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キャンプ兼防災用に購入したLEDランタンが故障してしまった。それほど使い込んだわけではないのだがフタが破損。とりあえずボルトを留め具に代用して修理したので紹介する。調べてみると同じように破損した人が他にもいた構造的な欠陥ではないだろうか。
今回修理するモデル。旧型なので取り扱いは少ないかも。
こちらは同系の最新モデル。外見の違いはほとんどない。底フタの仕様も同じなので同様の問題は起こる可能性がある。
ボルトでの代替は応急処置なので自己責任でお願いします。保障期間内であれば無償で対応してくれると思うのでメーカーでの修理をおすすめします。
目次
ランタンの底フタが壊れた
数回の仕様で底フタが破損してしまった。ジェントスの品質を信頼していたのでかなりショックであった。
故障部分の確認
ランタンの底にあるフタが壊れてしまった。樹脂製のフタに金属のビスが埋め込んである。数回の仕様で金属部分が取れてしまった。
このように金属のビスがフタに埋め込まれている。
フタの受け部分も一部壊れた。
取れたのはこの部分。
底フタにビスの付いたフタをのせる。
本来はこのような感じで底フタが固定される。
納得がいかないのでお問い合わせ
底フタの破損はネットで調べたら他にもあった。構造的な欠陥ではと疑っている。長年ジェントスを愛用しているのでこの破損はショック。メールでの問い合わせ先がなかったので電話した。
ふない「LEDランタンの底フタ壊れたんですが・・・」
窓口「ご迷惑をおかけして申し訳ありません、送料を負担してランタン本体を送っていただければ調査できます。」
ふない「修理は有償ですか?」
窓口「ランタン本体を確認して有償か判断いたします。」
ふない「今後の製品改善のために破損部分の写真送ってもいいですか?」
窓口「困ります。」
ふない「今後の製品改善のために破損したフタ部分をおくってもいいですか?」
窓口「困ります。」
ふない「わかりました、対応ありがとうございました。」
※やり取りは要約しています。言葉遣いはかなり丁寧でした。
今回の破損状況が製品開発の参考になればと思ったのだが「クレーマー」扱いされてしまった。数回で壊れるフタ・・・。電池を入れるとバネで押し戻す力が強く底のビスにかなりの負荷がかかる。金属と樹脂の接合部分に強い負荷がかかれば壊れることは予想できそうなのだが。
エクスプローラー EX-1000C の底フタは強く締めると壊れる可能性があるため注意して扱ってください。エクスプローラー EX-1300Dも説明書を見る限り同様の形状のため同じように注意が必要です。
底フタの代わりにボルトを使う
既存のフタの強度に問題があるので代替部品としてボルトを使うことにした。
ボルトを使った代替部品
樹脂と金属を接合するのは強度的に無理と判断した。そもそもこのフタの作りに無理がある気がする。
同じサイズのボルトを購入。サイズは「W 1/4」の20ミリ。ホームセンターで実物を確認した。
長さもちょうどよい。
樹脂のフタは使わずボルトだけで固定する。
底フタの加工
ボルトにした場合突起部分が邪魔なので削り取る。
以前血迷って購入したプロクソンのルーター。使わずにゴミになるかと思ったが以外に出番が多い。もう少しちゃんとしたのを買っておけばよかった。
ルーターを買い替えるならサイズは大きいがスピード調整付きのこれが欲しい。レビューの評判もよく長く使えそう。
樹脂を削る場合は中央か右のピットを使用する。左のピットで樹脂は削れなかった。
このピットだと樹脂はほとんど削れなかった。
ざっくり削った状態。カッターで削るより10倍速く感じ。
紙やすりで仕上げ。
一応平になった。見えない部分なのでこれで仕上げ終了。
ボルトの加工
コインでも回せるようにボルトに溝を掘る。
このためだけに金のこ買うのは辛いので100均ですませた。
家にあった強力そうなクランプと木っ端でボルトを固定。
木材ごと切り刻む。
目安のライン。
100円ショップの金ノコ・・・恐ろしいくらいに切れない。
切れないのでかなり時間がかかる。100均で刃物系はやめた方がいいかもしれない。
ここまでくるのに試行錯誤して30分くらいかかった。もし次も同じ作業するならちゃんとした金ノコを買います。
金ノコの幅ではコインが入らないので刃を斜めにして溝を広げた。想像以上に時間がかかってしまった。
溝の幅を広げてようやくコインが入るようになった。
ボルトでフタを装着
付属のパッキン、購入したボルトとワッシャーで底フタを固定する。
防水性を考えパッキンを入れようと思ったが意味ないな。
パッキンを入れるとボルトがグラグラするのでやめた。最終的にはワッシャーとボルトだけで固定。防水の必要性を感じないが機会があれば対応してみたい。
見た目はアレだがボルト代だけで修理できたので及第点。
まとめ
はじめは既存のフタの修理を考えたがボルトにして正解だった。固定がボルト1本であれば壊れる心配はない。ただし今後はボルトとフタの接地部分に負荷がかかるのでそこが壊れたらアウト。エクスプローラー EX-1000Cをお持ちの方は底フタを強く締めすぎないようにご注意ください。
- エクスプローラー EX-1000C の底フタは強く締めると壊れるので注意
- エクスプローラー EX-1000C の底フタはW 1/4 20ミリのボルトで代用できる
- プロクソンのルーターは意外に活躍している
今回修理したLEDランタン。
こちらは同系の最新モデル。
ジェントスの製品って、電池の蓋の不具合が多いと思います‼️
今、エクスプローラの蓋の接触不具合で点灯しないです‼️ロックしたら消えて、少し回した状態なら点灯してます。
結構、ジェントス製品購入しましだか、多いですね‼️数年使用したらあかんですね。
マグライトや、10年以上使い倒しても、ジェントスのような不具合はないですねー
けど、ジェントスが安価だし類似がないので、やむ得ず購入してます
馬場哲之さま
コメントありがとうございます。
私はジェントス3つ購入しました。
「エクスプローラー EX-V777D」は作りがしっかりしており、やや暗いですがテント内で使う照明として便利でした。
「エクスプローラー EX-757MS」もしっかりした作りですが、落下でフタが破損しました(フタのスクリュー部分が割れた)。質感が良く気に入っていますが耐久性に不安が残ります。
「エクスプローラー EX-1000C」記事でも述べましたがチープな質感でフタ部分に不安があります。明るくキャンプで一晩使えるため便利なのでフタだけは改良してほしいです。
【購入したLEDランタン】
・エクスプローラー EX-1000C
・エクスプローラー EX-V777D
・エクスプローラー EX-757MS
おっしゃる通り樹脂製の本体だと耐久性は期待できませんね。
しかし、代替製品が少ないので次回の買い替えもジェントスになりそうです。