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以前から妻に災害用の電源を準備しておけと言われていたが放置。屋外でPC作業に電源が必要になり購入を検討。ポータブル電源は思ったよりも高価で簡単に変える代物ではなかった。災害時のスマホ給電と屋外でのPC作業を用途とすると容量は200Wh前後で十分。この要領であれば2万円以下での購入も可能となる。Amazonの売れ筋からスペックをまとめおすすめを選んでみたので気になる方は参考にしていただきたい。
価格や仕様などは2021年11月に確認したもので最新の情報と異なる可能性があります。ご了承ください。
目次
ポータブル電源とは
ざっくり言うと屋外で使用できる100V電源のことである。災害対策やアウトドアなど用途は様々。
災害用非常電源
メインの用途としてはこれだろうか停電が復旧しない場合の対策。情報収集のためにスマホ充電に使いたいとことだが、停電した場合基地局もアウトではないだろうか。簡単に調べてみたら基地局の無停電化対策をしているところもあるらしい。なのでスマホ給電用として使える可能性は高い。
アウトドア
利用シーンとしてはこちらの方が多いだろうか。昨今のアウトドアブームで色々と進化している。テント用のプロジェクタースクリーンがあり夜に映画鑑賞会なんかもできる。
屋外作業
車の出先でPC作業などに付かる。ただし、今のモバイルノートPCは長時間(8時間以上)駆動なのでそこまで必要ない気もする。実は筆者が今回モバイルバッテリーを購入しようとしたきっかけはこれ。
屋外でのPC作業
子守などで外に行く機会が多くなんとか外でPC作業が出来ないかと試行錯誤。アウトドアテーブルとポータブル電源でイケそうな気がしてきた。
ノートPCの駆動時間
ちょっと古いノートPCなのでバッテリーも持ちはイマイチ。フル充電からYoutube動画を連続視聴した場合約2時間半でバッテリーが切れる。エンコードや画像処理などCPU負荷がかかる作業をした場合は2時間を切ると思う。
dynabook M7はバッテリー駆動時間が約15時間もある。フル充電状態ならポータブル電源なしでも十分である。
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筆者が使おうとしているHPのノートPCはこちら。最近若干不安定ではあるがまだまだ十分に使えるはず。
ノートPCレビュー HP Pavilion 15-cs0000~お手頃ハイスペックPCを紹介~
PCを買い替えるなら災害対策としても使えるポータブル電源を購入した方がよさそう。
ノートPCの消費電力
今回使用するHPのマシンはCPUが省電力タイプなので比較的電力消費が少ない。ワットチェッカーで測ったところバッテリーFULL状態でのYoutube視聴で10wくらい。バッテリーが空で充電しながらの使用だと50w前後となる。なのでフル充電で持ち出せば10wで動作可能。負荷がかかった場合を考えても15wくらいでイケるのではないだろうか。
通信環境
スマホのデザリングを使って作業するのだが意外にスマホへの負荷が大きい。消費電力も多くなりそうなのでスマホも給電しながらの運用となる。ノートPCに比べれば消費電力は少ないので気にしなくても大丈夫だろう(いい加減・・・)。
ポータブル電源選びのポイント
トラブルを避けるためにも正弦波を選んだ方が良い気がする。
正弦波と修正正弦波
とりあえずこの2種類があることを知っておいた方が良い。修正正弦波は制限が多く合わない機器の場合故障するリスクもある。個人的には利用シーンを考えても「正弦波」一択でいいのではと思っている。
正弦波(純正弦波) | ・修正正弦波にくらべ多くの用途で使える ・修正正弦波より割高 |
---|---|
修正正弦波 | ・マイコン制御やモーターの機器が正しく動かないことがある ・正弦波に比べ安価 |
使用する機器を選ぶ修正正弦波は非常時にも使いづらいのでおすすめできない。
ポータブル電源は使い買っての良い正弦波を選択するのが無難である。
容量
容量は「200Wh」で表現される。この例だと200Wが1時間使える計算。単純に考えると20Wの機器であれば10時間使用可能となる。200Wのプロジェクターで映画を見たいってなった場合最低でも400Whの電源が必要。そこまでするなら電源ありのキャンプサイトいった方が良い気もするのだが・・・。
200Whで約 54,000mAhある。スマホのバッテリーが約3000mAhくらいだとすると18回くらいの充電が可能。家族分のスマホでも災害時には十分ではないだろうか。
プロジェクターみたいに消費電力の大きい機器を使おうとするとかなりの容量が必要になってくる。その場合ポータブル電源以外の手段も検討した方がいいかも。災害時であればソーラーパネルとか。もありだろうか。
コスパ
実売価格で超ざっくり計算すると1Whあたり約100円前後であった。価格をWhで割って100以下ならコスパよし、100以上ならやや割高。ただし信頼性や安定感などもあるので一概にどちらが良いとは言えない。
約2万円以下のポータブル電源
かなりざっくりであるがAmazonで売られていたポータブル電源をリストアップしてみた。
メーカー |
---|
品名 |
容量 |
最大出力 |
瞬間最大 |
波長 |
重さ |
Hz |
コスパ |
MARBERO | FlashFish | FLYLINKTECH | EENOUR | Powkey | Jackery | GOLABS |
ポータブル電源 M87 | ポータブル電源 40800mAh/151Wh | ポータブル電源 | ポータブル電源 P201 | ポータブル電源 80000mAh/296Wh | ポータブル電源 240 | ポータブル電源 204.8Wh |
83.25Wh | 151Wh | 277.5Wh | 200Wh | 296Wh | 240Wh | 204.8Wh |
80W | 200W | 300W | 200W | 350W | 200W | 60W |
120W | 250W | – | 400W | – | 400W | – |
修正正弦波 | 正弦波 | 正弦波 | 修正正弦波 | 正弦波 | 正弦波 | 修正正弦波 |
1.0kg | 2.5kg | 2.3kg | 1.5kg | 2.9kg | 3.1kg | 2.6kg |
60Hz | 60Hz | 50/60Hz | 60Hz | 50/60Hz | 60Hz | 60Hz |
★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
MARBERO ポータブル電源 M87
容量は少ないもののおしゃれな見た目で超軽量。修正正弦波なのでちょっとおすすめしにくい。
FlashFish
容量もあり正弦波だが若干重い。コスパも普通レベル。
FLYLINKTECH
正弦波でコスパが一番良い。他メーカーに比べると知名度が低く選んでいいのか悩む。
EENOUR ポータブル電源 P201
実は見た目的に一番欲しかったのはこれ。コンパクトかつ軽量で容量もちょどいい。ただし修正正弦波なの今回は泣く泣く見送り。
Powkey ポータブル電源
コスパが良く正弦波なので購入の候補となりえる存在。他にもいくつかポータブル電源を販売しているのでFLYLINKTECHよりは安心できるかなと思う。
Jackery ポータブル電源 240
超ド定番商品でとりあえずこれを買っておけば大きな失敗はなさそう。コスパも悪くないが重い・・・。
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GOLABS ポータブル電源 204.8Wh
修正正弦波なのでちょっと使いにくいか。コスパもそこまで良くない。
まとめ
結局のところおすすめはどれか・・・。
無難に行くなら「Jackery ポータブル電源 240」である。数がでている商品なので大きな失敗はないかなと思う。ただし、レビューを見ると不良もあるみたいなので保証期間内であれば直ぐに対応した方がよさそう。
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どうしてもコスパ重視したい場合は「FLYLINKTECH」をおすすめしたい。レビュー情報が少なく耐久性などは未知数であるが重量やコスパは今回みた電源の中でトップクラス。カタログスペックだけで選択するならこれになる。
では、安定の「Jackery」かコスパの「FLYLINKTECH」どちらを選べばいいか。個人的には軽量の「FLYLINKTECH」を選びたい。メーカーとしての安心感は薄いがコスパと容量もこちらが上で保証も2年付いている(対応してくれる保証はないが・・・)。アウトドア、災害対策、などの用途でとりあえず購入するなら「FLYLINKTECH」でいいのではないだろうか。筆者はタイムセール狙いでしばらく様子を見ようと思う。
- ポータブルバッテリーは使い買ってのよい正弦波が無難である
- コスパよりも事故なく安心して使えるメーカーを選びたい
- 災害時のスマホ給電であれば200Whで十分である
災害対策用と妻に言ったらGoサインが出ました。