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DIYユーザーの皆さんが大好きな木工用ボンド。ホームセンターやネットを見るとCH38、CH35、CH20、CH18などいくつかの型番が存在する。価格も違うのだが同じもの、成分なのだろうか?結論を先にいうと成分は同じで混ぜて使っても問題ない。コニシ株式会社さまに問い合わせしたところ粘性が若干違うことはあるがどれも同じと回答いただいた。3kgなどの大容量タイプはコスパが高いので利用頻度の多い方は参考にしていただきたい。
価格や仕様などは2020年9月に確認したもので最新の情報と異なる可能性があります。ご了承ください。
目次
みんな大好き木工用ボンド
DIYユーザーには必須のアイテム!!
水溶性で使いやすい
木材の接着ではみ出た場合は濡れ雑巾で拭き取ることができる。硬貨する前なら水で除去できるので使いやすい。
強力な接着力
接着場所や方法にもよるが硬貨後は超強力。木材にクランプで圧着した場合かなりの強度がでる。以前18ミリ厚の木材をL字にして木工用ボンドで接着。その後不要になりばらそうとしたら接着部分以外の場所で割れてしまった。強力な木工用ボンドであるが10年以降は強度が落ちると家具職員さんに聞いたことがある。10年以上を目指すなら木組みで作りたい。
安価
1kgや3kg単位で買うとかなりコスパがいい。少量なら100円ショップでも購入できる。
品番ごとの違い
利用頻度が多いのであれば大容量タイプがおすすめ。1度買えば数年使える。
成分と内容の違い
冒頭にも説明したがCH38、CH35、CH20、CH18は、パッケージの違いだけで基本的に中身は同じ。50gも家庭用木工用ボンドもしかり。
成分はどれも「酢酸ビニル樹脂(41%)、水(59%)」となっている。こちらはCH38の3kg。
こちらはCH18の500g。
家庭用木工用ボンド50g。
木工用ボンドはだいたいどれも成分は同じ。
割安製品
CH38の3kgがコスパよし。容量お大きいタイプはホームセンターなどで入手できる。最近よく見かける業務用ホームセンターの方がある可能性が高い。大容量ならネットでも安いので急がなければネットで買うのもアリ。
型番 | 容器 | 容量(グラム) | 定価*1 | 100g当たりの定価(円) | 実売価格*2 | 100g当たりの実売価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
CH18 | ボトル | 3,000 | 2,145 | 72 | 1,164 | 39 |
CH38 | ポリ袋 | 3,000 | 1,892 | 63 | 619 | 21 |
CH35 | ボトル | 3,000 | 2,145 | 72 | 1,079 | 36 |
CH20 | ポリ袋 | 3,000 | 1,892 | 63 | – | – |
CH18 | ボトル | 1,000 | 935 | 94 | 621 | 62 |
CH18 | ボトル | 750 | 858 | 114 | 565 | 75 |
CH18 | ボトル | 500 | 704 | 141 | – | – |
家庭用 | ボトル | 180 | 363 | 202 | – | – |
家庭用 | ボトル | 50 | 187 | 374 | – | – |
CH18 | ボトル | 20 | オープン価格 | – | – | – |
*1:2020年9月10日にコニシ株式会社HPにて確認した価格。
*2:2020年9月10日にネットで確認した価格。
詰めかえればコスパがいい
3kgが600円台で購入できるので詰め替えたら数年購入する必要がなくなる。
3kgのコスパがよすぎる
利用頻度にもよるがCH38の3kgを買ったら数年購入する必要がなくなる。DIYで利用頻度が多いならぜったいポリ袋タイプがおすすめ。
長時間の保存はできない
2008年12月に購入したCH18の500gを2020年4月に使おうとしたらボンドの一部がぶよぶよに固まっていた。無理すれば使えないこともないが、ノズルの口に詰まるので入れ替えた。中身をだしてみるとボンドの3割ほどがぶよぶよに固まっていた。さすがに12年は無理であった。有効期間2年とあるが保存環境によってもっと長く使えそう。古いボンドで強度が落ちる可能性もあるので使用は自己責任で。
詰めかえる
ポリ袋タイプから順に詰め替える。
今回使用するボンドは、CH38(3kg)、CH18(500g)、家庭用(180g)、家庭用(50g)の四つ。
パッケージは違うが中身は全部同じ。
CH38(3kg)からCH18(500g)へ詰め替え
CH38のポリ袋のはじをハサミでカット。CH18のボトルに注ぎ込む。思ったより粘度が低いので何とかなる。この粘度だとロート使うのは危険。
溢れたら怖いので8割程度でフィニッシュ。
CH18(500g)から家庭用(180g)へ詰め替え
ボトルの口が狭く想像以上に難しい。
上から注ぐ感じで入れたら溢れてしまった。ノズルを突き刺して充填したほうがよさそう。
一応満タンになった。しばらくちょい使い用には困らないだろう。
家庭用(180g)から家庭用(50g)へ詰め替え
180gへの詰め替えよりも難易度アップ。50gの口が小さいため充填できる気がしない。まだ5割ほど残っているので今回の補充はあきらめる。
まとめ
詰め替えまでやる人はDIYユーザーに限られると思うので一般の人にはあまり意味がなかったかも。筆者は大物家具を何個か作ったので1年で1.5kgくらい消費。たいした節約にはならないが参考まで。
- 基本的に木工用ボンドの成分はどれも同じ
- 容量によって価格差が大きい
- 詰め替えることでコストを抑えられる