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最近調子に乗ってコンパクトチェアを買いまししたのだが思ったより安定感がなく失敗。そもそも他のファニチャーと高さもあっておらず完全にお蔵入りしてしまった。アウトドアファニチャーと選ぶときはまずチェアの座面高を合わせる(出来るだけ近づける)。次に色を同じ系統で合わせるとサイトの雰囲気もこなれた感じなりおすすめ。
価格や仕様などは2022年8月に確認したもので最新の情報と異なる可能性があります。ご了承ください。
目次
アウトドアファニチャーの選び方
アウトドアギアファニチャー(主にチェアとテーブル)の選び方は、以下のみっつがポイントとなる。高さやカラーは何とかなるが収納サイズは限界を超えると車に積めなくなるので大きな問題となる。チェアの座面高も合わせないと落ち着きが無くなり使いづらくなるため合わせて注意したい。
- テーブルとチェアの高さ
- ギアの運搬手段
- カラーコーディネート
テーブルとチェアの高さ
筆者がキャンプをはじめた20年以上前はハイタイプと呼ばれる比較的テーブルやチェアの座面が高いものが一般的であったが、昨今はロータイプと呼ばれるカフェやホテルのエントランスのように低いタイプが流行り始めた。ソロキャンプの流行もありさらに低いグランドタイプも出てきている。
- ハイタイプ
- ロータイプ
- グランドタイプ
大人数であればハイタイプかロータイプでソロや少人数であればロータイプかグランドタイプが一般的だろうか。大人数でグランドタイプの利用はあまり見かけない。非常に低い座面のグラントタイプはソロやふたりキャンプくらいではないだろうか。
キャンプスタイル | おすすめのファニチャータイプ |
---|---|
ファミリーキャンプ | ・ロータイプ |
大人キャンプ | ・ハイタイプ ・ロータイプ |
ソロキャンプ | ・ロータイプ ・グランドタイプ |
テーブルやチェアの高さがちぐはぐだと使い勝手も見栄えも悪くなるので新規購入や買い増しするタイミングで注意した方がいいだろう。キャンプスタイルに合わせ高さタイプを選びギアを調整。特にチェアの座面はできるだけ近いサイズでそろえた方がいい。
小さい子供がいるファミリーキャンプでは必然的にロータイプ一択ではないだろうか。子供が中学生くらいになればハイタイプでもいいが受験や部活などでキャンプ参加の機会は減りそう。
キャンプスタイルに合わせテーブルやチェアの高さを統一する。
ギアの運搬手段
物によってはコンパクトに収納できないキャンプギアもあるため注意が必要。筆者はアルファードなので何とかなると思い収納サイズを気にしなかったら大変なことになってしまった。デイキャンプのような宿泊なしのキャンプでも車にギアが乗り切らない事態に・・・。ハイエースなどの貨物バンでもない限りギアの収納サイズには気を付けた方がいいだろう。特にファミリーキャンプの場合人数が多くなるためギアの積み込みがカナリ厳しくなってくる。
収納サイズが大きすぎるギアは他のギアと一緒に車に積み込めるのか購入前に確認した方がいい。
カラーコーディネート
キャンプは楽しんでなんぼではあるが見栄えにもちょっと気を使いたい。ベーシックカラーはこの2パターン。
グリーン系 | ・オリーブ ・ダークグリーン ・オリーブドラブ ・モカ |
ベージュ系 | ・ベージュ ・コヨーテ ・タン ・カーキ |
「おしゃれキャンプ」などで検索するとベージュ系のコーディネートが多く見つかる。ソロだと多少グリーン系が増えてくるがやはりベージュ系が人気。
とにかく似たような色トーンで合わせるとそれっぽく見えてくる。あまりキャンプギアの色をごちゃまぜにしない方がいい。筆者は可能な限りグリーン系で統一しようとしているが、カラーバリエーションがどうしても無いときは濃い目の色で浮かないよう調整している。慣れないうちは定番カラーのグリーン系かベージュ系のどちらかに統一してギアを集めるといいだろう。
ただワントーンでは味気ないのでペンドルトンのブランケットなどをアクセントにすると良いだろう。
定番の人気色でギアを合わせるとおしゃれなサイトになる。
コールマンのインフィニティチェアだと「オリーブ」と「ベージュ」が上記の二系統になる。
高さで選ぶアウトドアファニチャー
アウトドアファニチャーを選ぶうえでチェアの高さは非常に重要なポイントとなる。前述にもある高さタイプにあったギアを選びそろえることでダイニング、リビングスペースの雰囲気が安定する。
テーブル高と座面高と差尺
差尺とはテーブルとチェア座面との距離である。
利用シーンによってこの距離が適切でないと使い勝手が悪くなってしまうので注意が必要。
高さタイプ | テーブル高 | チェア座面高 | 差尺 | コメント |
---|---|---|---|---|
ハイタイプ | 約50~70cm | 約35~50cm | 約20~30cm | 一般的なダイニングテーブルと同等。 |
ロータイプ | 約40cm前後 | 約25~35cm | 約10~20cm | ソファーのあるカフェと似たような感じ。 |
グランドタイプ | 約10~30cm | 約20cm前後 | 約-8~15cm | 地面により近いスタイルでお座敷にも対応。 |
ハイタイプ
一般的なダイニングと同じ感じで非常に使いやすい高さ。大人だけのキャンプであれば流行のロータイプよりこちらの方が個人的に使い勝手が良いと思う。
ハイタイプのテーブル
筆者も購入を検討したことがあるスノーピークのワンアクションテーブル。高さが660ミリなので純粋なハイタイプのテーブルとなる。対応するチェアの座面高さは約360~460ミリとなる。
筆者が購入したコールマンのバンブーラウンジテーブル100は脚の高さ調整でき、高さが約40cmと約60cmに切替できる。バンブーラウンジテーブルの詳細についてはこちら。
コールマン バンブーラウンジテーブル/100~安定感のある折りたたみアウトドアテーブルはコールマンかスノーピークか~
コールマンのフォールディングリビングテーブルも高さ調整が可能で41~70cmまでありハイタイプとロータイプの二パターンに対応している。
ナチュラルモザイクリビングテーブルのセットはテーブル高が約65cmでベンチの座面高が約36cmである。
ハイタイプのチェア
ハイタイプのテーブル高が60~70cmなのでチェアの座面高は、30~50cmくらいとなる。
コールマンの定番チェアは座面高が約44cm。
人気のコールマンレイチェアは座面高が約42cm。
こちらはハイタイプとロータイプに対応したチェア。座面高は約31cmと48cmの二パターンあり使い勝手よい。
前述のナチュラルモザイクリビングテーブルのセットの座面高は約36cm。
ロータイプ
最近流行のロータイプはソファーのあるカフェと似たような感じだろうか。差尺を考えるとファミリーキャンプで小さな子供も使いやすい。
ロータイプのテーブル
前述のバンブーラウンジテーブル100は高さが約40cmでフォールディングリビングテーブルは約41cm。スノーピークワンアクションローテーブルは高さ40cm。
ナチュラルモザイクリビングテーブルは低い方で高さが約40cm(高い方は約70cm)。
ロータイプのチェア
コールマンのコンパクトフォールディングチェアは座面高が約28cmのロータイプ。
コールマンのヒーリングチェアは座面高が約36cmでロータイプにしてはやや高め。
コールマンのファンチェアは座面高が約31cm。
コールマンのツーウェイキャプテンチェアでは低い方で座面が約31cm。
DesertFox アウトドアチェアのハイバックは座面高約36cm。
グランドタイプ
グランドタイプはソロかお座敷
グランドタイプのテーブル
ロングセラーのナチュラルモザイクミニテーブルプラスは高さが約23cm。ピクニックでのお座敷スタイルにもよく使われるタイプである。
超超ど定番のアルミテーブルは高さ約12cmとソロキャンのグランドタイプに最適である。
ラックの名称ではあるがテーブルとしても使えるこちら(フィールドラック)は高さ約23cm。
専用天板と組み合わせるとよりテーブルとして使いやすくなるだろう。
グランドタイプのチェア
ロータイプに比べより地面に近いタイプ。複数人の場合向かい合わせで使うというよりも並んで焚き火を鑑賞するといった感じだろうか。
収納サイズが大きいという問題はあるものの安定感があり非常に座りやすくロゴスのあぐらチェア。座面高は約22cmでロータイプのチェアに比べ一段階低くなっている。収納サイズやデザインを気にせず座り心地だけでグランドチェアを選ぶならあぐらチェアをおすすめしたい。
本家グラウンドチェアのヘリノックスは座面高約22cm。コスパが悪いのが難点。
パチ物と揶揄されるMoon Lenceのグランドチェアは座面高は約22cm(ざっくり)。実はタイムセールにつられて筆者はこれを購入してしまった。近い内にレビューしたいいと思う。
こちらは座面高0cmのコールマンコンパクトグランドチェア。チェアというか座椅子。地面の湿度もあるのでグランドシートなどと併用しないと使いづらいと思われる。
収納サイズと安定感
持ち運びや収納場所があるならコンパクトタイプではなく安定感のある折りたたみタイプがベスト。
コンパクト軽量タイプ
ひと昔前にエーライトやヘリノックスから火が着いたコンパクト軽量チェア。当時は収納時のコンパクトさや重量、座り心地の良さにかなり驚いたのを覚えている。現在はパチものと呼ばれる類似品が多く出回りコスパが良いためアウトドアチェアとしてかなり普及。流行のソロキャンプスタイルとの相性もよかった。
この二つを比べるのはちょっとカテゴリ違いなのでアレなのだがヘリノックスの定番チェアとスノーピークの定番チェアを比べる。
ヘリノックスの方が軽量コンパクトは魅力であるが安定感がない。一方スノピのローチェアは大人が無造作に座っても安心できる安定感がある。一泊の少人数キャンプならコンパクトチェアもありかと思うが、リラックスして過ごしたいのであれば折りたたみタイプの方がいいのではと思ってしまう。なので、軽量コンパクトに特別な思い入れが無ければ安定感のある折りたたみチェアをおすすめしたい。ただ、持ち運びや収納スペースを取るデメリットはある。
コンパクトハイバックタイプ
最近はコスパブランドからコンパクトチェアのハイバックバージョンが展開されている。実店舗でチェックしていたらいくつか実機があったので座り心地を確認してみた。確かに頭部分までサポートされているのでかなりリラックスできる。が、いかんせんフレームが華奢なのでぐらつきが気になってしまう。コンパクト軽量はいいのだがこれでリラックスできるかというとちょっと怪しい気がする。
ハイバックを選ぶなら個人的には折りたたみを選んだ方が無難ではと思ってしまう。耐久力は怪しいがコールマンのレイチェアなどコスパ良く座り心地もGood。
まとめ
最近ファミキャン用にファニチャーを準備しているのだが色々と失敗続き。座面高が合っていなかったり、色がバラバラだったり、コンパクトチェアが不安定だったりと・・・。座面高が合わないとテーブルを囲んだ時に落ち着かないので思ったよりダメージは大きい。いろのチグハグも長い目で見たらストレスになる。安定感のないコンパクトチェアだと子供が転倒しやすいのでもうお蔵入りだろうか。ファミリーキャンプの場合はコンパクトチェアは避け安定感のある折りたたみチェアやベンチが無難だろうか。個人的にはコスパがよく使いやすいコールマンのファンチェアがファミキャンにおすすめ。
もうひとつは子供達が母親と並んで座れるベンチ。このタイプのベンチは色々なメーカーからでているので気に入ったものを選べばいいだろう。
現場に現物を持っていくと色々気づきがあるのでファニチャー系は徐々に買い増ししていくのがよさそう。
- ファニチャーは高さタイプを目安にテーブル高や座面を揃える
- 何となく色の雰囲気を統一すればこなれた感じになる
- コンパクト系は安定感がないので可能なら折りたたみチェアが無難
コンパクトチェアをメインで使うのはちょっと落ち着かないですね。