車検前に車載用発煙筒を交換~正確には発炎筒で使用期限のない車検対応LEDタイプへの交換がおすすめ~

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車検の時に費用を抑えられないかと調べていたらLEDタイプの発炎筒を見つけた。通常発炎筒は使用期限があり車検のたびに購入させられていたがどうやら無駄であったようだ。LEDタイプの非常信号灯でも車検が通り使用期限がなく安い。簡単に調べてみたが非常信号等の方がメリットが多く発炎筒を購入が無駄だと判断した。車検の前に自分で発炎筒を非常信号灯に交換しておくことをおすすめする。コストも抑えられ安全性も高いので買えない理由はない。

注意事項

価格や仕様などは2021年9月に確認したもので最新の情報と異なる可能性があります。ご了承ください。

発煙筒とは

車検時に必要とされるのは「発煙筒」ではなく「発炎筒」である。最近では使用期限のない車検対応のLEDタイプもあるようだ。

車載するのは発炎筒

タイトルに発煙筒としたものの車載する方は「発炎筒」である。

発煙筒

デモの鎮圧とかで使われるようなやつ。のろしなので遠くからでも場所を認識できる。ただし、煙だけなので夜間は見えない可能性が高い。

発煙筒(はつえんとう)は、火薬を用いて点火することにより、大量の煙を吹き上げ狼煙(のろし)を上げる器具である。花火の原理を利用している。

引用:発煙筒 – Wikipedia

発炎筒

車で使うのはこちら。赤色の炎がでるので夜でもはっきりとわかる。走行中に発煙筒を見たら瞬時に事故発生と認識できる。

発炎筒(はつえんとう)は、おもに自動車や船舶等に装備され、鮮やかな赤い炎を上げる筒状の道具である。

引用:発炎筒 – Wikipedia

車検に発炎筒が必要

車検の時に毎回見積もりに入っている発炎筒。使用期限があり毎回変えなくてはならないとか。

車検時の検査実施要領では「自動車用緊急保安炎筒はJIS規格品乃至(ないし)はそれと同程度以上の性能を有する事」と定められており、一般的な性能としては、
・燃焼時間 : 5分以上
・炎色 : 赤色炎
・光度 : 160カンデラ以上
のものが国内で販売されている標準的な発炎筒の性能である。

引用:発炎筒 – Wikipedia

非常信号灯

こちらはLEDで発光する信号灯。どうやら車検ではこのLED信号灯でも問題ないようだ。火薬を使った発炎筒と違い使用期限がないのが魅力。

上記の発炎筒の「160カンデラ以上の(回転する)赤色光」を発する発光ダイオードを用いた非常用信号灯も、非常信号用具として使用できる。使用は1回限りで有効期限の存在する発炎筒と違い、非常用信号灯は電池が持つ限り長時間、また何度でも使用可能である。

引用:発炎筒 – Wikipedia

発炎筒の処分

使用済みの発炎筒は家庭ごみでも処理可能。未使用のものはカー用品店(オートバックス、イエローハットなど)で引き取ってもらうしかない。意味なく使うのは怖いので最寄りのカー用品店に持ち込むのがよさそう。

発炎筒のデメリット

現在のLEDの性能を考えると発炎筒を使うメリットがほとんど見つからない。筆者なりに比較してみたが、発炎筒のメリットは「目立ち度」だけだと思う。

項目 発炎筒 非常信号灯
使用期限 あり 電池交換でほぼなし
燃料 火薬 電池
誤動作事故 危険 安全
使用時間 短い 長い
目立ち度 非常に目立つ 認識可能
使い方 分かりづらい ボタン押すだけ
処分 未使用は処分不可 家庭ごみでOK

使用期限

車検時の見積もりにだいたい入っているのがこれ。最近の車検の見積もりを見たら部品代で1,780円取られているのがわかった。火薬を使った製品なのでネットではちょっと購入が難しい。

ランニングコスト

車検時に交換になると毎回1,780円かかるので、4回の車検で約7,120円かかる。LED発炎筒なら約1,300円。2回目以降の100円は電池交換代。

車検 発炎筒 非常信号灯
3年目 1,780 1,000
5年目 1,780 100
7年目 1,780 100
9年目 1,780 100
合計 7,120 1,300

差分は約5,820円となる。

子供の事故

うちの子供は見つけたら100%イタズラすると思う。使用期限の残った発炎筒もLEDに交換したいくらいである。

駐車中に幼児が発炎筒をさわっているうちに発火させ、車に燃え移り全焼する事故がありました。お子さまが誤って発炎筒を使用した場合、やけどなどで負傷したり、車に燃え移り火災が発生したりするおそれがあり大変危険ですので、くれぐれもお子さまがさわることがないようご注意ください。 国土交通省では、再発防止の観点から注意啓発用チラシ(別紙)を作成し、HPに掲載するとともに関係団体を通じてユーザーに注意喚起と周知徹底を図ることとしました。

引用:報道発表資料:発炎筒の誤使用に注意!<br>~車両火災になることがあります~ – 国土交通省

非常信号灯に交換

 

調べてみると発炎筒を使うメリットがほとんどないことがわかった。子供のイタズラによる事故のリスクを考えるとLED非常信号灯の一択である。車検交換時にLEDタイプに交換した方がコスト的にもよさそうだ。

LED非常信号灯を購入

こちらが購入した発炎筒の代替品。ネットで900円くらいだった。電池付きなので購入後そのまま使える。「車検対応 非常信号灯」で検索すれば類似品もみつかる。

非常信号灯の確認

軽い樹脂ボディーでチープさがある。黒い部分がマグネットになっており車の屋根などに取り付け可能。テストで発光させてみたがかなり強烈な光。発炎筒に比べ発光時間が長いのもメリットだろう。

車検対応との印字あり。こいつの問題は「ボタンが押しづらい」こと。かなりイライラする。なんかグニャグニャして押してるんだか押してないんだかわからにような感じ。設計ミスではないかと思ってしまうレベル。押した感が全くないのだよ。

車検前に発炎筒と交換。問題なくすっきりと収まった。こどもはおもちゃだと思ってイタズラしそうな感じ。まっLEDなら問題ないだろう。

まとめ

車検のたびに毎回交わされていた「発炎筒」であるが無意味であった。LEDの非常信号灯にすれば電池交換だけで済む。コストや使いかって安全性を考えると非常信号灯の一択である。車検のタイミングで発炎筒を非常信号灯に交換することをおすすめしたい。

ポイント
  • 車検に必要な発炎筒はLED非常信号灯で代替できる
  • 発炎筒より非常信号灯の方がメリットが大きい
  • コストなどを考慮し車検時に非常信号灯への交換がおすすめ

火薬を使う道具と言う時点で使いかってが悪いと思います。

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