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本サイトは雑記ブログとして幅広いジャンルを取り扱ってきたが少し思うことがあり「特化と雑記」についてまとめてみた。結論を言うとはじめは雑記でいいが早い段階で特化サイトに移行した方がよかった。リピーターや回遊率を効率的にあげサイト評価をあげるには「特化サイト」にするのがてっとり早い。本サイトは一般的なジャンルの「育児」と特殊な「FX」を同時に取り扱っているため筆者自身も何か違和感を感じる。今後は本サイトをユーザーカテゴリーを分析し分割させたい。
本記事は特化サイトが雑記サイトにくらべアクセス効率が良いことを保証するものではありません。
目次
特化サイトと雑記サイトの違い
可能であれば自身が深堀出来る特化サイトをいくつか作るのがベストであるが、初心者は迷わず雑記でいいと思う。
特化サイト | ・特定のユーザーをターゲットにしている ・特定のジャンルで固定するので記事内容に制限がある ・想定するユーザーが決まっているのでアフィリエイトしやすい ・専門性が評価されるとサイト評価が高くなる ・記事にまとまりがあり見やすいサイト構成 |
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雑記サイト | ・不特定のユーザーをターゲットにしている ・記事内容に制限がなく記事を書きやすい ・ユーザーがばらばらでアフィリエイトしにくい ・専門サイトにくらべサイト評価が低くなる ・ジャンルがごっちゃで少しサイトを見づらい |
特化サイト
筆者が色々なサイトを見て思うのだが専門サイトの方が回遊率(サイト内色々なページを見てくれる割合)が高い。例えばプログラミングサイトであれば何か言語に絞ってあったりするとわかりやすい。ただし、色々な言語を組み合わせて使うことが多いシステムの場合はその限りではない。特化といっても「特定のユーザー」をターゲットにすることであってジャンルを絞ることとはちょっと違う。
雑記サイト
以前にくらべ雑記サイトはちょっと減った気がする。Youtubeなどの動画コンテンツにひとが流れているのが原因だろうか。雑記だと回遊率が下がりPVが上がりにくい。しかもGoogle様からのサイト評価もあがりにくいのでちょっと弱い感じ。ただし、思い付いたことを記事にできるのでストレスフリーで運営できる。
特化サイトとターゲット
特化サイトは基本誰をターゲットにするかを明確にする必要がある。
特化サイトの目的
特化サイトを作る場合は目的を明確にする必要がある。サイトの目的としては「営利」か「非営利」の二択。営利では「商品を販売すること」が目的となる。趣味の場合は「仲間が増える」や「PVが増えて自己満足」などあいまいなものが多い。
営利 | アフィリエイト | ・商品の紹介料で利益を上げる ・ユーザーに不利な商品もありアフィカスと揶揄されることもある |
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自社PRや営業 | ・会社のPRや求人広告などホームページもそれ ・サイトは会社の顔なのでちゃんとしていると信頼性があがる ・内製でSEOやウェブ対応をした方が安上がりなことが多い |
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自社製品販売 | ・大手ECサイトでは手数料を取られるので自社で運営 ・個人の物販などにも用いられることが多い ・SEOができれば個人でも販売の活路が開ける |
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PVメディア | ・雑誌のようなメディアで高いPVで広告などを獲ることが可能 ・昨今大手の参入が多くあり個人で対抗するのは難しい |
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非営利 | 情報発信 | ・個人運営で過度にマネタイズしないサイト ・ECサイトのアフィリエイトでお小遣い程度なら稼げる |
サイト設計は誰に売るかから
営利の特化サイトを作る場合は誰に売りたいかから入る。企業サイトであれば最終的に会社の売り上げを伸ばせればいい。間接的ではあるがウェブサイトによって「問い合わせ件数の増加」や「企業イメージのアップ」などの効果がある。企業の取引先となりうるユーザーがターゲットとなる。
アフィリエイトであれば対象商品に興味のありそうな人。例えばスマートフォンを買い替えたい人は「スマートフォン本体」や「スマホアクセサリー」に興味がある。ユーザーが特定されることでサイトで販売(紹介)する商品がおのずと決まってくる。
自社製品を販売したい場合は「誰が自社製品を購入してくれるか」が重要。もっと突き詰めると「どういったユーザーカテゴリーが自社の対象になるか」となる。なので特化サイトを構築する場合は販売するものではなく「誰に売るか」を基準とする必要がある。
PVイコール売り上げではない
より多くの人がサイトを見てくれれば売り上げが上がるわけではない。自身のサイトで売りたい商品を買ってくれる人が多くサイトに訪れないと売り上げは上がらない。前述の誰に売るかの「誰に」がサイトにアクセスしてくれないと売り上げは上がらない。細かい話は割愛するが、サイト分析で検索キーワードや行動フローなどでどういったコンテンツが有効であるか分析しターゲットを導くサイト設計が求められる。
個人ブログは特化と雑記のどちらがよいか
初心者はある程度じゃんるを絞った雑記ブログからはじめるのが吉。慣れたら特化サイトに移行すればよい。
企業や営利目的なら特化サイト一択
売りたいものや売りたい人が決まっているので雑記サイトやる意味はない。もちろん利益に直結するサイト構築を目指す。
個人の趣味は雑記でもいい
特化と雑記では特化サイトの方が色々と有利なので可能であれば特化サイトを構築したい。しかしネタが枯渇したりどうしても情報発信したいことがあるので雑記でもいい。実際にやってみて想像以上に引き出しが少なかったなんてこともある。あとは想像以上にニッチなジャンルでアクセスがほとんどないとか。
個人的な結論を言うと「初心者は雑記がベスト」である。いきなり特化サイトにしてしまうとちょっと方向転換できなくなるのでブログ初心者はまず雑記を運営してみた方がいい。費用や手間もかかるのでいきなりいくつもの特化サイトを作るのはおすすめできない。ただし、あまりかけ離れた記事をまとめるのはサイトのイメージがあまりよくないのである程度は絞る。大きなジャンル2~3個を掛け合わせるといいだろう。例えば「ダイエット」×「育児」×「グルメ」とか。自分が持っている「一般的な趣味」と「特殊な趣味」を掛け合わせるとユーザーが混乱するので避けた方がいいだろう。本サイトも現在「子育て」や「FX」などユーザーカテゴリーがかぶりそうもないジャンルが混在しているためあまりよろしくない。
後から特化サイト
幅広いジャンルで雑記を書いていると吐出して高いPVのものが出てくる。もしそれが自分の大好きな趣味で深堀できるものであれば特化サイトとして移行すればよい。ユーザーカテゴリーを分析して効率的にサイトを分割することができるハズ。
サイトジャンルで悩むのは時間の無駄
筆者ははじめサイトジャンルをどうしようかと悩み過ぎてしまった。今ではその時間が非常に無駄であったと思う。ある程度自身の引き出しを棚卸して整理するのは良いがあまり時間をかけすぎるのは問題。ジャンルを考える暇があるなら記事を書いた方が100倍いい。初心者がブログのジャンルを決めるのに考えるなら4時間以上悩まない方がいい。以下の手順を1時間づつ割り振れば4時間でサイトジャンルが決まるハズ。
- 自身の趣味や特技などをリストアップ
- リストアップした内容をカテゴリごとに構造化して整理
- カテゴリごとに書けそうな記事を箇条書きにリストアップ
- 自身がやりたいジャンルをいくつかピックアップ
ジャンルで悩む時間があるならコンテンツ作成した方がいい。
出遅れ感はあるが動画コンテンツもあり
時間が取れないとの言い訳でなかなかチャレンジできていないが筆者は5年くらい前からYoutubeの準備をしているがまったく進んでいない。ブログのメンテ、子守、EA開発などありどうしても時間を捻出できない(言い訳)。動画市場はまだまだ伸びているのでブログのような静的コンテンツではなくYoutubeも視野に入れた方がいいだろう。出遅れた感はあるが今からでも遅くない。
まとめ
かれこれ600記事以上雑記ブログを書いてきたのだがジャンルがどっちらかってしまった。PV目的と言うよりもユーザビリティを考えるとそろそろサイト分割した方がいいかなと思う。今回雑記と特化についてまとめてみたが、雑記は初心者の練習用で最終的には特化サイトに収束するのではとの考えにいたった。芸能人など特別集客できる土台が無い場合に雑記サイトはユーザビリティが低いのかなと。本サイトもリピーターや回収率が低いのもジャンルが幅広過ぎるのが原因だと思っている。
初心者でブログをはじめる方は雑記サイトで練習後に特化サイトへと移行することをおすすめする。雑記サイトで100記事も書けば自身の得意分野や興味のあることが見えてくるのでおのずと特化したいジャンルが見えてくるはず。
- 特化サイトはターゲットを明確にする必要がある
- 個人ブログ初心者はある程度ジャンルを絞った雑記サイトから
- ジャンルで悩むならコンテンツ作成に時間を使った方がいい
特化サイトは気持ちよく回遊できるサイトを参考にするといいと思います。