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試行錯誤の末に付属品のモニターアームでリアモニターを取り付けたら「大きくて邪魔」という理由で妻の許可が下りなかった。子供もアームにぶら下がって遊ぶ可能性も高かったのでもモニターの取り付けを断念。一年後にリアモニターを別売りブラケットとステーでヘッドレストに取り付けた。DVDで映画などが見れるため長時間の子供との移動も快適になった。リアモニターのヘッドレストへの取り付け方法を紹介する。
カロッツェリア 9V型ワイドVGAモニター TVM-W910のモニターアームは、アルファード30系のヘッドレストに未対応です。モニターアームの穴が12mmでアルファードのヘッドレストのシャフト径が13mmあるため取り付けできません。筆者は加工して無理やり取り付けましたが対応した製品を選ぶことをおすすめします。
加工や改造での取り付けは自己責任でお願いいたします。
これが付属のモニターアーム。丈夫そうなのは良いがでかすぎる。
目次
TVM-W910のモニターアームはアルファードに対応してない
新車購入に合わせて購入したリアモニター。実は付属のモニターアームがアルファード30系に対応していなかった。
穴が小さすぎて入らない
購入したカロッツェリア9V型ワイドVGAモニター実は付属の取り付けアームがアルファード30系に対応していない。そこそこ売れてるミニバンに非対応とかあるのかと思ったが、2013年からあるモニターなので可能性はあった。
何がダメかと言うとヘッドレストのシャフトが太くてアームの穴に刺さらない。ステーを通す穴は小さい方と大きい方の二つがあり大きい方で行けるかと思ったらわずか1ミリほど穴が小さくて通らなかった。無理やり押し込んでみたがまったく歯が立たなかった。
写真の穴は既に加工済の状態。加工前は1mmほど穴の径が小さかった。
加工して取り付け
穴が1~2ミリほど小さいので加工。ルーターで大きい方の穴を削って大きくする。
入口だけでなく奥の方も同じように削っていく。削りすぎると壊れそうなので均等にヘッドレストが刺さるギリギリを狙う。事前に取り外しておいたヘッドレストを使い穴の大きさを確認。
実はこのアーム取り付けがすごく大変。シート側のヘッドレストの根元に金具で取り付けるのだが一度アームをばらさないと取り付けできない。しかも取り付け金具が硬くてシートに傷がつきそうになる。取り付けに汗だくで30分くらいかかる。丈夫なのは良いがもう少し取り付け易いように工夫してほしかった。
リアモニターのお披露目
色々問題はあったがリアモニターのお披露目。DVDも見れるので子供も喜びそうだ。
妻「モニター邪魔だから外して。もっとスタイリッシュに取り付けできないの?」
自分「すみません、すぐに取り外します。」
苦労して取り付けたモニターアーム一度も使うことなく没。確かに取り付け中になんかでかいなーなんて思っていたがまさか取り外すことになるとは・・・。
この穴の加工のためだけに購入したプロクソンのミニルーター。この後一度も使う機会がなくお蔵入りとなる。
別売りブラケットでヘッドレストに取り付け
めげずに取り付け方法を模索する。
理想のモニター
はじめからこれを買えばよかった。
これは値段が高かったのと当時2個セットしかなかったので購入をあきらめた製品。取り付けもヘッドレストのシャフト径が14mmまで対応している。アルファード30系は13mmなので取り付け可能だ。今更だがこれにすればよかったと後悔。
ちなみにフリップダウンはルームミラーが見えなくなるので使いたくない。試乗車にフリップダウンモニターが付いていたがルームモニターで後ろが確認できず不便を感じた。まったく良さがわからない。
取り付けを試行錯誤
試行錯誤の末ヘッドレストにリアモニターを取り付け。取り付け後がこちら。中華製のモニターブラケットとホームセンターの金属製ステーで取り付けた。ブラケットがコンパクトなので見た目がスッキリしている。
この中華製のブラケットは本体がプラスチックで強度的にはかなり心配。付属の金属ステーがあまりにも強度がないためホームセンターで別途購入。あとヘッドレストのシャフトの幅が広いためブラケットを固定するネジの長さが足りず別途調達している。
品質はお世辞にも良いとは言えないが安いので良しとする。
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L字金具、スプリングワッシャー、モニター固定用ボルト、ブラケット固定用のボルトをホームセンターで別途購入。付属のステーはペラペラの金属で使い物にならなかった。ボルトもステンレスの丈夫なものに変更。金具部分は堅牢にできたが本体が怪しげなプラスチックなのでいつか壊れそうだ。
ヘッドレストのギリギリに調整。左右方向には向きが変えられるが上下には動かない。
ブラケットと金具がコンパクトなので見た目的にスッキリと取り付けできた。グラつきもなく特に問題なく使えているがプラスチック部分の強度が心配。予算が許せばカロッツエリア純正をおすすめしたい。
モニターの上下位置は変更できないがシートのリクライニングで何とか調整できている。前後位置もシートを動かして子供が見やすい場所に調整可能。助手席に人が座ることがないため特に不便はない。
まとめ
ややまとまりのない話になってしまったが、アルファード30系で古い型のリアモニターを考えている方はブラケットが取り付け可能か購入前に確認してほしい。アルファード30系のヘッドレストのステーの太さは13mm。新しい製品であればアルパインもカロッツエリアも14㎜までのシャフト径に対応しているのでおおむね問題ない。次回購入する機会があればヘッドレストに取り付け可能なモニターを選択したい。
リアモニターは子供との長時間移動に大活躍している。子育て世代には必須のアイテム。新車購入時などは是非検討していただきたい。長時間の移動がかなり楽になる。
- TVM-W910はアルファード30系に装着できない
- 安価なリアモニターブラケットは耐久性が心配
- おすすめリアモニターはTVM-PW900
- 子供との長時間ドライブにリアモニタは必須
フリップダウンは後方の視界をさえぎるのでヘッドレスト取り付けタイプがおすすめ。
子供が二人いる場合はモニターの取り合いになるので二個必要になる。子供を連れての長時間移動が多い場合はぜひとも欲しい。
予算がキビシイ場合はタブレットを固定して動画を流すのもありかな。電源の取り回しが難しい場合はモバイルバッテリーと組み合わせればなんとかなりそう。タブレットなら汎用的に使えるのでコスパはかなり良い。