新型コロナウイルス死者数と自殺者数の比較～コロナ死者数は2,964名、自殺者数は20,381名、コロナ死亡平均年齢は約80歳～

新型コロナウイルスの死亡者数と自殺者数を比較した。理由は加熱する大手メディアのコロナ報道に疑問を感じたからだ。コロナに比べ自殺は10倍近く多く平均年齢もはるかに若い。SNSを見ると気づいている人が多くなってきていると思う。しかし、大手メディアからしか情報を取らない人たちはまだ気づいていない。

年間自殺者数

年間の自殺者数を確認。

自殺者の年齢分布

以下は令和元年の自殺者数の年齢分布である。40代が自殺のピーク。悲しいことに希望があるであろう若者の自殺者数が多い。

参考：自殺者数｜警察庁Webサイト

年間で約2万人が自殺している。これが正しい数値かわからないが参考にはなる。

参考：自殺者数｜警察庁Webサイト

自殺の原因・動機

経済問題と勤務問題を合わせると5,344名。

健康に続いて経済・生活問題も多い。

参考：自殺者数｜警察庁Webサイト

令和1年と2年の比較

令和2年の情報は11月分までしか公開されていない。12月分を足すと令和2年は前年度と大きな変動はなさそう。

東京都の自殺者数

東京都の自殺者数は約2千人。こちらも令和2年は昨年度に比べ大きな違いはない。

コロナ死亡者数と自殺者数

単純な死者数で考えるとコロナより自殺者数の方が多い。自殺は若者にも多いことが非常に気になる。

死亡者数の比較

自殺者数は毎年約2万人。新型コロナウイルスに比べ自殺者数の方が圧倒的に多い。しかも30歳未満の自殺が2,748件もある。

*1:引用：新型コロナウィルス感染症データ

そもそもであるが総死亡者数がコロナの前よりも差がないため死因が本当に新型コロナウイルスなのかも怪しいところだ。

総死亡者数についてはこちら。

2020年東京都死亡者数～コロナ禍の中で例年に比べ死亡者数が増えていない事実～

年齢分布の比較

コロナでは死亡者の年齢が平均寿命に近いが自殺者は平均寿命よりもはるかに若い。超ざっくりだがコロナの死亡平均年齢は約80歳で自殺の平均年齢は約50歳。高齢者に偏るコロナよりも若者にまでまんべんなく広がる自殺の方が数値的見て怖い。

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスが原因での死亡者はほとんどが高齢者である。

引用：新型コロナウィルス感染症データ

コロナ死亡者の年齢についてはこちらを参照。

新型コロナウイルス死亡者の年齢分布～コロナ死亡者の平均年齢は東京都79.3歳、鹿児島87.2歳、日本人の平均寿命は男81.25年、女87.32年～

自殺者

自殺者は40～59歳をピークに分布。コロナに比べ若者の死亡者数が圧倒的に多い。

参考：自殺者数｜警察庁Webサイト

まとめ

以前大企業に勤めているときに飲み会で社長と話せる機会があった。その時の社長が言った言葉を今でも覚えている。「この会社には若者の生き血をすする妖怪がたくさんいる。」これは、年功序列で年寄の給与を下げられず若者にしわ寄せが行っている現状を嘆いての発言だったのだろうか。経済、生活、勤務が自殺の原因として多くある。死亡者の平均年齢を考えると自殺の方が大きな問題ではないだろうか。子を持つ親として若者が幸せになれない社会に不安を感じる。出来ることは少ないかもしれないが今後も社会問題に対して目をそらさず声をあげたいと思う。

新型コロナウイルスよりも経済、生活、勤務で困っている若い人を助けた方がいいのではないでしょうか。