーレスでNikonはSONYに大きく差を付けられてしまった。レフ機ではD850などで席捲していたがZ6やZ7はコアユーザーにかなり叩かれてたいようだ。しかし、2021年12月に発売されたNikon Z9によって状況は一変する。フラグシップとしてはコスパのよいこの機種でNikonがミラーレス市場で巻き返し。Zレンズの評判もよくレフ機時代の勢いを戻しているような気がした。Nikon信者としてはミラーレス移行のタイミングかと思うがなにせ素人がいきなりフラグシップは難しい。
ファインダー問題
スペックは置いといてNikonのEVFは他メーカーにくらべかなり見やすい。電気店で他メーカーのカメラを何度も試したがNikonが圧倒的によかった。時点はキャノンとSONYの上位機種だろうか。ただいくらEVFが進化したといっても光学ファインダーからの違和感は消えない。電子ファインダーだとなんか撮ってるときの気持ちよさがない。ただ、ミラーレスによるショートフランジバックのメリットもあるので最終的な仕上がりを考えるとしかたないのかも。
Z マウントの内径は 55mm、Z シリーズのフランジバックは 16mm です。
Z マウントは光学性能を新たな次元へ引き上げる、大きな可能性を秘めています。
レンズ設計の自由度は格段に高まり、明るさ、解像度、ピント精度などをこれまで以上に追求した新たなレンズが生まれ、極めて明るいレンズ、かつてなかった焦点距離のレンズ、独自の描写特性を備えたレンズなど、個性豊かなレンズも実現可能となります。引用:Z マウントの内径や、Z シリーズのフランジバックについて | Q&A・よくあるご質問 | サポート | ニコンイメージング
普通に選ぶならSONY
ミラーレス移行でかなりカメラメーカーを調べた。結論をいうと現時点(2023年)でミラーレス買うなら「SONY」の一択である。価格は若干割高であるがレンズの種類や市場の球数を考えるとこれしかない。D600からの乗り換えを考えると30万弱で買える「α7 IV」が一番無難である。ミラーレスになるとマウントがわかるのでNikon以外を選択することも十分に可能。
ただ、歴は浅いが筆者はNikon信者である。「α7 IV」の対抗馬だと「Z 6II」になるが色々と不安な部分が多い。オートフォーカスや動画機能はSONYにかなら負けていそう。じゃあZ9となると価格的に意味が分からなくなってしまう。オートフォーカスが改善された「Z 6III」が出たら選択肢になるが現時点でZ6はちと厳しい。
気が触れる
ミラーレスに移行いしたいNikon信者の選択肢はZ9だけという想い込み地獄。そんな中Z9の小型版と言われるZ8がNikonから大々的に発表される。Z8に目玉機能がなかったのが物足りなかったが縦グリなしは筆者にとってかなり魅力であった。やはり縦グリがあるとスナップで使う時の気持ちの難易度があがってしまう。
人生の折り返しも過ぎたので買いたいものを買ってしまおうと思いZ8を購入。年収80万円の筆者にとってはまさに狂気である。レンズも単焦点が10~15万、ズームが15~30万と狂気の確率変動である。とどめは軽く5万円を超えてくる「CFexpress Type B」と呼ばれるメモリーカード。連射を使う場合はこいつが必要になってくる。
カメラ初心者が準フラッグシップモデルを買った感想
慣れるまで自由に使える感じがしない・・・。
スペック的な後悔がない
たとえばZ6IIを買ったら「この機能Z9だとよかったのかなぁ?」なんて思ってしまうかもしれない。Z9と同スペックのZ8であればこれ以上の上がないので「もっと良い機能が・・・」と言った不満点はない。逆に機能があり過ぎて使えない。機能を使いこなせたい体験ができたのも良い経験である。
持ち出すのが怖い
10年近く使った相棒のD600は雨の日もガンガン出動していた。公園で泥だらけになったこともある。そこそこタフな使い方をしてまったく壊れる気配がないのはさすがNikonと言ったところだろうか。ただ50万円を超えるカメラではどうしても躊躇してしまう。今更ながら携行品損害保険を検討している。せっかく買ったカメラを怖くて使えないとかある意味病気である。
データが重い
D600の時は1枚2MくらいだったがZ8の初期設定でイクと約7倍くらいになってしまう。Amazonフォトでなんとか逃げ切るしかないか・・・。ただ、動画は保存する場所がないのでどうにもならない。
D600
大きさ:6,016 x 4,016
サイズ:1,800kb
Z8
大きさ:8,256 x 5,504
サイズ:12,000kb
ダメなら売却も
実はデジタルカメラは人気機種であれば非常に売却がしやすい。レンズも含めメーカー品であればリセールバリューが非常に高いジャンルなのである。資産価値のある財産といえなくもない。なのでZ8の所有が辛くなったら売却してだれかに使ってもらえばいい。
まとめ
ミラーレス移行に5年くらい悩んだが勢い余ってZ8を購入してしまった。Nikon信者としては正しい行いなのかもしれないが一般的にみたら狂気の沙汰である。少しでもカメラに興味のあるユーザーとしては一生に一回でもフラッグシップ(準)を所有して使ってみたいという気持ちがあったので後悔はない。カメラ初心者目線でのZ8ネタを今後記事にしていきたいと思う。
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- カメラ初心者がD600からZ8に移行した
- 年収80万円の筆者にとってこのカメラの購入は狂気の沙汰
- 後悔のない人生のために必要ならアリかもしれない
人生は思ったよりも短いんですよね。