仕事が出来る人の特徴~職場の雰囲気を良く出来る人が最強の社員である~

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20年以上会社員をしていて何人か「この人すごい仕事ができる」と思える人がいた。そもそも仕事の定義自体があいまいなのでここで決めておく。ここでいう仕事とか複数人が連携して働く会社での仕事としておこう。業種問わず事業計画に沿って目標達成をめざすのが会社員の仕事である。筆者は若い頃に仕事ができるとは「技術力があって売り上げを上げられること」だと思っていた。40代になってそれが全く違うなと実感している。仕事が出来る人とはどんな特徴があるのだろうか。

注意事項

これは筆者の個人的な意見であり人によって意見が分かれる場合があります。

出来る人の特徴

筆者が思う仕事が出来る人の特徴をみっつ上げる。

話していると脳がフル回転する

優秀な後輩が言っていたセリフを思い出した。「あの人と話してると頭が回転しすぎてスゲー疲れます。」である。よくある「魚を与えず釣り方を教える」的なものだと思う。そもそも何が問題なのか状況を俯瞰したりなど考え方のヒントを人それぞれのレベルに合わせて的確に出してくる。だされた方はツボにはまるので頭がフル回転と。これにより問題発生時に「悩む」から「考える」ような癖がみんなにつき始めた。ある意味ちょっとした洗脳に近いのかもしれない。

なぜか周りのやる気を引き出している

出来る人に相談したり会話をしているとなぜか自分がやらなければならないことが見えてくる気がする。しかもヤラされている感なしじ自発的にヤラなければと思えてくる。多少仕事に裁量があると「これで良いのだろうか?」などちょっとした迷いがあるのだが、仕事の出来る人とかかわると迷いがなくなり自発的に動けるようになる。これもほぼ洗脳に近い気がするがいい意味での洗脳だと思う。今思うとコーチングで言うところの「コレクティブエフィカシー」なんだと思う。これは何かというと自分だけでなく周りの意識レベルも上げてしまうというもの。出来る人は周囲に対して良い影響を与えるのだ。

その人がいると職場の雰囲気が良くなる

これが一番重要と言うか「これさえできれば最強」である。例えばその出来る人が外回りから帰ってくると、みんなが安心し、問題を相談しに行くなど。ちょっと神レベルでもあるがまれにこういう人は存在する。こういう人に限って忙しいので筆者は見つけたらダッシュで捕まえにいっていた。

ふない「あーっすみません、社長報告のレポートについてアドバイスくださいっ!!」

ってな感じでいろんな人が寄ってくる。逆だと「あぁ課長戻ってきた最悪だわ」みたいな感じ。技術力や売り上げ云々などどうでもよくて「会社の雰囲気を良くしてくれる」人は本当に貴重だと思う。まぁそういう人に限って頭が良くて技術力も総じて高いのだが。

コーチングについてはこちら。

コーチングとは何か~アファメーションなどでゴールへの臨場感を高めクライアントのエフィカシー上げること~

まとめ

まとめると「職場の雰囲気を良く出来る人が仕事の出来る人」である。どんなに技術力があったり、どんなに営業成績が良くても、職場の雰囲気を悪くする人は仕事ができないと思う。短期的に見れば悪くないかもしれないが離職問題など中長期的にみたらあまり良い成果は出せないのではないだろうか。組織は生き物みたいなもので出来る人は「免疫細胞」みたいな感じで悪い部分を直してくれている気がする。

ダメな人に怒ったり追い詰めたりする人を良く見かけたがそんなことしたってなんも良くならない。Youtubeでどっかの社長が「ダメな人間を自分のまわりから排除しろ」と言っていた。筆者は自分も含めたほとんどの人(9割)はダメな人だと思っている。そんな中今回紹介した「出来る人」がいるとダメな人達も生き生きとクリエイティブに活動できるのではないだろうか。目先の売り上げよりももっと重要なことがあるんじゃないかなぁと、この年になってしみじみと思う。

ポイント
  • 出来る人は周りの意識レベルを上げてしまう
  • 出来る人がいると職場の雰囲気が良くなる
  • 数値成果を出しても職場の雰囲気を悪くする人はダメ

技術オタクの筆者はどちらかと言うとダメな方だったかもしれません。

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