SEOを意識したサイト名の決め方～本サイトの実例を使って対象ユーザー決めからサイト名決定までの手順を紹介～

為替自動売買プログラムの特化サイトを作るためにサイト名を考えた。本記事ではサイト名が決まるまでの過程を紹介。実際に使用するサイト名を試行錯誤しながら決める過程をお楽しみいただきたい。

サイト名とドメイン名

詳しくはこちらの記事にまとめてある。基本サイト名とドメイン名は紐づいていたほうがよく、サイト名は検索で見つかりやすい（SEOが効いている）名前にするのが吉。サイト名やドメイン名の予備知識が無い方は以下の記事を参照していただきたい。

サイト名とドメイン名の決め方～失敗体験談と注意事項～

実例でサイト名とドメイン名を決める

サブドメインに分割する為替自動売買プログラムのサイト名をガチで決める。

1. 対象コンテンツ

現在本サイトではFXの自動売買をするプログラム（通称EA）開発について取り上げている。このEA開発は「投資に興味あり」かつ「FXに興味あり」かつ「EAに興味あり」かつ「EA自作に興味あり」と非常にニッチな内容であり一般の人がみると「？」となってしまう。特化サイトと雑記サイトの記事でも解説したがこのように超ニッチな記事があるとユーザビリティが下がる可能性があるので別サイトにすることに決めた。

ブログジャンルの決め方～特化サイトの方が効率的だが個人ブログは迷ったら雑記で問題ない～

対象コンテンツとしては「EAの自作」である。狭い範囲であるがかなり深堀しながら構築するつもり。コアなコンテンツなので対象ユーザーがかなり絞られる。可能ならアフィリエイトも少し織り交ぜたいと思うがユーザーが気持ちよく回遊できるようなコンテンツ構成が目標。サイトサクセスが安定するまでは広告なしで運営しようと思う。

2. 対象ユーザー

特化サイトなので閲覧するユーザーを特定する。関連度が高い方がサイトの利用に向いている。

為替の自動売買プログラム（EA）はプログラムなのでパソコンジャンルのような気もするが実は全然違う。発端のモチベーションは「お金」である。なのでプログラミングに興味があり資産運用したいと考えている人がターゲットとなりそう。プログラムに興味はあるが資産運用に興味ないユーザーは対象外となる。キーワードとしては「資産運用」、「FX」、「自動売買」だろうか。まとめると「投資とプログラミング開発に興味のある人」がこのサイトの対象となる。

3. キーワードの選定

以前の記事で失敗例に挙げたが「サイト名」と「サイト名の略称」に大手サイトや強い競合がいると検索されにくくなる。ごぞんじ「ゼロからBLOG」はとあるライトノベルにやられてしまっている。本サイトが後発なので完全に筆者のミスなのだが・・・。

前回の失敗を踏まえると「ゼロから」は競合が強すぎるので使わない。いや使えないと思った方がいい。EA開発がわかりやすく表現でき競合しないサイト名を選ぶ必要あり。ますはキーワードの洗い出しから。

関連度の低い「投資に興味がある」ユーザーの場合は「EA」では伝わらず「自動売買」をサイト名に入れる必要がる。ただ、自動売買のキーワードを入れると略称を作りづらいデメリットがある。EA販売サイトもあるので「自作」キーワードも入れておきたいところ。筆者は使わないが調べてみると「システムトレード」や「シストレ」といったキーワードも上がってきた。

4. サイト名の候補

思い付いたものをリストアップしてみた。直ぐに出てくるタイトルはすべて野暮ったくて使いたくないものばかり。良いかなと思ってもSEO的にNGだったりと難航。

結局のところサイトに特殊なキーワードか固有名詞が入ってこないと差別化できない。例えば「FX自動売買研究室」だと一般的な名前過ぎて覚えてもらえないしSEO的にも使いづらい。お金稼ぎってことで童話の「金の卵を産む～」も考えたがEAの要素がないのでわかりにくい。童話のタイトルも童話の影響が大きくSEO的に厳しい。

5. サイト名の選定

ろくでもない候補しか出ずに難航していたのでコンセプトにあったサブタイトルをまず決めることにした。以下がサブタイトル。

サブタイトル「EA（FX自動売買プログラム）で自作する金の卵を産むニワトリ」

サブタイトルはこんな感じ。キーワードは「金の卵」、「EA」、「自動売買プログラム」など誰が見てもわかりやすい内容にした。サイト名が一向に決まらないのでサブタイトルから逆にサイト名を抽出する流れに。で決めたタイトルがこれ。

タイトル「Eたま」

Twitterで似たような名前はあったがSEO的には問題なさそう。もともとEA開発自体がニッチ過ぎてPVが期待できない。完全な趣味（自身の備忘録）みたいなサイトなので問題ないだろう。

6. ドメイン名の選定

筆者は今回サブドメインを使用するのでサイト名とドメイン名を合わせるようなことはしない。ドメインを取得する場合はできるだけサイト名を合わせた方がよい。

まとめ

良いか悪いかわからないが試行錯誤して新しいサイトの名前を「Eたま」に決定することができた。タイトルだけだと何のサイトかわからないが愛称としては使いやすい。サブタイトルにキーワードを詰め込めばなんとか見栄えも保てると思うので今回はこれで完了。サイト名決めは沼なので本気でやりだしたらキリがない。

悩む時間があるならコンテンツ追加した方がよいと思います。