簡単に荷物を仕分けする方法~クリアハードコンテナを使って片付かない荷物を何とかする~

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DIYで使う工具や子供のおもちゃなど荷物が増えてどうにもならなくなりコンテナボックスを使って整理した。結論を言うと複数サイズのコンテナを使うことで上手く整理できすっきりと収納することができた。コンテナにラベルを貼り整理することで見える化し不要なものがはっきりした。この方法が最適解ではないと思うが片づけで困っている方は参考にしていただきたい。

注意事項

価格や仕様などは2020年12月に確認したもので最新の情報と異なる可能性があります。ご了承ください。

注意事項

本記事ではクリアハードコンテナを使った収納を紹介していますがすべての人に適切な方法ではありません。コンテナ収納を実践する場合は少量から始め自身のスタイルに合うか確認しながらすすめることをおすすめします。

片づけ方法

片づけの基本は物を減らすことだが荷物が多い場合は仕分けも重要となる。

物を減らす

基本的に物を減らさないと片づけは収集がつかない。こちらはこんまり先生のベストセラー。この本を超ザックリ要約すると「ときめかない物を捨てて幸せになろう」である。好きなものに囲まれて暮らした方が幸せになれるというのは納得。しかし子育て中や趣味がDIYの場合荷物が多くときめく物だけで生活することはできない。

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ときめく物以外を捨てるのはちょっとやりすぎであるが「物を減らす」のは片づけにとって非常に重要。物を減らすのは簡単ではないが、長期間使っていないものは捨ててもいいだろう。不要な物や使わない物を所有しているデメリットは非常に大きい。

収納場所を決める

片づけ下手の人は部屋が散らかって物が見つからなくなることが多い。物をなくさない秘訣は「収納場所を決める」こと。そして、使ったら元の場所に必ず戻す。使ったものをちょい置きすると部屋がどんどん散らかってしまう。工場などの現場では当たり前のことだと思うがこれができない人が意外に多い。

仕分けする

荷物は分類して整理することで使いかってが良くなる。同じ種類のものをまとめておくと物が見つけやすくなる。仕分けさえできれば片づけがうんと楽になる。例えば新しい文房具を買った場合どこにしまうか迷うことがなくなる。

ハードコンテナの種類

今回紹介するハードコンテナ収納で使用するコンテナのサイズについて説明する。使用したのはカインズホームのクリアハードコンテナ。サイズバリエーションが多く使いやすい。今回使用したタイプは6タイプ。樹脂製ではあるがしっかりした作りで使いかってがよい。

ハードコンテナのサイズ

幅と奥行きは全部で3タイプあり重ねることができる。#22と#45は大きいので少し使いにくい。決して安い買い物ではない。

サイズ 容量 外寸(幅x奥行x高さ) 内寸(幅x奥行x高さ) 価格*1
#7 4L 200x349x111mm 158x283x95mm 478円
#11 7L 200x349x181mm 153x278x165mm 598円
#13 13L 295x443x159mm 245x365x140mm 880円
#25 24L 295x443x259mm 238x358x240mm 1,080円
#22 23L 379x545x178mm 319x449x155mm 1,280円
#45 43L 379x545x322mm 309x439x300mm 1,680円

*1:2020年12月22日時点でのオンラインショップの税込み価格。

#7

コンテナで一番小さいタイプ。4Lと容量は少ないが使いやすい。フタを固定するフックは樹脂製。100円ショップのコンテナにくらべ作りがしっかりしている。

高さは低め取り出しやすいので#7がダントツで使いやすい。

内寸が278ミリあるので長めの荷物も入る。

#11

#11は#7と重ねることができる。こちらもフックは樹脂製。#7と同じく使いやすいサイズ。

高さがあるのでペンキ缶も入れられる。深さがあるので背の高いものを入れるのに向いている。

#13

#7に比べ奥行があるので長い荷物も収納できる。#13からはフックが金属製。

高さがないので荷物を取り出しやすい。#7に続いてこちらもおすすめのサイズ。

#25

容量が24Lあるので多くの荷物を収納できる。大量のものをまとめたい場合に便利。

高さがあり容量が多い。かさばる荷物をしまうのにちょうど良い大きさ。余ったケーブルなどを入れるのに便利。大物をまとめて突っ込みたい場合は迷わずこれ。

#13と#25を積み重ねることができる。

幅と奥行きは#7より2回りくらい大きい。

高さの比較。#13と#25は容量が多いので仕分けしにくい。#7と#11が適度な大きさで仕分けに使いやすい。

#22

内寸の奥行が449ミリあるのでノコギリなども収納できる。

#22は大きすぎて仕分けに向かない。普段使わないような荷物をまとめておくのに使える。

あまり長いものをコンテナに収納すると効率が悪い。のこぎりのような長いものはこちらのように壁掛けがおすすめ。

のこぎりの収納場所が見つからないのでワーヤーネットで何とかする のこぎりの収納場所が見つからないのでワーヤーネットで何とかする

#45

43Lと最大容量。大抵のものを収納できるが大きすぎてちょっと使いにくい。

ちょっと大き過ぎて使いかってが悪い。個人的にこのサイズはあまりおすすめできない。

コンテナの積み重ね

コンテナは幅と奥行きが同じタイプを積み重ねることができる。

#7と#11

#7と#11を重ねることができる。この大きさが一番使いやすい。

#13と#25

フタの溝とそこがはまるので安定感がある。

#22と#45

#22と#45は大きすぎて使いづらい。

コンテナの色

今回の収納ではクリアのハードコンテナを使用したが色付きもある。中身が見えるクリアタイプが使いやすい

ハードコンテナによる片づけ

コンテナを使って荷物を仕分けし収納する。

変更可能ラベル

コンテナに貼るラベルはマスキングテープを使用する。マスキングテープの黄色が良いアクセントになる。

マスキングテープなのでケースを替える場合は簡単に貼りかえられる。

Point

ラベルが簡単に貼りかえられるので入れ物を容易に変更できる。

収納容量を自在に変更

ハードコンテナを使う最大のポイントはここ。物が増えた場合にコンテナを簡単に変更できる。コンテナに荷物が入りきらなくなったら「分類」か「サイズアップ」させる。

サイズアップ

コンテナに荷物が入らなくなったら大きいものに変更する。荷物を無理に減らす必要がないのでストレスが少ない。ただし荷物を減らすことは最重要。

Point

荷物が溢れたら大きいコンテナに移し替えるだけ。

分類

荷物が入らなくなったコンテナはさらい細かく分類し別のコンテナに分ける。今回の収納のポイントはここにある。荷物を徐々に細かく分類することで洗練した仕分けが可能となる。

Point

荷物が溢れたらさら細かく分類し再度仕分けする。

コンテナ収納のメリット

どんな種類の荷物がどれだけあるのかクリアコンテナ仕分けでハッキリする。

メリット
  • 随時仕分けをして物を整理できる
  • 捨てるか悩むものを残して整理できる
  • 荷物の見える化ができる

随時仕分けをして物を整理できる

物が増えたタイミングで「サイズアップ」と「分類」を繰り返し随時ものを仕分けすることができる。なのではじめから厳密に仕分ける必要がなくゆるい状態から仕分けをスタート。コンテナを購入する手間とリスクはあるが導入の敷居は低い。

捨てるか悩むものを残して整理できる

捨てられないものは「捨てられない」ラベルのコンテナに収納ししばらく様子を見る。使う必要が出てきたらそこから出して新たに仕分け。クリア素材なので中身を確認しながら整理できる。「捨てられない」コンテナに「開封日」を記載しておくとどれだけ必要ないものなのはハッキリする。物を減らさないと片づけは楽にならない。仕分けしながら使わない物をいかに処分できるかが肝。

荷物の見える化ができる

クリアコンテナを使って仕分けすることで「自分が何をどれだけ持っているか」を可視化することができる。筆者の場合は思ったより工具の割合が多かった。必然的に使わないコンテナは奥に収納されるので「普段使わない荷物が何か」もわかるようになる。筆者は革靴を履かなくなったのでシューケア用品のコンテナの出番がほぼなくなていた。このように見える化ができると物を捨てる決心がつくかもしれない。

以下は#13と#25を使った収納。DIYで使うものがほとんど。ケーブル類をひとつの箱にまとめるようになってから無くすことがなくなった。収納時に悩まずに同じ分類のコンテナに突っ込むだけでいい。紙やすりはコンテナが傷つき見栄えが悪くなるので色付きを使っている。

クリアコンテナ収納の手順

コンテナは安くないので少量からはじめたほうがよい。

手順
  1. クリアコンテナの準備
  2. 仕分け(ラベル作成)
  3. コンテナに収納
  4. コンテナを収納
  5. 繰り返す

1. クリアコンテナの準備

まずはクリアコンテナを準備する決して安い買い物ではないため少量からはじめることをおすすめする。はじめに購入したいのは使い買っての良い#7と#11。コンテナ収納が自身に合わないこともあるので無理して大量購入しない方がよい。

2. 仕分け(ラベル作成)

収納するものを仕分けてラベルを作成する。はじめは片付かない小物をターゲットにする。とにかく同じ種類のものを一カ所に集めればいい。例えば「文房具」、「工具」、「PC小物」など。ただし使用頻度の高い文房具などはコンテナに収納する必要はない。収納場所を決めてトレーにでも入れておく。

Point

非常に使用頻度の高い物はコンテナに収納せず直ぐに取り出せる場所に配置する。例えばハサミやセロハンテープなどの文房具はすぐに取り出せる袖机などの引き出しがよい。

セロハンテープ台などは場所を決めて出しっぱなしでもいいだろう。

余談だがおすすめのセロハンテープ台。

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3. コンテナに収納

丁度いい大きさのコンテナに収納する。透明で中身が見えるがラベルを貼りつけ分類。マスキングテープと油性マジックがあればラベルを作れる。

4. コンテナを収納

コンテナをクローゼットや押し入れに収納する。使用頻度の低いものは奥へ。使用頻度が高いものは手前の上に配置。デメリットは引き出しと違い下の物を取り出すのが大変なところ。

5. 繰り返す

あとはクリアコンテナを買い増ししながら荷物を分類していく。最終的には使用頻度の高い洗練されたものが手間のコンテナに集結する。

まとめ

捨てるか捨てないか悩むのであれば仕分けして収納してしまった方がはやい。多くのものを所持するリスクは高いが、捨てるか悩み時間を失うのもリスクが高い。クリアコンテナを使って整理、仕分けして不要な物を見極めてから捨てるとスムーズに物を減らすことができる。今回の片づけで「見える化」の重要性を再認識した。

ポイント
  • クリアコンテナを使えば苦手な片づけも何とかなる
  • 捨てる捨てないで時間を費やすより仕分けした方が無駄がすくない
  • 所有する荷物をクリアコンテナで見える化できる

片づけが下手な人は物を捨てるか捨てないかで非常に悩みます。

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