この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
100円ショップなどで売られている両面テープで取り付けるフックは粘着力が強力である。使用中はいいのだが取り外す時にこの強力さが仇となる。簡単に取り外すことができず無理矢理はがすと下地を破損してしまう。今回はスクレーパーを使ってこの強力な両面テープをはがず。
本記事で紹介する方法は家具をスクレーパーで傷つける可能性があるのでご注意ください。
目次
簡単に剥がせない両名テープフック
両面テープフック
100円ショップなどで打っている両面テープで貼りつけるフック。強力で取れないが外す時に困る。粘着面は1ミリほどの厚みがありちょっとしたデコボコがあったも問題ない。
無理に剥がせない
無理に剥がそうとすると下地を痛めてしまう可能性がある。どれだけひっぱても取れる気配がない。
使用する道具
ラッカーうすめ液とマスキングテープは必須ではない。ほぼ100円ショップでそろえることができる。
スクレーパー
粘着面は1ミリほど厚みがあるのでスクレーパーを使って粘着シートのスポンジ部分を分断できる。今回使用したのは幅50ミリ。100円ショップのもので十分。このタイプは薄くで多少しなるのでフックの取り外しに向いている。
ガムテープ
ホームセンターで購入したガムテープ。100円ショップのものはちょっと怪しいのでやめた(個人的見解)。両面テープの粘着剤を取るのに使用する。
定規
100円ショップで購入した樹脂製の定規。この定規はなぜか角が鋭くスクレイパーとしても使える。
ラッカーうすめ液
両面テープの粘着剤をとるのに使用する。ガムテープでは落ちない場合に使用。無くても何とかなる。
マスキングテープ
傷防止に使うがお好みで。
フック取り外し手順
スクレーパーを使ってフックを取り外す。
- マスキングテープで養生
- スクレーパーで両面テープをカット
- 定規で両面テープをそぎ取る
- 粘着剤をガムテープで取り除く
- ラッカーうすめ液でしつこい粘着剤を除去
1. マスキングテープで養生
以下は子供のいらずら防止の「開き戸安全ロック」である。壊れたので取り外す。傷が付かないようにマスキングテープに養生する。角度が悪いとマスキングテープを突き抜けて表面を傷つける可能性がある。
子供が扉を勝手に開けない「開き戸安全ロック」~子供が歩き始めたら必須の100円ショップアイテム~
2. スクレーパーで両面テープをカット
傷をつけないように水平にスクレーパーを入れる。
スクレーパーを半分くらいまで入れる。
次に反対からスクレーパーを入れる。
引き出しを傷つけずに剥がせた。慣れればマスキングテープなしでもはがせる。
3. 定規で両面テープをそぎ取る
両面テープのスポンジ部分を定規を使ってそぎ取る。
角の立った定規で可能な限りスポンジと粘着剤をとる。樹脂製の定規なので傷はつかないと思うが要注意。
4. 粘着剤をガムテープで取り除く
定規で取り切れなかった粘着剤を取り除く。ベトベトして定規でとることができない。
このネバネバをガムテープでとる。ガムテープを粘着剤が残っている部分に貼りつける。
スクレーパーの柄を使って粘着剤部分をこする。強めにこするのがポイント。
粘着剤がガムテープ側にくっつきはがれる。
粘着剤がガムテープ側に。粘着剤が柔らかければガムテープですっきり取ることができる。
家具の表面が傷んでいる場合ガムテープで破損する可能性があります。プリント合板やカラーボックスに使われるパーティクルボードは特に注意が必要です。
家具の材質についてはこちら。
家具の材質を自宅にあるもので紹介~長く使える無垢材や質感の良いオイル仕上げ~
5. ラッカーうすめ液でしつこい粘着剤を除去
古い粘着剤は固くなりガムテープで取れないことが多い。
ガムテープで多少取れるが非常に時間がかかる。気合を入れれば定規とガムテープで取り除くこともできるが現実的ではない。
家具の表面を傷める危険性はあるがラッカーうすめ液を使えば一発で取れる。
この通りピカピカに。手間を考えたらラッカーするめ液がおすすめ。100mlであればホームセンターなどで300円前後で購入できる。
まとめ
両面テープフックが取れなくて困っていたがスクレーパーとガムテープで何とかなった。しつこい粘着剤もガムテープを使えば驚くほど簡単にとることができる。
- フックの両面テープは強力で取れない
- スクレーパーで両面テープフックをはがせる
- ガムテープを使って粘着剤を取り除ける
しつこい粘着剤はガムテープを使って何とかできます。