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以前修理したジャングルモックの修理箇所が剥がれてしまった。子供とジャングルジムに登ったりと負荷のかかる使い方をしていたのが原因かもしれない。下地処理から圧着まで完璧にやったつもりではあったがソールの六分の一くらいが剥離。ソール修理もちょっと限界がありそうな気がしてきた。ただ、修理方法も中々慣れてきたので再度ソール接着にチャレンジしてみたいと思う。
以前のソール修理はこちら。
剥がれたジャングルモックのソールを補修~スニーカーソールの接着強度を上げるには下地処理と圧着がポイント~
剥がれたジャングルモックのソールを補修(2回目)~マスキングテープで手を抜くと大変なことになる~
靴の種類や素材によって正しく接着できない場合があります。ご了承ください。
目次
3回目のジャングルモックのソール貼り付け
色々と手慣れてきたので今回はすんなりと修理できた。
1. 修理箇所の確認
以前修理した箇所がペロッと剥がれてしまった。先端部分が20cmくらい剥離。砂が入っていたのでよく水洗いして乾燥。木っ端を挟んで奥まで乾燥させる。
2. 道具の準備
接着には「多用途US」を使用。実験した感じこれが一番よかった。
ゴム接着用のボンドを比較~靴底接着に使用するゴム用ボンド6種類の接着強度を検証~
あとは紙やすりとマスキングテープがあれば何とかなりそう。
- ボンド(ウルトラ多用途SU)
- マスキングテープ(3M)
- 棒ヤスリ(シューグーの付属品)
- スパチュラ(100円ショップの金属製耳かき)
- カッターナイフ(デザインナイフ、アートナイフがベスト)
今回は固定にマスキングテープを使ったので面倒な道具はない。
3. 下地処理
古い劣化したボンドがついているので気合ですべて除去する。ボンドを付けるよりも剥がす方がかなり大変。
こちらは除去した古いボンド。なんか黄色く変色していた。
ボンドをすべて除去したらヤスリを使って徹底的に下地処理。白い部分や汚れを可能な限り削り取る。
4. マスキング
前回失敗したマスキング。今回はマスキングの圧着と貼り付け位置に注意してみた。
マスキングテープは剥がれないようにしっかりと圧着する。はみ出たボンドがソールにくっつかないように接着面の際を狙ってマスキングする。
5. ボンド塗り込み
以下は前回の修理時の写真。ポイントは接着面にボンドをグリグリと塗り込むこと。やさしく塗り広げただけでは接着効果がでない。
6. 圧着
前回、前々回とパラコードを使って圧着したのだが今回はマスキングテープのみ。部分的な接着なので今回はこれで十分だった。すき間が出来ないようにグリグリ圧着しながらマスキングテープで補強。下地処理に続いてこの圧着が重要。可能な限り接着面をぎゅぎゅっとくっつける。あと、はみ出たボンドは可能な限り拭き取っておくこと。圧着した時にはみでたボンド大変なことになる。
はみ出たボンドを可能な限り除去する。
7. 乾燥
特に急がないので今回は四日くらい放置。基本は一日あれば大丈夫だと思うが長ければ長い方がいい。
8. 開封
マスキングテープで圧着できるかちょっと心配だったがパラコードよりもしっかり圧着できたぽい。
マスキングテープの養生がうまくいったのでほとんどはみ出さなかった。
9. 余分なボンドの除去
マスキングテープの養生をきっちりしていたので仕上がりはばっちり。はみ出たボンドも事前に除去してあるので仕上げも簡単。
ソールを傷つけないようにはみでたボンドをカット。
ほんのちょっと切り込みを入れればマスキングテープと一緒にキレイに剥がれる。
ペリペリと剥がれる。
はみでたポンド。
10. 完成
一応これで完成。ちょっとはみ出たボンドが気になるがまぁよしとする。
もう少し処理すればきれいになりそうだが無理しない。
養生がしっかりしていたので時間をかけずに仕上げられた。
ちょっと目立つが足元なので大丈夫だろう。
まとめ
今回はしっかり接着したので耐久性は出たと思うがどこまでもつか怪しいところ。ゴム全体の劣化もあるのであと1年くらいが限界だろうか。次回はモックの2.0もいいかなと。お店で確認したら履き心地が微妙だったので普通のモックが無難かも。ただこのジャングルモックはすべりやすいので2.0のビブラムソールも気になる。まぁ、壊れるまでゆっくりと次のくつを考えよう。
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- マスキングテープの養生をしっかりすれば仕上がりが良くなる
- 部分的な接着であればマスキングテープでも圧着できる
今度壊れたら買い替えるかもしれません。