「いつかはクラウン」のクラウンに乗ってみた感想

40代以上の方はご存じのフレーズ「いつかはクラウン」。調べたらバブル景気前の1983年のCMに使われたキャッチコピーだった。国産のハイエンドカーかつ庶民でもギリ手が届く価格。時代背景的にもいいコピーだったのではないだろうか。ただ、この後バブル景気になり高級車のセルシオがカローラ並みに売れまくる異常事態に。そんなクラウンに生前父が乗っていたので筆者も何度か運転している。12代目とちょっと年式は古いがアルファード30系との違いなども踏まえ紹介したいと思う。

“いつかはクラウン”

これは1983年7代目のクラウンの
CMに使われたキャッチコピーです。

高度経済成長の中でクラウンに
乗る事が1つのステータスだという
証から出来たCMだと思います。

引用:‟いつかはクラウンに” 愛知トヨタ

注意事項

リセールバリューなどは正確でない可能性があるためご注意ください。

いつかはクラウン

国内ハイエンドモデルセダンのクラウン。

国産車のハイエンドクラス

2022年モデルのクラウンだと価格帯は500~700万円である。ミニバンだとアルファード、SUVだとランクルと似たような価格帯である。アルファードは中心価格帯が400万円前後なのでアルファードよりクラウンの方が価格帯は若干上め。ランクルと比べると中心価格帯は同じくらい。

乗り心地

30系アルファードと比べると運転はしやすい。アルファードは高さがあるためか曲がる時にグラグラする感じがするのだがクラウンだとそれがない。走行性能はやはりセダンの方が全然上なんだと思う。クラウンも足が少しふんわりした感じではあるがアルファードより安心できる感じである。

見切り

ロングノーズなので見切りは悪い。セダンを運転したことがある人ならわかるの思うが左前の感覚が分からいづらい。昔はコーナーポールなんてものもあたくらいだ。ただアルファードの見切りもそこまで良くない。クラウンよりマシではあるがピラーが太く幅も広いので一般道ではちょっと辛い。これらと比べるとノアなどのMサイズミニバンの見切りは良すぎる。

大きさ

幅が7cm小さいのは大きい。狭い道のすれ違いでアルファードよりは楽。ただ全長が4,840mmあるので駐車場などでの取り回しが辛い。父は駐車場の狭いスーパーを嫌っていた。

車種 全長 全幅 全高
12代目クラウン 4,840mm 1,780mm 1,485mm
30系アルファード 4,950mm 1,850mm 1,950mm

インテリア

乗っていたのは「ロイヤルサルーン」と呼ばれるグレードだったのだが10年近く新しいアルファードより良い。すべてにおいて安っぽさがない。アルファードもグレードによるがクラウンの方がインテリアの質感は良さそうなきがするな。

リセールバリュー

今はセダンの人気がないのか良くない。ハイエースやランクルなどに比べたらまったく値が付かない。リセールを考えるなら購入できる車ではない。

積載性能

トランクが意外に大きいので小型の家具なら持ち帰ることもできる。ただ、ミニバンと比べるとかなり少ない。

クラウンについての感想

すごい良い車だと思うが今の時代のニーズに少し合わない気がする。

乗り心地とインテリアの質感は最高

インテリアの質感は10年落ちでもまったく見劣りしないレベル。一度乗ったら別の車に乗れなくなるんじゃないかと思う。いたるところがしっかりと作り込まれており運転席の高級感がハンパない。「らぐじゅありー」って感じがする。

スポーツタイプみたいにカチッとした感じではないが安定感があり静かで運転しやすい。ミニバンみたいにフラフラしないし高速などでスピードを出しても安心感がある。

取り回し

ちょっと近所のスーパーにお買い物って時にちょっと使いづらい。全長が4,840mmあり見切りも悪いので駐車がストレスになる。ソナーが付いているのでぶつけることはないと思うが狭いところだとドアがが開けづらいのだ。アルファードは運転席が高いので見切りは良いが、さらに大きいのでもっと使いづらい。乗車定員を考えるとこの大きさはちょっとネックだろうか。

リセールバリューが良くない

買うときに売ることを考えるのもおかしな話だが意外に重要。買い替えの時に結構な金額になる。人気車種とそうでない場合で10倍近い差がでる気がする。昔と違いセダンの人気がそれほどないので予算やお金のやりくりを考えるとちょっと厳しい。そもそもクラウンを買う予算がある時点でそんなこと考える必要ないかもだけど。

まとめ

筆者の世代だとスポーツカーやSUV全盛期だったのでセダンという選択肢がまったくなかった。荷物や人を乗せる必要がないなら高級セダンもありかなと思うが大きさはちょっとネック。近所のスーパーに毎回クラウンってのもちょっと面倒。購入者層は気にしないのかもしれないがリセールバリューが低いのもちょっと気になる。正直庶民のメインで使う乗用車としては微妙な気がする。予算によほど余裕がないと購入できない自動車なのではないだろうか。結局のところ予算も環境も色々と余裕がある大人しか乗れない車なのである。ゆえに「いつかはクラウン」なのではないだろうか。

ポイント
  • インテリアや乗り心地はアルファードと比べ物にならない
  • 見切りが悪く狭い駐車場などでは使いにくい
  • セダンの人気がないためリセールバリューは低い

筆者も子育てが終わって余裕がでたらセダンに乗るかもしれません。

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